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Nintendo Switch 左コントローラの不具合対策

任天堂スイッチに付属する無線コントローラー“Joy-Con”の左側に通信系の問題がある初期不良品がまじっているらしく、うちでもイカちゃんが急に敵の前に走り出して即死という悲劇がたまにおこります。スイッチは発売日に購入しました。

この件で任天堂に修理に出したらコントローラー内部に導電性スポンジが追加されていたという海外サイトの記事がありました。修理前後の内部ネジの向きからも、もの自体は一切変わっていないようです。

導電性スポンジは仕事柄いくらか持っているのでこれを試してみました。一般にも売られています

コントローラーには特殊なネジが使われているので 分解にはこういった工具 を用いました。ぱっちん止めもされてますので工具付属のこじ開けヘラを差し込みます。

電導性スポンジがあったという基板の無線アンテナパターン部。単純にここに置くだけのようです。

最初その理由がわかりませんでしたが、よく見ると純正状態では、別部品になっているZLボタン用のかなり長いフレキシブルケーブルがアンテナを触ってます。コントローラーを振り回すようなゲームでは位置が変わったりもして電波的にあまり良さそうではありません。導電性スポンジを間に入れることで距離を取ることとさらに電磁遮蔽も期待しているのでしょう。

日本の任天堂は認めていないようですが Nintendo of America では「製造上のばらつき」と説明しているそうです。組立工員によるこのフレキシブルケーブルの通し方によってアンテナに干渉したりしなかったりということで先の説明になったのかもしれませんね。

記事ではもっとちいちゃいスポンジでしたがせっかく(?)なのでアンテナ部分全面を覆ってみました。先のフレキシブルケーブルが折れ曲がらないよう注意しながら組み立てて終了。

数日遊んでますが今のところ特攻など誤動作は起こってません。ただそれでもスプラトゥーンの勝率は上がりませんから、どうもコントローラー以外のとこにも問題があるようです(涙)。

なおこれに関するご質問やご依頼などは承っておりません。ご自身での対策をおすすめするものでもありません。今の時点では全てのSwitchが保証期間内ですから、誤作動や操作の遅延などある方は早めに任天堂に修理依頼をして下さい。

ReadyNASのスクラブがとてつもなく遅いのが直ったよ(喜)

NETGEAR ReadyNAS 316 というNAS(ネットワークのディスクみたいなの)を使ってるんですが、定期的に行うスクラブ(SCRUB : ファイルの自然破損を防ぐために全領域を再書き込みする機能)がいつの頃から何日もかかるようになり、直近では24時間で2%しか終わらないという状態でした。その間NASは反応が悪く使いものになりません。このスクラブが遅い件は海外フォーラムでもたまに問題になっており、NASを初期化したら直ったというあまり受け入れたくない結末ばかり。そうせずにすむ(かもしれない)解法をたまたま見つけたのでお知らせします。

それは、スナップショット(過去のファイルに戻せる機能)と Bit Rot 保護(リードエラー時にファイルを修復する機能?)を全共有でオフにし、保存されているスナップショットを全て消す、です。ひょっとしたら最後のだけでいいかもしれません。

[スナップショット削除の方法を教えてください。 | ネットギア【NETGEAR】]

当初あきらめて初期化を決めたんですが、10ヶ月分、数百GBのスナップショットがあってバックアップにじゃまだと思い削除したのが効きました。通常のバックアップだとそもそもスナップショットはコピーされないようなので、報告されている初期化(+リストア)で解決するのはこのためかもしれません。


何十日もかかりそうだったスクラブが10時間ちょっとで完了しました。反応の遅さは感じますがこの間もNASは普通に使用できました。構成は3TBのWD Red 3台のX-RAID。FW 6.8.0。

スクラブを開始するといくつもの kworker プロセスがCPUを占拠し始めるのは解決前後で変わらず、ただ異常時は btrfs が上位にほとんど登場しなかったような気がします(うろ覚え)。

あ。あと、いつの間にか24時間ずっと点きっぱなしになっていたフロントパネル照明が、タッチしたときにだけ点灯する正常動作にこのタイミングで直っていました。ふしぎ。。。

 

■追記 17/9/5 : スナップショット21日分、全共有BitRot保護、TimeMachine 500GBに設定してのスクラブは19時間半でした。倍ですね。どれが時間増えた原因かわかりません。


■追記 17/10/1
: FW6.8.1にしたらまたフロントパネル照明が点きっぱなしに(涙)。


■追記 17/10/5
: BitRot保護を全共有でオフにしスクラブをしてみたところ24時間10分かかりました。先月から4時間以上延びてます。。。関係無いですけど途中から kworker プロセス群のCPU使用率がぐっと下がるんですがそうなるとスピードアップするみたい。


■追記 17/10/6
: スクラブを遅くする原因はスナップショットだと結論づけました。フロントパネル照明が点きっぱなしになるのもこれです。

・ReadyNAS316の状況 : WD RED 3TB x 3 / データ1.67TB / 空き容量3.78TB / スナップショット50GBぐらい

・スナップショット機能だけを全共有でオフにし(念のため再起動後)スクラブ。2時間0分で5.89%の進みは昨日と同じなのでここで中止。

・さらにスナップショットも全消去し再起動すると、FWアップデート後点きっぱなしになってた照明が消えました(なぞ)。そのままスクラブし、2時間0分で7.46%、3時間10分で11.88%、6時間18分で40.19%、9時間0分で71.71%、10時間30分で86.99%、11時間55分で終了。

・急激に速度が上がった 40.19%の時点では、高負荷の kworker がいなくなっていました。ディスク全体をチェックするというスクラブですが、ディスク使用量が30%なのを考えると、空き部分では進みが速いのかも。

・で。スナップショットはもう使いません。またBit Rot保護は「仮想環境のデータストアとして使用する場合、パフォーマンスに影響があるため無効にすることを推奨します」とありデフォルトでもオフですが、これはオンにしようかな。あとスクラブ関係では、動作中はTimeMachineがタイムアウトになるのか最初からとりなおしになる場合が多いのでMacのバックアップをNASに入れるのはやめようと考えてます。


■追記 17/10/16
: Bit Rot保護のオンオフをCrystalDiskMarkでベンチマークをとってみました。他で書いてますがこのReadyNAS316は標準2GBのメモリを4GBに交換してあります。

まずオフ(BitRot保護無し)の状態。

オン(保護)の状態。シーケンシャルライトが数パーセント遅くなってますが、4kのリードは数パーセント速いという、誤差と言えそうな言えなそうな、なんだかよくわからない感じ。まあBitRot保護はオンにしようと思います。

ベンツのアクセルペダル故障内容確認

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メルセデスベンツのスロットルペダルが故障したとのことでその献体を分解してみました。二系統あるペダル出力のうち低電圧側が電源電圧に張り付くという不具合です。

スロットルコントローラを使っていると壊れやすいといううわさもあるようで、技術協力のダウンシフトブリッピング装置も他人事(?)でなく気になります。

最初に結果を言うと(少なくともこのペダルの故障に関しては)スロコンなどの後付装置は全く無関係でした。

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樹脂とシール剤が大変硬く超音波カッターで切り刻んでようやく分解できた計測部分は可変抵抗では無く、磁力の変化により角度を測る半導体センサーでした。スライド接点と異なり非接触なため耐久性に優れますが、しかしうまくできているものです。

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センサーの1つが故障しているのかと思いきや、よくよく基板を見るとスルーホールがはがれています。つまり断線状態。センサーは正常でした。

もし他に壊れているペダルも同じなら製造不良に近いかもしれません。なおこのスルーホール、省いた方がシンプルな回路設計ができたはずという悲しい(というかナゾな)もの。

そうそうこの状態でしたら直すのはすぐですがここに至るまでが非常に大変なので、修理は承りません。新品ペダルを購入するのがベストです。