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SST・ASC・ICWS自動復帰装置に機能追加予定

発売中のランサーエボリューションX SST・ASC・ICWS自動復帰装置に新機能の追加を企画中です。というか試作プログラムは今ほど完成しました。

SST走行モードをSPORTからS-SPORTに切り替えるとき▲ボタンを長押しする必要がありますが、これをちょん押しでS-SPORTにできるちょっとした機能です。

SST ECUの仕様である長押し自体を無くせるわけではないので人の代わりに装置がこの操作をするだけですが、それでもS-SPORTへの切り替え作業が楽になるのではと期待しています。代理操作中はメーターパネルを点滅させるなどしてドライバーに通知も行う予定です。

デフォルトではこの機能はオフにしますが、それでも自動車メーカーがあえて長押しが必要な操作にしたものを変更するのはどうなのかなあという気もしますので、使ってみてつまらなければ導入は見送ります。

もし追加する場合は、すでに同装置をお買い上げの方には実費にてバージョンアップを行います。準備が整い次第メール等にてご連絡しますのでお待ちください。

Z33 VDC通信解析

イエローガレージさん(群馬県伊勢崎市/地図)のご協力で、フェアレディーZ Z33 VDC(ビークルダイナミクスコントロール/横滑り防止)の状態が車両の通信ではどう認識されているかをチェックしました。

早々に試作機を製作し、来週には装着・テストを行う予定です。

Z33前期 VDC自動復帰装置開発予定

フェアレディーZ Z33 前期のVDC(横滑り防止装置)自動復帰装置の開発を行います。

エボX用の自動復帰装置同様、車両の通信を監視しVDCの状態を常時キープします。VDCオフの状態でエンジンを切れば次回始動時には確実にオフではじまりますので、サーキット走行などでもいちいちVDCのボタンを押す必要がありません。

VDCではなくTCS(トラクションコントロール)装備車には通信内容が違うため対応しませんが、車両をお借りすることができれば対応できます。Z33後期やZ34等についても同様です。興味のある方はココアシステムズまでご連絡ください。

新版のSST用自動復帰装置はもう少しお待ちください

先週末、隣県にお住まいの真尾さんご夫妻(仮名)に開発協力いただき、新版自動復帰装置のSST走行モード復帰テストをいました。

新版の特徴は入出力を1本の電線で行うことで、これにより車両配線が旧版に比べ減り作業もずっと楽になることでした。その代わりプログラム的には、自動復帰装置が自ら行う操作と、人間が(装置から見たら気ままに)行う操作との区別・判断がつきづらくなるという難点があり、今回はその点でハマってしまいSST走行モードのSスポーツのみ自動復帰させることができず持ち越しになってしまいました。

SST・ASC・ICWS(インタークーラーウォータースプレー)自動復帰装置第二版の発売はもうしばらくお待ちください。

エボX SST車両用の自動復帰装置は車速情報が必要

エボ10 SST用のSST・ASC・ICWS自動復帰装置はある意味単純な5MT用とは異なり、車速情報も必要になります。Sスポーツへの設定が10km/h以下でなければならない制限があるためです。

逆に、これがわかれば停止状態で時速300kmというメーター表示を行うことも難しくありません。

同じ原理で、手間をかければ社外メーターのように始動毎にオープニングでタコ・車速の針をぐいーんと回すことも可能ですが、たったこれだけの機能なのに何万円もする製品になってしまうので正直現実的ではありません(笑)。

エボX用ASC・ICWS自動復帰装置第二版完成

完成した今となればちょっとしたことだったんですがそれに気付かず回路・プログラムとも何度も修正しようやくエボX用ASC・ICWS自動復帰装置の第二版ができました。化粧ステッカーはまだ貼っていません。

機能的には第一版と同じですが、第二版では車両への配線が減り、また誤配線に対する保護回路がさらに強化されました。

早々に説明書を作り直し、5MT用は近日中に発売開始です(納期1週間程度)。SST用はまだプログラムが終わっていませんので少し先になりそう。

これでココアシステムズの全製品が「開発中」という事態から脱出の見込みです。いやーよかった。

GRB/GVB用Gセンサー

現行インプレッサ用のGセンサーを買ってみました。うまく解析できればDCCDコントローラの開発につながるかもしれません。

以下は現在のココアシステムズ製品の開発状況です。

  • エボ10用ASC・ICWS自動復帰装置 … 車両への配線を減らした新版回路製作中
  • エボ10用ACD/AYCコントローラ … 実車装着しての動作チェック中。まだコントロールはしてません :p

ケース加工も自前です

開発中の33,34GT-R用アテーサコントローラ・エボ10用ACD/AYCコントローラ共通の操作部を製作しました。

ココアシステムズにはプログラムで切削を行うNC旋盤があるためケース加工も自前で行っています。

もちろんこれも先のプリント基板同様に試作サイクルをあげるためと超少量生産製品の価格を下げるためです。

ただNC旋盤の構造上どうしても正円を切削することが難しいのでボタン部分はステッピングドリルできれいに拡大しています。丸じゃなく四角いボタンの方がいいのかしらん。

製品完成まで大量のプリント基板を作ります

試作品のためモザイク入りで失礼します。

ココアシステムズでは自前でプリント基板を製作することができる設備があるため、開発期には、場合によっては1日に何度も回路を変更・基板試作する事があります。

写真の基板もいったい何代目でしょうか。

またココアシステムズ製品のような超少量生産では自前の方がずっと安い単価で基板を製作でき、その分製品価格を下げることができます。

ACD/AYCコントローラーのシクミ

上の黒いのがエボ10のGセンサー、下のが過去記事の開発くん1号(って名前でしたっけ?)

ACD/AYCコントローラーの仕組みは、おおざっぱに言えば純正ACD/AYC(S-AWC)ECUに入るGセンサーの情報を適切に補正することでアンダー・オーバーが調整されるという感じです。

写真は横(Lateral)が0.06G、前後(Longitude)が-0.17Gという状態。Gセンサーが傾いてるので重力が引っぱってるということですね。通信にオーバーフロー(“OvFr”)がちょっと出てますがまとめて液晶表示をしてるのでこのときにこぼれてます。製品は表示・操作といった部分は全部別のICが受け持つので問題ありません。

現状エボ10ではACD/AYC ECUを書き換えることはできず、制御を変更したい場合はMoTeCやGEMSといった純正置き換えフルコンACDに頼らざるをえませんが、残念ながらRS専用でGSRのAYCには未対応です。

この製品はノーマルACD/AYC ECUの特性をそのまま生かしつつタイヤ・路面状況に応じてユーザが効きをコントロールでき、またECU自体には何も手をつけないのでノーマル復帰も簡単という特徴があります。

まだそこまでいってませんが(^^;)。

追記 : 完成した本技術は Do-Luck製“DTM2” に採用され現在発売中です

ハイパーレブ ランエボNo.10新製品紹介に

12月26日発売のHYPER REV 三菱ランサー・エボリューションNo.10に、発売中のASC・ICWS自動復帰装置と、開発中のACD/AYCコントローラ(仮)が掲載されました。

一部の開発用ソフトウェアの手配が遅れACD/AYCコントローラ(仮)の試作が中断していましたが昨晩ようやくそろいましたので今日から再開しています。

ACD/AYCコントローラ【開発中】

ココアシステムズではエボ10用としては初となる(と思われる)ACD/AYCコントローラーを開発中です。

エボ10ではECUやセンサー類が互いに通信をしているためエボ9までのようなアナログ的手法では解決できず、大量の通信を解析するところからはじめなければなりませんでした。

時間はかかりましたが、まずは机上で制御に必要と思われる部分がわかったので、車載を想定した機材を製作しました。


これは解析・開発機1号くん。ケースに入りきらなかったなどいろいろ不都合はありますがとりあえずこれで車載テストを行います。製品はこれとは全く違うものになりますのでご安心ください。

このコントローラの基本動作は純正のターマック・グラベル・スノーの各モードを生かした自動調律タイプなので、トランスファーやAYC機構に負担をかけることなくコーナリング特性をお好みに調整することができるようになる予定です。

ACD/AYC ECUとどう折り合いをつけるかプログラムを調整しているところです。いくらか先が見えればこれも東京オートサロン2012に展示予定ですのでご期待下さい。

現在はGSR専用ですが、RSにも今後対応予定です。

追記: コア技術が Do-Luck 製 DTM2 として製品化されました