アーカイブ : 2021年 7月

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レヴォーグ VN アイドリングストップキャンセラー試作

A PIT オートバックス東雲が開発する レヴォーグ VN5用アイドリングストップキャンセル装置の技術協力をしました。

デカいセンターディスプレイに表示されるボタンを2つタッチすることでアイドリングストップを止められますが、物理ボタンのように手探りで操作できないものをエンジン始動ごとに毎回行うのはなかなかまんどくさく、他車のようにアイドリグストップ切り替えボタンをアナログ的にタイマーリレー等で代理プッシュする簡便な装置も使用できません。

機能切替がディスプレイになっていることからもわかるようにここは通信で制御されており、そのあたりをいいあんばいに調整する装置を作ることで毎始動時のオフが実現できました。製品ではオン・オフのメモリ機能をつける予定です。

発売はもう少し先になると思いますが詳しくは A PIT オートバックス東雲 担当の小野さんまでお問い合わせ下さい。

そもそもガソリンがいっぱい必要なエンジン始動を何度も行うアイドリングストップは、消耗がはげしくなるバッテリーやセルモーターという点でも環境負荷が高くナゾな仕組み。エコ「風味」を求めたユーザーのための機能だとしても毎回有効にされる仕様はレヴォーグに限らず間違っています。今回作ったような装置が要らなくなるように自動車メーカーは考え直して欲しいですね、アフターパーツメーカーの商売的にはアレですが。

 

■追記 ‘21.09.19

この製品の続報や新型アウトバック対応についてご質問いただきますがココアシステムズではお答えできません。開発の A PIT オートバックス東雲 担当の小野さんまでお問い合わせ下さい。

ZC33S スイスポ ESPのトルクダウン要求でブーストが下がる

トラクションコントロールなどでESP(ABS)がエンジンECUに対して出力を下げる“トルクダウン要求”という指示があることを “ZC33S スイスポ ESPからトルクダウン要求の通信” に書きました。

これが実走でどうなるかを、通常状態と、オリジナルの通信装置でトルクダウン要求を適度(?)に入れた状態を動画にしてみました。ターボ交換車両です。

アクセルペダルは全開ですが、点火時期を遅くする“ファスト”とスロットルを閉じる“スロー”のトルクダウン要求により、負荷の一部であるブーストはもちろん下がりました。

どういうわけか「素」でこんな感じの状態になっていてブーストがちょっとしかからないクルマが世の中に何台もあります。ECUチューニングの問題にされているようですが、タイヤラウンジでこれを修理した全車両、エンジンECUとは無関係でした。ただ残念ながらこうなる原因はまだわかっていません。

お困りの方はタイヤラウンジに予約して車両を持ち込んで下さい。うちではご質問等を含め一切承っていません。

■ 追記 ‘21.08.31

このトルクダウン要求の仕組みを利用し、アクセル全開でブーストをかけたままシフトチェンジが行える装置を開発しました。詳しくはこちら

ZC33S スイスポ ABS停止中のメーター表示改善装置試作

ダートラなど非舗装路でのスポーツ走行ではABSを止めて走る場合がありますが、ZC33S スイフトスポーツでこの状態にするとびっくりマークが点滅しディスプレイは故障表示固定されまあまあうっとうしい状態になります。

そこで異常状態がわかるようある程度のチェックランプを残したまま上記を解除する装置をタイヤラウンジと試作しました。

テストなので市販はしませんがこの機能はタイヤラウンジで今後発売の製品に組み込まれるかもしれません。

なお違法改造のためのチェックランプ消去等の依頼は一切承りません。

ZC33S スイスポ ESPからトルクダウン要求の通信

ZC33S スイフトスポーツで、ESP(ABS)がエンジンECUに対して出力を下げる指示を行う通信の一部を、タイヤラウンジと見つけました。

整備書によると点火時期を遅くする“ファスト”とスロットルを閉じる“スロー”のトルクダウン要求があり、動画ではESPとエンジンECUの間に通信変換装置を取付け、それぞれかなり強め(データ的には4千段階で強弱可)の制御を入れて空ぶかしをした動画を撮りました。ファストとスローは同時にも入ります。

車を遅くする通信を見つけて何の意味があるかといえば、つまりこれを止めることができるようになるわけです。

タイヤラウンジが1年以上開発を続けているブレーキオーバーライドをキャンセルする装置”BOSS”がちょうどこの位置で通信制御を行っているので、スポーツ走行時に限定してよけいな制御が少しでも入らないようBOSSに機能追加をしたいところです。

ところでスイフトECUチューニングでブーストが上がらなくなることがあると一部で言われていますが、実はエンジンECUとは関係なく何らかのESP異常でこのようなトルクダウン要求が出ておりその症状になっている可能性も高いのではと想像しています。発進時にエンストしやすい車両はきっとこれでしょう。“ESPシステム要点検”の警告表示やそれっぽいダイアグが検出されない場合も多いのがわかりづらいところ。

とはいえこれであればECUを書き換えることなくタイヤラウンジが何台か直していますので、お困りの方はご予約の上車両を持ち込んでください。一般のショップ・ディーラーでは難しいと思います。

なおうちではお問い合わせ・修理等は承っておりません。