BMW Gシリーズ 純正周囲ライトで夜間の駐車をサポートする"PARKLIGT MOD"近日発売

BMW Gシリーズ用に、ドアハンドル照明やライトカーペットを点灯させ、夜間に駐車操作をアシストする"AUTOLIGHT MOD"を近日発売予定です。ココアシステムズオリジナル。
ライトカーペットが装備されていない車両用に、ドアハンドル照明のみ動作する少しだけ安価なバージョンも準備します。中華製の後付けライトカーペットを増設することもできます。
もくじ
暗いところでも周囲が見える
トップ画像のようにミッフィー人形を左リヤタイヤあたりに置いた状態で、純正状態、ドアハンドル照明点灯、ドアハンドル照明+ライトカーペット点灯それぞれの、全周囲カメラ画像を並べました。ヘッドライトの明るさが全カメラ映像の輝度を下げてしまうのでスモールライトだけの状態です。
2のドアハンドル照明が点くことでサイドから後方にかけての障害物が見えるようになったことがわかります。ここに3のライトカーペットが加わることでリヤタイヤ後の死角が減りました。ただライトカーペットの発光点はサイドステップ下なのでそれより高い物体は照らしません。
サイドビュー表示だと違いがよりはっきりしますね。
使い方
PDC表示時に照明オン

照明は、エンジン始動中か(電源ボタンを素早く3回押す)診断モードでのライト点灯時に、PDC(パークディスタンスコントロール/駐車支援機能)モードにすると自動的にオンになります。リバースギアに入れたときも車両がPDCモードに切り換えるためオンになりますが、バックランプ連動では無いとはいえ結果的に同時点灯すれば道交法的に問題がありそうなので、この場合は1秒のウェイトを入れました。

iDriveのエクステリアライトでこれらの項目をオフにすると PARKLIGHT MOD も連動して照明機能が無効になります。
おまけ機能 : 常時点灯モード
PDCモードは一定速度以上でオフになるため照明も同時に消えますが、狭い道を真っ暗な中走行しなくてはならない時のアシスト用に、一時的な常時点灯モードを備えています。
特殊な操作をした後はPDC状態に関係無く点灯し続け、Pギアに入れと解除されます。
ほんとうにおまけの機能 : パーティーモード(仮)
ナイトミーティングの面白機能として、ドアハンドル照明とライトカーペットの左右がそれぞれランダムなパターンで点滅するパーティーモードも追加しました。
この試作動画では点滅パターンの変化が早くテキトー感があるので、製品ではもう少し調整予定。
これも特殊な操作で起動しますが、他車の運転の妨げにならないよう、Pギアでのみ使用できます。他のギアに入れると解除されます。
中華製後付けライトカーペット装置にも対応

ライトカーペット非装着車では PARKLIGHT MOD を通して中華製の後付け装置を取りつけることもできます(写真のライトカーペットは、少し遠くに設置した別の1つから照射)。
照明装置自体は純正ドアハンドル照明の電源を分岐すれば動作しますが、本機内蔵の出力チャネルごとに準備されたリセッタブルヒューズ(何度も再利用可能タイプ)を通すことで少し安全性が増します。またパーティーモードでは点滅パターンをバラバラにできます。
照明装置は1つ300mAを越えないものにしてください。リンクのタイプは140mAなので問題ありません。
ただ設置は大変だと思います。国産車にはあるサイドシルの拝み部分にネジ留めする仕様ですがBMWにはそれが無いので(車種によるかも)、別途ステーをボディーに取りつけることになりそう。
大切な人の乗車を待つときも
BMWオーナーならば暗い中でドアハンドルや足元が光るありがたさがわかるでしょう。夜間に大切な人を待つときにも PARKLIGHT MOD で照明を点けておけば大変喜ばれるはず。降りてドアを開けてあげるのが本当のもてなしでしょうが、そうもいかない場合もありますしね。
近日発売予定
PARKLIGHT MODは近日発売予定です。
完成後はこちらで通信販売します。整備工場やプロショップなどに取付け依頼なさる場合はそちらから注文してもらってください。