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取りつけ

配線については全車同一ですが、内装作業は車種により多少違いがあります。

必要工具

予め以下の工具を準備ください。

  • 内装はがし
  • 10mmのメガネレンチ等
  • T20, T25, T30のトルクスレンチ
  • 細めのマイナスドライバー
  • (製品に付属)マイナス精密ドライバー

前後バッテリーのマイナス端子を取り外す

最初に、トランク・ボンネットそれぞれにあるバッテリーのマイナス端子を外して下さい。

なおトランクが電源断の状態で閉まると大変面倒なことになるので、それを防止するためフックにウエスを縛っておきまましょう。

内装外し

運転席足元上部の内装を外します。2カ所のクリップを回し、左側のパネルを手でひっぱるか内装はがしで外します。

スピーカーとフットライトのハーネスを外します。コネクター端に爪がある面を多少押しながら引っ張ると抜けます。グローブをすると楽。スピーカーに固定されているハーネスは内装はがしで取り外します。

サイドの銀のプレートを内装はがしで外し、見えたネジとクリップを取り除いたあと黒いパネルを外します。

ボンネットオープナーを引き上げながら、奥にあるクリップの下側に細めのマイナスドライバーを差し込みこじって抜き取り、オープナーを外します。オープナーを持ち上げ続ける手がわりとつらい。

ネジを外し、内装はがしでこのパネルも取り外します。裏側のクリップが車体側に残っちゃう場合が多いので、外してパネルに戻しておきましょう。

アクセルペダル下のキャップを外し、奥のネジを抜き取ると、アクセルペダルが外せます。コネクターが付いたまま左によけておくだけでOK。

配線

コネクター② K-CAN4

A258*7B

運転席足元のカーペット(極厚スポンジ付き)を強引に開いたところに見える、② の白いコネクターをボディーコンピューターから外します。両サイドの爪を押しながらレバーを引き下げるとせり出してきます。

付属の精密ドライバーを黒い内部コネクターとのすきまに差し込み、柄を写真右に倒してこじるとその黒い内部コネクターが引き出されてきます。次に灰色コネクター側も同じようにして抜き取ります。

抜いた黒・灰の内部コネクターをスライドして分離します。

コネクター両端にピン番号が書かれていることを確認してください。

付属の精密ドライバーで車両側の33番(緑)を外し、そこに装置6極ハーネスのオレンジ線を差し込みます。次に車両側の34番(緑/オレンジ)を外し同ハーネスの白線を差し込みます。コネクター中間にも端子ロックがあるので無理に引き抜かないよう注意。

外した車両の緑線緑/オレンジ線が、装置のオレンジ線白線にそれぞれ接続されるよう、付属の黒2Pコネクターに差し込みます。電線のネジネジ(ツイスト)はほどかないでください。

まとめると次のとおり。

車両コネクター②6Pハーネス黒2Pコネクター
33番 緑オレンジオレンジ
34番 緑/オレンジ

異音防止のため、接続した2Pコネクターには付属のスポンジテープを写真のように貼りあわせておくといいでしょう。粘着面を強くつまんでおくとはがれにくくなります。

車両コネクターを組み立て、外した場所にゆっくり戻します。

入れ間違いや純正戻しなどで純正電線をコネクターから抜く方法も記しておきます。

精密ドライバーをこの穴に差し込むと最初のロックが外れるので電線を少し引き、タブ内の二段階目を、ECU端子を抜いたときのように解除して引き出してください。

コネクター⑩ ドアハンドル照明

A258*9B

⑩ のコネクターを外し同様に分解してください。

せまくて作業しづらい場合は、ハーネス分岐部分の布テープを切り開くなどしてコネクターを引っ張り出してください。カット時に電線まで切らないよう極めて注意!

車両側の52番(灰/黄)を外し、そこに装置6極ハーネスの緑線を差し込みます。

外した車両の灰/黄線が、装置ハーネス青線に接続されるよう、2Pコネクターを組み立ててください。

車両コネクター⑩6Pハーネス黒2Pコネクター
52番 灰/黄

コネクター⑧ ライトカーペット (装備車両のみ)

ライトカーペット装備車だけの作業です。

A258*5B

⑧ のコネクターはせまくて難易度高めです。

下段コネクター全体を覆うカバープレートは外さなくて構いません。

車両側の30番(緑)31番(黄/緑)を外し、そこに装置4極ハーネスの紫線黄線をそれぞれ差し込みます。

外した車両の緑線黄/緑線が、装置ハーネス灰線青線に接続されるよう、2Pコネクターを組み立ててください。

車両コネクター⑧6Pハーネス黒2Pコネクター
30番 緑
31番 黄/緑

電源

6Pハーネス 黒線はアースです。ボディーの適切な場所にネジ留めしてください。

6Pハーネス 赤線のヒューズは、コネクターブロック上方にあるミニヒューズホルダーの空いているところに差し込みます。写真矢印向きに電気が通るので、ヒューズの電線が外側につくようにするといいでしょう。

動作確認

6Pハーネス、ライトカーペット装備車は4Pハーネスを PARKLIGHT MOD 本体に差し込みます。

コネクターの隙間をのぞきながら、エンジン始動または診断モード(電源ボタンを素早く3回押す)にしてください。正常なら青色LEDが点灯するはずですが、点灯しない場合は電源配線、一瞬点いて消える場合はコネクター②の作業を見直してください。

ヘッドライトまたはスモールライトを点け、PDCモードにし、ドアハンドル照明・カーペット左右(装着車)が点いていることを確認してください。ドアハンドルが点かない場合はコネクター⑩、ライトカーペットが点かない場合はコネクター⑧の作業を見直します。iDriveのエクステリアライトでそれぞれの照明がオンであることも確認してください。

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