アーカイブ : 2012年 6月

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風洞実験最終日はちょっとお遊びムードで

VOLTEXさん実車風洞実験最終日の今日はOPTION2誌の取材でした。

昨日までの細かい変更・計測の連続では「画」になりづらいこともあり、普段なら試さないようなテストをしてみました。例えば初夏の風が心地いいルーフオープン状態とか。

見た感じダメそうですが実は意外とそうでもなかったりで驚きです。

オープンルーフにはしませんが(笑)、今回の実験で見つけた高効率エアロデバイスを身につけ8月オーストラリアでのワールドタイムアタック(WTAC)で戦ってきます。現地からなるべく更新しますのでご期待下さい。

風洞実験の計測システム

実車風洞実験の内容はVOLTEXさんのブログまたはフェイスブックをご覧いただくとして、ここではココアシステムズ担当の計測システムを簡単に紹介します。

風洞を動かした時のダウンフォースは4輪それぞれに敷かれた大型の体重計(みたいなもの)で、ドラッグ(空気抵抗)は車両後端に水平設置されたバネばかり(みたいなもの)でその変化を計測しています。風速は風洞に設置されたピトー管という圧力センサーから拝借。

各センサーの生値を左端の装置に入力し、昨日載せた解析ソフトウェアで処理・記録します。

これを計測後すぐ、直前または過去のデータと比較してエアロデバイスの効果の判断をVOLTEXさんがし、この値だけでは見えない空気の流れを読みながらパーツを付けたり外したり大きくしたり小さくしたり角度を変えたりとひたすら試すわけです。

場合によっては車両各部の圧力や風量計測も加わりクルマは配線・配管だらけ。もちろん装置を作るのも付けるのも一苦労です。

風洞実験初日

今日からVOLTEXさんの実車風洞実験が始まりました。車両はもちろんWTAC参戦のS2000RR。

低速で風洞を動かしながらまずはスモークワイヤーで全体的な空気の流れを検証します。フロントからリヤウイング下面まできれいに流れています。

風洞実験と言えばこの煙と毛糸のイメージですが実際にはこれだけでは効果を判断できないので、四輪のダウンフォース・ドラッグ(空気 抵抗)がどう変化するかをココアシステムズ作成のソフトウェア・装置でグラム単位(明らかにオーバスペック ^^;)で可視化・記録し高効率ハイダウンフォースなエアロデバイスの開発につなげていきます。

風洞実験の準備

VOLTEXさんが定期的に行っている実車風洞実験の計測解析のため三重大学に来ました。しばらくの間は毎日「出勤」です。

今回のテストはもちろんWorld Time Attack Challenge(WTAC)に参戦のTopFuel with VOLTEX S2000RR。

このようにクルマを持ち上げ奥に少し見える風洞に置きます。準備が結構大変。

明日から実際に風洞をまわします。

VOLTEXエアロデバイスの効果

先日の富士スピードウェイテスト走行ログから、ホームストレートの車高を抜き出したグラフです。見やすいよう前後輪の縦位置調整して掲載。変化としてご覧下さい。

グラフから、最終コーナーを抜け前上がり後下がりの加速姿勢から車速が上がるにつれダウンフォースの増加によりどんどん車高が下がっていることがわかります(一般車は車速上昇と供に浮いてきます)。そしてクルマを1コーナーイン側に向けはじめブレーキ、という感じですね。

概算ですが停止状態との比較から、優に車重を越すダウンフォースが出ていました。全開を続ければ天井も難なく走れるわけです。

テストのためまだ車高が高くグランドエフェクトはそれなりとのことでしたが、VOLTEXエアロデバイスの効果がはっきりわかる結果でした。

TopFuel with VOLTEX S2000 富士スピードウェイテスト

ワールドタイムアタックチャレンジ(WTAC)参戦のTopFuel with VOLTEX S2000のテストを富士スピードウェイで行いました。ドライバーはWTACでもこの車両でアタックを行うNOB谷口選手

ココアシステムズはいつもの走行解析です。

昼過ぎから雨の予報が出ていたため、休めるのは車両がコースに出ている間だけというみっちりの走行でしたが、特に問題なくハイスピードでセッティングを進めることができました。

さてココアシステムズの次の仕事はこの車両の風洞実験での各種計測です。三重大学にて実車でVOLTEXエアロデバイスの開発を行います。大型ファンモーターを回すためのインバーターのノイズが心地よくてすぐ眠くなるんですねえ(笑)。