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ZC33S スイスポ用チューニング電子装置“BOSS”まとめ

タイヤラウンジ製 ZC33S スイフトスポーツ用チューニング電子装置“BOSS(ビーオーエスエス)” の仕様がだいぶ変わったので最新情報で書き直します。技術協力品。

最初はBOSS(Brake Override Systems Selector)の名の通りブレーキオーバーライド(BOS / アクセルとブレーキを同時に踏んだときスロットを閉じる純正機能)のキャンセルを目的に開発が始まりましたが、車両CANのここに通信装置を入れるならあれもできるねこれもできるねと機能拡張が重ねられ、気付けばブレーキオーバーライドとはあんまり関係無いシステムになっていました。

BOSSシステムは以下3つの装置で構成されます。

・BOSS
・BOSS拡張パック
・VSCキャンセラー BOSS対応版 (※)

※ 通常版VSCキャンセラーのプログラムを変更します。Battle Bee Racing(タイヤラウンジ)製の他、CUSCO、SWK、R’s版が変更可能。もとのVSCキャンセル機能には一切変更ありません。

対応車両はZC33Sスイスポ1,2型MT全グレードで、ATは未確認です。

ただ半導体不足で生産量が極端に少ないため、販売数・方法に関してはタイヤラウンジのFacebookをチェックしてください。

 

単体および併用したときに追加される機能は以下のとおりです。☆がつくものはVSCキャンセラー作動中または純正ESP OFF中にのみ有効です。

BOSS単体で使用できる機能

■ ブレーキオーバーライド(BOS)キャンセル ☆

アクセルとブレーキを同時に踏んだとき電子制御スロットを閉じる純正の安全機能を止めます。左足ブレーキでアンダーステアを消したりするような走行ができるようになります

BOSS拡張パック単体で使用できる機能

■ メーターオープニング(ニードルスイープ)

始動時にタコメーターとスピードメーターの針をぐいーんと回します。かっこいい以外の効能はありません。詳しくは試作のこちら(YouTube)。製品では燃料ゲージ作動に影響が出ないようON後1秒してから動き始めます

■ ABS停止中の異常表示キャンセル

ダート走行時などABSを停止させるとき(エンジンルーム内ヒューズ [ABS MOT] 40Aを抜くのが簡単)、使用できなくなるセンターディスプレイ機能を復帰させます。通常の走行では使用しません。詳しくはこちら

■ レブランプ

ユーザが指定したエンジン回転を越えたことをメーターのハザードランプの点滅と音でお知らせします。音は純正の警告機能を利用しているため必ず一定時間鳴り続け、設定回転付近を頻繁に使う場合はずっと鳴ってよくわからないことになります。点滅は2パターン、音は有無が選択できますので、お好みにあわせてお使いください。詳しくはこちら

BOSS拡張パック+VSCキャンセラー(BOSS対応版)でさらに使用できる機能

■ 重ステ防止 ☆

スポーツ走行でコーナリング中に急にパワステが効かなくなる症状を抑えます。全てのパターンがわかっているわけではないので絶対直るとは言えません。制御方式が2モード選べ、その強弱が4パターンあります。蘇武喜和選手発案で最近追加したBモードがおすすめ

■ パワステアシスト ☆

パワステのアシスト量を増やしステアリングを軽く回せるようにします。調整4段階

BOSS+BOSS拡張パックでさらに使用できる機能

■ ローンチコントロール ☆

停車時にクラッチを切ってアクセルを踏み込むとブースト正圧の状態でユーザ設定のエンジン回転を保持するようになるので、そのままクラッチをつないでゼロヨンスタートができます。詳しくはこちら

■ フラットフットシフト ☆

アクセル(&スロットル)全開のままシフトアップができるようになります。クラッチを切るとエンジン回転がある度制御されブーストを少々かけた状態になり、次ギアでの待ちが減ります。詳しくはこちら

■ コーナリングアシスト ☆

純正の姿勢制御の効きを変更し、ステアリングを切った以上に車を曲げます。オーバーステア側・アンダーステア側それぞれ4段階調整

 

BOSS、BOSS拡張パックにはトラクションコントロールをカットする機能はありませんので、スポーツ走行には同社製VSCキャンセラーとの併用が効果的です。

BOSS拡張パック使用時にはステアリングのクルーズコントロールスイッチが必要です。

フラットフットシフトやローンチコントロールを常用する場合、エンジンECUチューニングでこの機能を使う回転域のノック感度を下げておくことをおすすめします。具体的な数値情報は持ち合わせていませんが、ECU対応はタイヤラウンジまたはオートプロデュース・ボスで受け付けています。また点火プラグのチェックはしばしば行ってください。

ECUチューニングでバブリングやローンチコントロールモドキといったオプションが付けられている場合、一部機能は正常に動作しない可能性があります。

お問い合わせはタイヤラウンジまで

 
 
 

フェラーリ458 社外サスペンションに必要な装置

ユージーランドボディー製サスペンションをフェラーリ458につけるにあたり、純正のダンピングコントロールシステムが無くなることでメーターパネルに表示される故障警告を消すダミー通信装置を、ユージーランドボディーと開発しました。

整備書には純正サスペンションECUは助手席フットレストにあると書かれていましたが見つからず、結局は運転席側の、アクセル・ブレーキペダルの“裏側”パネル内にありました。ここにたどり着くまでに丸1日かかりましたが、わかれば装置開発はいつも通りの感じで終了です。

装置テストで同乗しましたが、接地感が高い乗り心地の良いサスペンションでした。このあと四輪上げ下げする装置を取り付けるそうです。

お問い合わせはユージーランドボディーまで。なおダミー通信装置の単品販売はありません。

ZC33S スイスポ用BOSS 設定のポイント

(公開できない依頼が続いておりブログ投稿が滞ってます)

半導体を含む電子部品不足で ZC33S スイフトスポーツ用“BOSS”(タイヤラウンジ製)の出荷が遅れていますが、少量ずつですけどめどが立ってきているようです。技術協力。

そこで、文章では説明しづらい一部の機能“フラットフットシフト”と“ローンチコントロール”のポイントを動画にしました。

ナレーションには音声合成アプリ“Voicepeak”を使用しています。修正しきれなかった発声が多々ありますのでそちらもあわせてお楽しみください(笑)。

フラットフットシフト

ローンチコントロール

お問い合わせ、ご購入はタイヤラウンジまで

VAB WRX STI トラコンカット装置発売

A PIT オートバックス東雲から VAB WRX STI 用トラクションコントロールカット装置が発売されました。技術協力。

2021年末の筑波スーパーバトルで同社デモカーがベストラップ1分0秒080と良い結果だったのには本装置試作品装着による部分もあったようです。

純正VDC OFF時でもトラコンのエンジントルク調整が行われおりそれが「自然」なので制御が入っていることがほとんどわかりません。四駆でもともと安定性が高いクルマということもあると思います。この装置でオンオフ比較走行することで純正VDC OFFでもかなり制御されていることに気付くプロドライバーも多いです。

トラコン以外の、ABS類の機能は全て作動します。

アクセル全開のまま多少滑らせながらも四駆を生かしてコーナリングするような走りに効果的。逆にタイヤの限界を超えないような走行では違いはほとんど感じられないと思います。

ご購入・お問い合わせは A PIT オートバックス東雲 担当の小野さんまで。

レヴォーグ VN 用ドライブモードコントローラー発売

レヴォーグ VN5 用 A PIT オートバックス東雲製“ドライブモードコントローラー”が発売されました。技術協力。

過去掲載のように自動的にアイドリングストップをオフにする機能に加え、次いでご希望が多かったオートビークルホールド(AVH / 停車時にブレーキを踏んでいてくれる機能)をオンにする仕組みも追加しました。リバース時にはAVHをオフ(ノーマル)に戻しブレーキペダルだけで後退できる親切設計です。

詳しくは A PIT オートバックス東雲の紹介ブログをご覧下さい。

追記 : 取付説明書も公開されました。DIYは推奨しませんが参考にして下さい。

追記 : レヴォーグ VNH / WRX S4 VBH にも対応します。

JB64W ジムニー スピードリミッターカット装置発売

ジムニー(JB64W) MT用のタイヤラウンジ製“スピードコントロールキャンセラー”が発売されました。AT車は非対応です。技術協力。

軽自動車のスピードリミッターは140km/hですが、130km/hぐらいから始まる減速制御を含めてキャンセルするため、そのあたりの速度域も速くなります。

なおOBD2に接続するメーター類やカーナビ用車速パルスは一定速度以上の出力はされません。

ポン付けではなくエンジンルーム配線への加工取付が必要ですので、作業はタイヤラウンジまたは技術のあるプロショップにご依頼ください。

タイヤラウンジオンラインショップ限定販売

お問い合わせはタイヤラウンジまで。

ZC33S スイスポ “BOSS”拡張パックにレブランプ機能を追加

新発売のタイヤラウンジ製のZC33Sスイスポ用 競技用統合制御装置“BOSS”拡張パックにレブランプ機能が追加されました。技術協力

設定エンジン回転到達をメーター内のハザード高速点滅と音でお知らせします。音は消すことも可能。もちろん外装のウインカーランプは点きません。

お知らせがハザードというのがなんともびみょーですが、車両のランプ類で流用できる中ではこれが一番わかりやすいものでした。まあお気に召した方だけお使いください(^^;)。

4000rpmに設定した上の動画ではそれより早くお知らせが鳴っているように見えますがこれは針(モーター)の遅れです。回転上昇が速い1,2速ではレブランプの方があてになるかもしれません。

この機能は12月発売以降のBOSS拡張パックに搭載されます。すでにお求めの方でこれが必要な方は無償バージョンアップしますのでタイヤラウンジまでお知らせ下さい。

 

■ 追記 ‘21.12.03

点灯パターン違いを追加しました。くだらないですけど上の高速ハザードよりわかりやすいかもしれませんね。

VAB WRX STI トラコンカット装置試作

A PIT オートバックス東雲が開発中の WRX STI (VAB) 用トラクションコントロールカット装置の技術協力を行いました。純正VDC OFFボタンの長押しでも電子制御が残るらしく完全カットを目指します。

実は過去にも挑戦していて、その時の方法ではABSも作動しなくなり装置としては0点でした。ABSヒューズを抜けば済むことです。

それでもどうにかならないかと共同研究を進めて1年、新しい方法でVDCをオフにすることができました。ABSも問題ありません。

近々サーキットテストを行う予定だそうです。純正OFFとそれほど変わらなければまた別の方法を考えます。

お問い合わせは A PIT オートバックス東雲 担当の小野さんまで。

 

■ 追記

A PIT オートバックス東雲より発売されました

レヴォーグ VN アイドリングストップキャンセラー試作

A PIT オートバックス東雲が開発する レヴォーグ VN5用アイドリングストップキャンセル装置の技術協力をしました。

デカいセンターディスプレイに表示されるボタンを2つタッチすることでアイドリングストップを止められますが、物理ボタンのように手探りで操作できないものをエンジン始動ごとに毎回行うのはなかなかまんどくさく、他車のようにアイドリグストップ切り替えボタンをアナログ的にタイマーリレー等で代理プッシュする簡便な装置も使用できません。

機能切替がディスプレイになっていることからもわかるようにここは通信で制御されており、そのあたりをいいあんばいに調整する装置を作ることで毎始動時のオフが実現できました。製品ではオン・オフのメモリ機能をつける予定です。

発売はもう少し先になると思いますが詳しくは A PIT オートバックス東雲 担当の小野さんまでお問い合わせ下さい。

そもそもガソリンがいっぱい必要なエンジン始動を何度も行うアイドリングストップは、消耗がはげしくなるバッテリーやセルモーターという点でも環境負荷が高くナゾな仕組み。エコ「風味」を求めたユーザーのための機能だとしても毎回有効にされる仕様はレヴォーグに限らず間違っています。今回作ったような装置が要らなくなるように自動車メーカーは考え直して欲しいですね、アフターパーツメーカーの商売的にはアレですが。

■追記 ‘22.01.19

オートビークルホールドの自動オン機能を追加し A PIT オートバックス東雲より発売されました。

3Dプリンターでつくるステアリングセンター測定器

診断機を使ったステアリング中立点設定やホイールアライメント調整を行う時にステアリングセンターをぴったりの位置にあわせますが、やってみるとわかりますけどこれが意外と難しいのです。いまの車はステアリング舵角などによってブレーキをつまんだりする姿勢制御が常に行われるため、舵角センサーと実走のゼロ位置をあわせるのはまあまあ重要。

ということで熱熔解積層型3Dプリンターで簡単な測定器を作ったので3Dデータを公開します。なおホーンがステアリングホイール面から20mm以上出ているものには使用できません。


上が全パーツ。積層方向もこの向き(白地面→天)がいいでしょう。

■ 今回の印刷条件 (お好きに変更ください)
素材PLA(反らなければ加工が楽なABS材がいいでしょう)・積層厚0.3mm・インフィル20%・サポート材あり・ラフトなし。
以下の[ステアリングサポート 表側]はあとで一部削るため、このパーツのみ底面ソリッドレイヤーを通常よりちょっと厚めにした方がいいかもしれません。詳しくは後述。

■ 印刷するstlデータ
デジタル傾斜計ホルダー
調整ガイド【2コ必要】
ステアリングサポート 表側【2コ必要】
ステアリングサポート 裏側【2コ必要】
アルミ角パイプ用キャップ【2コ必要】

■ 他に必要なもの
・アルミ角パイプ 30 x 10mmを長さ50cm程度(ホームセンターで1mの角パイプを購入し100円ショップの300円金属のこぎりでカット、ヤスリで整えました。切り口はキャップで隠すのでだいたいで大丈夫)
デジタル傾斜計(アマゾン) 単四電池2本別途
・平ヤスリ各種。幅10mm以下のもの必須
(・ベルトサンダーもあるとらく)

■ 組み立て

写真のように差し込んでいくだけですが、入らないところはヤスリで削ってください。アルミ角パイプ部分はしゅるんとスライドするぐらいのギャップがいいでしょう。PLAは硬いのでまあまあ大変です。角パイプの端に入れるキャップは削らず押し込み、パーツを入れ替える可能性があるので接着しないでください。ただ現状の形状ではどうしても抜けちゃうので結局はテープ止めもいるかもしれません。

もう一つ大変なのはステアリングサポートの表と裏の合体で、サポート材をつけた印刷でも[表側]パーツの円柱が垂れ下がるため[裏側]パーツの穴に差し込めません。そのため、[裏側]パーツが”まあまあ抵抗がある感じ”(重要)でスライドできるよう、垂れ下がった部分のみヤスリまたはベルトサンダーで形を整えます。やり過ぎると穴が空いちゃうので注意。先に書いたとおりこれを防ぐため[表側]パーツのみ底面ソリッドレイヤーを厚めに印刷しておくといいでしょう。

■ 測定

四角柱のガイドをお好みの基準位置に合わせた状態でステアリングホイールに(ゆるく)固定し、微調整します。
傾斜計ホルダーがホーンに当たる場合は外して別の場所に入れかえてください。
ディープコーン等でガイドが届かない場合は、ステアリングサポート[表側]パーツの別穴にアルミ角パイプを入れ替えてください。

■ 失敗

プロが毎日使用するような場合はきっとステアリングサポートの耐久性が問題になるので可動部をアルミパイプにしてみたんですが、見た目はかっちょいいんですけど、すべって固定できませんでした。樹脂のやわらかさが重要みたいですね。金属の滑り止め加工は今回の趣旨と異なるのでやめておきました。

 

ご質問やご要望、製作依頼等は承りません。

ZC33S スイスポ用ステアリングアシスト装置開発中

タイヤラウンジが開発中のZC33Sスイフトスポーツ用ステアリングアシスト装置(仮称)の技術協力をしています。

この装置により、スイスポのスポーツ走行時の不具合の1つ、頑張ったコーナリングで重ステになる問題が(確認の範囲内では)解決できました。どうも過度なハンドリングによる横転を嫌ったメーカーの制御だったようです。なおパワステ過負荷でのフェイルセーフはどうにもなりません。

さらにこれの研究過程でできたパワステのアシスト量を増やす機能と、電気的にオーバーステア・アンダーステアに調整するコーナリングアシスト機能も付く予定です。後者については偶然気付いたものですが、スイスポにはメーカーカタログに載っていない(?)ブレーキによる姿勢制御が(ブレーキを踏んでいない)通常走行中にも行われているようで、この効きを増減させることができます。

少し話は変わりますが1年近く前に発表した同社製ZC33S用ブレーキオーバーライド解除装置”BOSS”も未だ発売に至っていないのは、上記ステアリングアシストの各種機能がBOSS(に追加するプログラム)と連携する必要があり、その調整のためサーキット走行を未だ繰り返しているためです。

で、これらの設定UIができたので紹介します。画面やボタンを専用につくると製品代金が跳ね上がるため、全車装備のメーターとクルーズコントロールのボタンを使いました。スイフト以外の多くの車種ではスピードメーターと各種警告・オドメーターの連動が切れないのでほぼ使えない技です。なお製品では一部異なる可能性があります。

またこれを活用しオープニング(ニードルスイープ)もおまけで付けました。設定でオフにもできます。

 

■ 追記

この機能を組み込んだ競技用統合電子制御装置“BOSS”+拡張パックが発売されました。

マジェスタ・セルシオ OBD2に挿すだけ限界ローダウン

OBD2車両診断ポートに挿すだけでエアサスの内圧ゼロのドシャコタンにするユージーランドボディー製“ゼロシステム”の、200系(206/207)マジェスタ用、31セルシオ用の技術協力をしました。


200系マジェスタ。同社製ローダウンサスペンションアーム“SSキット”装着


31セルシオ。純正アーム

走行不可ですが、駐車場やオフ会、イベントなどでいちばんのシャコタンを手軽に実現できます。

さらにエアサスコントローラー調整中にまれに起きる、中途半端な車高で純正制御がロックしてしまう症状を復旧するお助け機能も装備しました。

ご購入はユージーランドボディーにて。

レクサスLS500 / 460・600h用はこちら

V CAN BOXがMoTeCに対応

HKS F-CON V Pro 3.3/4.0と社外レースメーターを接続するDo-Luck製“V CAN BOX for General CAN(仮)”がMoTeCディスプレイロガーにも対応しました。技術協力。

手間と費用がかかるセンサー類の増設無しで主なエンジンコンディション情報を簡単に閲覧できるようになります。またディスプレイ側でGPS情報とあわせたログを取れば瞬間的な不具合の原因追及にも役に立つでしょう。

表示可能項目は姉妹製品“V CAN BOX for Racepak”の説明をご覧下さい

この“General CAN(仮)”版はMoTeCの他にAIM、AEM用の設定ファイルが準備されています。また表示項目が少なくおすすめしませんがISO CANにも対応します。

購入・お問合せは Do-Luck まで。同社通販ページには現在未掲載です。

大径タイヤのジムニーは過剰制御で挙動が不安定に

リフトアップで大径タイヤホイール装着のジムニーシエラ JB74W に、トラクションコントロールを全オフにするタイヤラウンジ製VSCキャンセラーをつけた時のことです。

ゆるいコーナーでもリヤがナゾのスライドをする非常に怖い挙動だったのが無くなりとてもスムーズになりました。

ジムニーにはオープンデフのリヤの空転を抑えるため勝手にブレーキをつまむブレーキLSDという機能が装備されています。たぶん大径タイヤにより車速やステアリング舵角などから計算されるヨーレートがセンサー値と大きくずれ、そのためオーバーステアと判断され過剰な制御がされていたのを、VSCキャンセラーの機能でスルーされたのだと思います。

クロカンなどでも入ったり入らなかったりする姿勢制御・スロットル調整に苦しめられるようですが、VSCキャンセラーでかなりの部分が気持ちよくなるはずです。ただブレーキLSDの代わりに機械式LSDは必要でしょう。

また逆にブレーキLSD標準装備のクルマで機械式LSDを使う場合もVSCキャンセラーが役に立ちます。車種違いですがGRスープラは未だブレーキLSDがカットできませんが、その状態で機械式LSDを装着してうまくコーナリングできなくなったクルマは多いです。

わりと高額になりますがVSCキャンセラーの改造でスピードメーターも正しく合わせられますので、ジムニーに関してはスズキ車に一番詳しいタイヤラウンジさんまでお問い合わせ下さい。

GRスープラ 社外シート交換に必要な通信装置開発

A PIT オートバックス東雲による、A90 GRスープラのメモリ機能付き電動シートを取り外すのに必要な通信装置開発のお手伝いをしました。

RZ(とたぶんSZ-R)のグレードでは運転席シートが車両とCANで通信しているため、これまでRECAROやBRIDEなど社外シートに交換する場合、シート内蔵のモジュール一式を移植する非常に面倒な処理が必要でした。こうしないと始動ごとの異常警告やエアバッグのチェックランプが消えず車検に通りません。

そこでシートECUが無くても通信をいいあんばいにしておく装置を開発しました。サイドエアバッグキャンセルなどのアナログ的な処理は別途必要ですがシート側は一切いじらないので再取り付けでも中古販売でも好都合です。

なお助手席やSZの運転席でもシートヒーター制御の通信をしていますが、こちらは外しても安全装備では無いためメーター類に表示はされないようです。ただシート温度調整のボタンを押すと警告は出るようですし、診断機では通信異常のダイアグが検出されます。今のところこれの対策装置は作っていません。

詳しくは A PIT オートバックス東雲 オリジナルパーツ紹介ページ をご覧下さい。開発担当は小野さんです。A91やBMW Z4にも対応するそうです。なおココアシステムズではお問い合わせ等一切承りません。

ZC33S スイスポ ブレーキオーバーライド解除

以前からタイヤラウンジと研究していた ZC33S スイフトスポーツの純正ブレーキオーバーライドシステム(BOS)の解除ができました。

BOSはアクセルよりブレーキを優先する安全機能ですが、例えばブレーキを戻したりアンダーを消したりする左足ブレーキでも電子制御スロットルを閉じてしまうため、スポーツ走行では全く必要ありません。

またまた車種によってはブレーキスイッチ配線の加工で済む場合もありますが、このクルマでそれを行うとブレーキ液圧などとの変化が合わず様々なECUにダイアグが出てエンジン出力を抑える制御を入れてしまいます。あわせてメーターディスプレイに表示されるたくさんのエラー警告も非常にじゃま。

今回はそのあたりの通信を全ていいあんばいにすることでエラー表示もダイアグも無くBOS解除ができました。

 

■ 追記

この機能を組み込んだ競技用統合電子制御装置“BOSS”+拡張パックが発売されました。

シフトレバー押力スイッチング装置“Flatshifter”発売

かねてより開発の競技車両用ドグミッションのシフトレバー押力でスイッチングを行う“Flatshifter”を発売しました。

アクセル全開でシフトアップするフラットシフトや、電子制御スロットル装着車でシフトダウン時のブリッピングを行う入力判定などにお使いください。

一般的にはセンサー内蔵レバーやノブが必要で高額になりがちな製品ですが、お使いのレバーへのセンサー(ひずみゲージ)取り付け作業をユーザが行う仕組みにしたことで、(まあまあの)低価格化と高い汎用性を備えました。

圧力の前後方向を0〜5V(ニュートラル2.5V)で出力するアナログ1chと、スロットル入力判定や出力時間を任意に設定できるデジタル2chで、最新ECUはもちろん、細かい設定が無い古めのECUやHパターンミッションでも使えるよう設計されています。

詳細はフルキットの販売ページをご覧下さい。

使えるユーザが少なすぎて商売としては全く成り立っていませんが、メーカーやショップではとても製品化できない規模でも必要であれば開発していくのがうちの使命だと勝手に思ってますので、経営に余裕があるうちは今後もそういうパーツをつくっていくつもりです。

フラットシフター続報

開発中のフラットシフター続報です。

■ 追記 : 現在発売中です。製品ページはこちら

現在、ゼロヨン競技(ドラッグレース)で有名なガレージ・ワイルドハートで動作確認と貼り付け式センサーのテストが続けられています。そのワイルドハートさんからHKS製 Hパターン ドグミッション搭載車両による、アクセルを踏んだままクラッチ操作レスでのシフトアップのテスト動画が届きました。スロットル開度60〜70%程度だそうですがなかなかの迫力ですね。

ただこのHKSドグミッションはバックギアに入るのを防止するノブがレバー全周を覆っており(次の写真参照)センサーを貼ることができないため追加した延長レバーに取り付けざるを得ず、それにより動画でもわかるようにシフトストロークが大きくタイムロスにつながりかねないものでした。

そこでワイルドハートでは、センサー取付スペースを確保しつつバック用ノブ操作も考慮した純正同長の加工シフトレバーを開発、この問題を解決なさいました。興味ある方は問い合わせてみて下さい

この間に装置の方は、ボタンによる電源オンオフとレバー位置のニュートラル学習、LED輝度調整の機能が追加されました。安全のため標準ではボタン操作は無効です。

これで仕組み的には完成な感じですので、’20年3月上旬頃のテスト販売に向け準備を進めています。近いうちに当サイト及びFacebookページで案内します。

なおこの製品はその性質上、簡単にはお使いいただけません。サポートもありませんので、不安な方はECUセッティングを含めワイルドハートまたはDo-Luckにご依頼ください。

■ 追記 : 現在発売中です。製品ページはこちら

VDCキャンセラー が Z34 に対応

オートプロデュース・ボス製“VDC Canceller for NISSAN”が Z34 フェアレディーZにも対応しました(※) 。技術協力。

※ 2017年06月生産車(車体番号 Z34/HZ34-579999)まで。これ以降は車両情報生値が外部に出力されないため使用できません

本体ケーブルをOBD2ポートに挿し付属のボタンを押せば数秒で、純正VDC OFFボタンでは切りきれないトラクションコントロールを全カットします。もう一度押せば純正状態に戻ります。またエンジン再始動時には直前の状態を自動復帰しますので都度ボタン操作をする必要はありません。

E12 ノート、K13 マーチ用(どちらもNISMO含む)も発売中。

詳しくはオートプロデュース・ボスさんまでお問い合わせください

マーチ / ノート用 VDCキャンセラー

K13 マーチ / E12 ノート用のオートプロデュースボス製トラクションコントロールカット装置の試作をお手伝いしました。車種限定タイムアタック「マーチ&ノート サーキットトライアル」が行われるなどわりと熱いクルマたちです。

操作はOBD2診断ポートにさした本装置のボタンを押し数秒間待ち、車両の横滑りマークが点滅から点灯にかわれば完了です。ABS機能はそのままで、純正VDC OFFボタンでは切りきれないトラコン関係が全部オフにされます。一度設定すればエンジン再始動時も自動で再カットする新設設計。もう一回ボタンを押せば純正状態に戻ります。

なお車両配線を加工しないOBD2接続の制約から切り換えに少し長めに時間がかかったりランプがチカチカする場合もありますが正常です。

試作のため、写真は製品と異なります。

現在発売中。お問い合わせはオートプロデュースボスさんまで