アーカイブ : 2019年 4月

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LS500 車高が安定しないのはロワリングキットのせい?

レクサス LS500 / LS500h エアサスECUの車高センサー内部補正値を調整するツールを試作しました。

ユージーランドボディー製エアサスコントローラーアドバンスの技術協力中、これとは関係無いみょうなタイミングで車高が自動的に上がってきたりして、それがずっとナゾでした。テスト車両にはロワリングキット(センサー位置を変更しシャコタンにする社外製ロッド)が装着されています。

LS500 はこれまでのクルマと比べロワリングキットの調整が難しく、少し動かしたぐらいではクルマは全く反応しないくせにちょっとしたことでグイっと車高が変わったり、また試走路の状況で左右の車高に差が出たりと、とっても大変とのこと。

エアサス解析の中でこのクルマのECU内部車高値が不揃いなことはわかっていたので、今回のツールで横方向のみ実車高を加味したほぼ正確な水平状態に補正したところ、ナゾの車高調整が入ることが無くなりました(加減速などの姿勢変化や悪路走行による自動調整は行われます)。どうも左右に差があるとECUはその時々で高い方だったり低い方だったりを見て車高をあわせにいくようで、そのずれの分で安定しなかったみたいです。

こういった調整ツール無しでロワリングキットできっちりローダウンさせるためにはLS500の場合、補正後車高(内部値)がモニターできる診断機を見ながら、タイヤが接地した状態で車を上げられるアライメント用リフトなどで作業を行う必要がありそうですが、一般的なショップにはない設備なので実際にはなかなか難しいかもしれません。ですのでLS500をこれからローダウンする場合はロワリングキットではなくユージーランドボディー製エアサスコントローラーアドバンスをおすすめします

なお取引先以外の調整は承りません。ツール販売の予定もありません。

ついでにですが、ロワリングキットとエアサスコントローラーでは下げたときの乗り心地が違うなんていうウワサもありますが理論的にありえません。物理的か電気的かの違いだけで車高センサーの値を調整してノーマル位置をごまかすという仕組みは全く同じだからです。そもそも車高が同じならサスペンションのエア圧も等しく、減衰力は車高センサーに無関係なのですから、変わりようがありません。ただどちらも下げすぎれば低エア圧で踏ん張り感が減り、またバンプラバーに当たり突き上げも増えるので、その場合はユージーランドボディー製の“ハイブリッドエアサス”や“SSキット”で充分なエアボリュームとストロークを確保してください。車高ももっと下げられるようになります。

ユージーランドボディー製 LS500 / LS500h 用エアサスコントローラーアドバンスの詳細はこちら。

エアサスコントローラー取り外し用アダプター

技術協力のユージーランドボディー製 レクサス LS500 / LS500h 用エアサスコントローラーアドバンス用に、コントローラー(操作部)を外しても問題ないようにするアダプターをつくりました。

コントローラー(操作部)が装着されていることでディーラーに入庫を断わられる、車検が通らないなどの時にこれに入れ替えます。単純に外すだけだとメーターディスプレイに山盛りの異常が表示されます。

アダプターはエアサスコントローラーアドバンス指定のコントローラー(操作部)用ハーネスに対応、別売りオプションです。

詳しくはユージーランドボディーさんまで。

LS500 エアサスコントローラー アドバンス 完成

技術協力の、新型レクサス LS500 / LS500h 用エアサスコントローラーアドバンス(ユージーランドボディー製)が完成しました。任意に設定した車高での走行を実現します。RWD・AWDとも動作確認済。

LS500のサスペンションECUは非常に複雑な車高制御を行っているため、一般的なエアサスコントローラーを取り付けただけでは操作中に制御がロックされ動作しなくなったり、高速走行で車高を下げる純正機能がローダウン状態からさらに働いたりとなかなか危険でした。

そこでユージーランドボディーさんではECUに直接作用する追加モジュールを新たに開発、純正機能を生かしながらこれらの問題を解決することに成功しました。なお車高設定操作には写真の既存製品を用います。

すでにロアリングキットをお使いの方の、いつの間にか上がっちゃう車高に対応して低めに設定すると今度は高速走行で底突きするというジレンマにもユージーランドボディー製エアサスコントローラーアドバンスは有効です。

お問い合わせ・ご購入はユージーランドボディーさんまで。複雑な取り付け作業が必要ですので同社または指定ショップへの入庫が必要です。

※ 本製品は走行可能な範囲内で車高を調整するためのものです。イベント、オフ会などでエア・ゼロの限界にまでローダウンさせる場合は同社製“ゼロシステム”をお使いください