カテゴリー : 開発

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ブラシレスファン回転速度制御装置を製作

自動車用の海外製ブラシレスモーターファンの回転速度制御を社外エンジンECUのF-CON V Pro(以下VPro)で行えるようにする装置を製作しました。2台しか作らないので別製品の基板を改造しました。

VProには制御に用いるPWM(パルス幅変調)出力が無いのでかわりに0-5Vの電圧出力を行い、先の装置でPWMに変換しファンに入力します。

仕様書がなく信号のあんばいがわからなかったので付属の回転制御機能付き水温センサーの出力を調べました。

電源をつなぐだけで動くブラシ付きモーターファンはチューニングカーでもよく使われますが、制御が面倒なブラシレスは低消費電力・低ノイズ・容易な回転制御といった利点があるそうでクルマには優しいですね。

集中リレー・ヒューズモジュールの通信解析

競技車両のリレー・ヒューズ機能を多チャネルで行う社外モジュールを、別途用意した7インチ液晶タッチパネルで動作させる装置を試作しています。

通常の製品構成では左のキーパッドでスイッチしますが、これとモジュール間の通信を調べることで、スイッチ動作だけでなくON時の表示変更やバックライト調整などがモジュール標準のソフトウェアから行えるようになりました。タッチパネルはグローブをしていても押せる抵抗薄膜式で、また機能切りかわりがわかりやすいよう指に振動が伝わるようにしました。

もう少し機能を加えれば1ボタンで順に全ての電源を入れていき問題が無ければエンジンがかかるまでセルを回すということもできそうです。

途中までテストしていたエヴァンゲリオン風のデザインもわりとイケてます。ただ全ての機能別ボタン画像データはマイコンに到底入らないので要検討ですね。

非売品。

シフトカットノブをV Proで使いやすくする装置

ホリンジャー製など押力が0-5Vのアナログ電圧出力されるシフトカットノブを社外エンジンECUのHKS F-CON V Pro(以下VPro)のフラットシフトに使いやすくする装置を試作しています。要ドグミッション。

VProでフラットシフトを開始するにはデジタル入力で行う必要があり、またバージョンによっては点火制御時間設定も無いため、ノブのアナログ出力をこの装置がいいあんばいに変換・調整します。スロットル入力判定も備えるためシーケンシャルドグミッションだけでなくHパターンでもお使いいただけます。

夏ごろ発売予定。

なおこういったノブやレバーをお持ちで無い方は(見た目が全くいっしょな)“Flatshifter”をご検討下さい。一般的にアナログ出力タイプのノブは高額ですので、Flatshifterではシフトレバーにセンサーを貼り付ける仕組みによりわりと安価に仕上がります。

シフトレバー押力スイッチング装置“Flatshifter”発売

かねてより開発していた、競技車両用ドグミッションのシフトレバー押力でスイッチングを行う“Flatshifter”を、ココアシステムズにて本日発売しました。

アクセル全開でシフトアップするフラットシフトや、電子制御スロットル装着車でシフトダウン時のブリッピングを行う入力判定などにお使いください。

一般的にはセンサー内蔵レバーやノブが必要で高額になりがちな製品ですが、お使いのレバーへのセンサー(ひずみゲージ)取り付け作業をユーザが行う仕組みにしたことで、(まあまあの)低価格化と高い汎用性を備えました。

圧力の前後方向を0〜5V(ニュートラル2.5V)で出力するアナログ1chと、スロットル入力判定や出力時間を任意に設定できるデジタル2chで、最新ECUはもちろん、細かい設定が無い古めのECUやHパターンミッションでも使えるよう設計されています。

詳細はフルキットの販売ページをご覧下さい。

使えるユーザが少なすぎて商売としては全く成り立っていませんが、メーカーやショップではとても製品化できない規模でも必要であれば開発していくのがうちの使命だと勝手に思ってますので、経営に余裕があるうちは今後もそういうパーツをつくっていくつもりです。

フラットシフター続報

開発中のフラットシフター続報です。製品についてはこちらの記事をどうぞ。

現在、ゼロヨン競技(ドラッグレース)で有名なガレージ・ワイルドハートさんで動作確認と貼り付け式センサーのテストが続けられています。そのワイルドハートさんからHKS製 Hパターン ドグミッション搭載車両による、アクセルを踏んだままクラッチ操作レスでのシフトアップのテスト動画が届きました。スロットル開度60〜70%程度だそうですがなかなかの迫力ですね。

ただこのHKSドグミッションはバックギアに入るのを防止するノブがレバー全周を覆っており(次の写真参照)センサーを貼ることができないため追加した延長レバーに取り付けざるを得ず、それにより動画でもわかるようにシフトストロークが大きくタイムロスにつながりかねないものでした。

そこでワイルドハートさんでは、センサー取付スペースを確保しつつバック用ノブ操作も考慮した純正同長の加工シフトレバーを開発、この問題を解決なさいました。興味ある方は問い合わせてみて下さい

この間に装置の方は、ボタンによる電源オンオフとレバー位置のニュートラル学習、LED輝度調整の機能が追加されました。安全のため標準ではボタン操作は無効です。

これで仕組み的には完成な感じですので、’20年3月上旬頃のテスト販売に向け準備を進めています。近いうちに当サイト及びFacebookページで案内します。

なおこの製品はその性質上、簡単にはお使いいただけません。サポートもありませんので、不安な方はECUセッティングを含めワイルドハートさんDo-Luckさんにご依頼ください。

■ 追記 ‘20.03.20 : 発売しました。

VDCキャンセラー が Z34 に対応

オートプロデュース・ボス製“VDC Canceller for NISSAN”が Z34 フェアレディーZにも対応しました(※) 。技術協力。

※ 2017年06月生産車(車体番号 Z34/HZ34-579999)まで。これ以降は車両情報生値が外部に出力されないため使用できません

本体ケーブルをOBD2ポートに挿し付属のボタンを押せば数秒で、純正VDC OFFボタンでは切りきれないトラクションコントロールを全カットします。もう一度押せば純正状態に戻ります。またエンジン再始動時には直前の状態を自動復帰しますので都度ボタン操作をする必要はありません。

E12 ノート、K13 マーチ用(どちらもNISMO含む)も発売中。

詳しくはオートプロデュース・ボスさんまでお問い合わせください

マーチ / ノート用 VDCキャンセラー

K13 マーチ / E12 ノート用のオートプロデュースボス製トラクションコントロールカット装置の試作をお手伝いしました。車種限定タイムアタック「マーチ&ノート サーキットトライアル」が行われるなどわりと熱いクルマたちです。

操作はOBD2診断ポートにさした本装置のボタンを押し数秒間待ち、車両の横滑りマークが点滅から点灯にかわれば完了です。ABS機能はそのままで、純正VDC OFFボタンでは切りきれないトラコン関係が全部オフにされます。一度設定すればエンジン再始動時も自動で再カットする新設設計。もう一回ボタンを押せば純正状態に戻ります。

なお車両配線を加工しないOBD2接続の制約から切り換えに少し長めに時間がかかったりランプがチカチカする場合もありますが正常です。

試作のため、写真は製品と異なります。

現在発売中。お問い合わせはオートプロデュースボスさんまで

フラットシフター発売予定

アクセル全開でシフトアップを行うフラットシフトやダウン時にエンジンを空ぶかしするブリッピング時に必要となるスイッチング装置を2020年初頭発売予定です。

海外製は10万円前後し、トランスミッションによっては加工が必要で、スイッチング精度にじゃっかん不安があるものも存在して、国内ユーザはちょっと手が出しづらい状況でした。どうせ加工が必要ならレバーへのセンサー取り付け自体をプロショップ・ユーザに行ってもらうことで原価を下げ、熱の影響を極力抑えるための高精度部品を各部に使った装置をもう少し手が出しやすい価格で製品にします。

一般的にはドグミッション(シンクロ機構が無い競技用トランスミッション)、社外エンジンECU装着車両が対象です。ブリッピングには電子制御スロットルか追加のISCV的な装置も必要。設定次第でHパターンやVPro3.24のような細かいシフトカット条件がないECUでもフラットシフトが使えると思います。

2年前にほぼできており、これまでの間Do-LuckさんのD1車両でテストされていましたが、予想販売数があまりに少ないため手がつけられていませんでした。

これからテスト車両を増やしていきます。あんばいがよくなければ発売しませんが、ドグミッションユーザはお楽しみ。

■ 追記 ‘20.03.20 : 発売しました。

ヴィッツ 後輪回転異常によるスロットル制御を対処

現行ヴィッツのスポーツ走行時などに起こる、後輪が前輪と大きく異なる回転だった場合に電スロが一時的に閉じてしまう問題を(たぶん)解決しました。

困っている方も(ごく一部に)いらっしゃると思いますが、ほぼワンオフで高額になるため、一般販売は行っていません。

LS500 車高が安定しないのはロワリングキットのせい?

レクサス LS500 / LS500h エアサスECUの車高センサー内部補正値を調整するツールを試作しました。

ユージーランドボディー製エアサスコントローラーアドバンスの技術協力中、これとは関係無いみょうなタイミングで車高が自動的に上がってきたりして、それがずっとナゾでした。テスト車両にはロワリングキット(センサー位置を変更しシャコタンにする社外製ロッド)が装着されています。

LS500 はこれまでのクルマと比べロワリングキットの調整が難しく、少し動かしたぐらいではクルマは全く反応しないくせにちょっとしたことでグイっと車高が変わったり、また試走路の状況で左右の車高に差が出たりと、とっても大変とのこと。

エアサス解析の中でこのクルマのECU内部車高値が不揃いなことはわかっていたので、今回のツールで横方向のみ実車高を加味したほぼ正確な水平状態に補正したところ、ナゾの車高調整が入ることが無くなりました(加減速などの姿勢変化や悪路走行による自動調整は行われます)。どうも左右に差があるとECUはその時々で高い方だったり低い方だったりを見て車高をあわせにいくようで、そのずれの分で安定しなかったみたいです。

こういった調整ツール無しでロワリングキットできっちりローダウンさせるためにはLS500の場合、補正後車高(ECU内部値)がモニターできる診断機を見ながら、タイヤが接地した状態で車を上げられるアライメント用リフトなどで作業を行う必要がありそうですが、一般的なショップにはない設備なので実際にはなかなか難しいかもしれません。実際これまで見てきたロワリングキット装着車の半数以上のLS500は実車高もECU内部値も左右が大きくずれていました。

ですのでこれからローダウンする場合はロワリングキットではなくユージーランドボディー製エアサスコントローラーアドバンスをおすすめします。すでにロワリングキットが装着されており気になる方は専用機材を持つユージーランドボディーさんのようなプロショップで有料診断してもらってください。

なお取引先以外の調整は承りません。ツール販売の予定もありません。

ユージーランドボディー製 LS500 / LS500h 用エアサスコントローラーアドバンスの詳細はこちら。

LS500 エアサスコントローラー アドバンス 完成

技術協力の、新型レクサス LS500 / LS500h 用エアサスコントローラーアドバンス(ユージーランドボディー製)が完成しました。任意に設定した車高での走行を実現します。RWD・AWDとも動作確認済。

LS500のサスペンションECUは非常に複雑な車高制御を行っているため、一般的なエアサスコントローラーを取り付けただけでは操作中に制御がロックされ動作しなくなったり、高速走行で車高を下げる純正機能がローダウン状態からさらに働いたりとなかなか危険でした。

そこでユージーランドボディーさんではECUに直接作用する追加モジュールを新たに開発、純正機能を生かしながらこれらの問題を解決することに成功しました。なお車高設定操作には写真の既存製品を用います。

すでにロアリングキットをお使いの方の、いつの間にか上がっちゃう車高に対応して低めに設定すると今度は高速走行で底突きするというジレンマにもユージーランドボディー製エアサスコントローラーアドバンスは有効です。

お問い合わせ・ご購入はユージーランドボディーさんまで。複雑な取り付け作業が必要ですので、基本的には同社または指定ショップへの入庫が必要です。

※ 本製品は走行可能な範囲内で車高を調整するためのものです。イベント、オフ会などでエア・ゼロの限界にまでローダウンさせる場合は同社製“ゼロシステム”をお使いください

86/BRZ AT オートマチックダウンシフター

オートプロデュースボス製 86/BRZ用オートマチックダウンシフターの技術協力を行いました。

ダウン時のエンジン回転がオーバーレブまたはそれに近い域の場合クルマによって操作がキャンセルされますが、装置がこの操作を記憶し、ミリ秒単位の最短タイミングで自動シフトダウンを行います。

仮にダウン後のエンジン回転が6500rpm以下でシフトチェンジ可能というECU仕様(未確認)だとすると、その時の回転・車速は、計算では次の値以下でなければならず、特に低いギアは思いのほか待たされます。

ギア エンジン回転(rpm) 車速(km/h)
2 → 1 3785 54
3 → 2 4430 92
4 → 3 4630 136
5 → 4 4635 190
6 → 5 5306 267

 

もうパドルを連打する必要はありません。ダウン予約を入れすぎた場合もブレーキペダルを離せばクリアされます。

サーキットなどスポーツ走行で役に立つのはもちろん、街乗りでも思いのほか楽しいです。

詳しくはオートプロデュースボスさんまでお問い合わせ下さい。

LS500 ローダウン エアサスコントローラー開発中

ユージーランドボディーさんによるレクサス LS500 / LS500h 用エアサスコントロールシステム開発の技術協力をしています。なお写真は同社製アーム“SSキット”装着車のため純正ではここまでは下がりません。

エアサスコントローラー自体は高性能な既存品を用いますが、実際に使うにあたってLS500の場合は別に、高速道路走行時の純正車高ダウン機能により危険域まで下がってしまう、ローダウン限界を越えた設定で車高調整がロックされてしまう問題などを解決する必要があり、現在対策中です。

追記 : LS500用エアサスコントローラーアドバンス完成しました。詳しくはこちら

なおショーアップ目的のド シャコタン化には発売中のゼロ・システムをどうぞ。ECUを直接制御し、エアサスコントローラでは実現できない、エアゼロの限界まで下げます。走行不可。LS460/LS600h版も発売中です。

お問い合わせ等はユージーランドボディーさんまで

光造形3Dプリンターで貼り付けスイッチ製作

光造形3Dプリンターで小型のLEDプッシュスイッチを作ってみました。貼り付けタイプって意外と売ってないんですよね。

材料(レジン)や形状に光造形ならではの苦労が割とつまってます。

自分で使う以外に今のところ用途はありませんがいつか何かの製品に添付されるかもしれません。

86前期メーターにオープニング追加デモ

86/BRZの通信チェックのついでに、スピード・タコメーターがぐいーんと動くオープニング(ニードルスイープ)を付けてみました。

メーター内部的にはほんとに走行してるのでシートベルトしてないと警告音がうるさいとかオドメーターが進んじゃうかもしれないとかあるので製品化予定はありません。

ベントレーにブリッピング機能を追加

ベントレー コンチネンタルGTに、純正にはついていないブリッピング機能を加えるユージーランドボディーさんの技術サポートをしました。

様々なメルセデスベンツ用をラインナップする同社でもベントレーは初めてだったそうで解析には少し時間がかかりましたが、シフトダウン時のエンジン回転をあわせこむことで、6リットルV12の咆哮とともにきわめてスムーズなギアチェンジがされるようになっていました。

パドルシフトによるドライビングがかなり楽しくなります。

お問い合わせはユージーランドボディーさんまで

OBD2に挿すだけ限界ローダウン LS500 / LS460 / LS600h

レクサス LS500 / LS500h 用、LS460 / LS460L / LS600h / LS600hL 用シャコタン装置“ゼロ・システム”(ユージーランドボディー製)の技術協力を行いました。
※ 写真は同社サスペンションアーム“SSキット”を装着したLS500で使用

車高センサーをアナログ的に調整するエアサスコントローラーとは異なりECUを直接操作する独自方式のため車両のOBD2診断ポートに挿すだけで装置が車両の状態を探りながら限界(エアサスの内圧がゼロになる、バンプラバーやアームにのる、着陸するなど)まで車高を下げます。エアサスコントローラやロワリングキットとの併用も可能。特にLS500用はダウン・アップとも1分程度で完了する高速動作を実現しました。

走行不可ですが、駐車場やオフ会、イベントなどでいちばんのシャコタンを手軽に実現できます。

さらにLS460/600h用には、エアサスコントローラー調整中にまれに起きる、中途半端な車高で純正制御がロックしてしまう症状を復旧するお助け機能も装備しました。

要望があれば“ゼロシステム”のクラウンマジェスタ、セルシオ版の開発も行うそうです。

ご購入、お問い合わせはユージーランドボディーさんまで。

走行できる範囲内で車高を調整するLS500/LS500h用エアサスコントローラーアドバンスも開発協力しました。詳しくはこちら。

OBD2-Bluetooth変換装置でエボ10 ACD/AYC 値表示

車両診断ポートOBD2とBluetoothを変換する装置を試作したので、CZ4A ランサーエボ10の可変四駆機構“S-AWC”のECU値をiPhoneに表示させてみました。純正メーターディスプレイに出る簡略化されたものとはだいぶ異なります。

過去に同じような装置を7セグLEDでつくりましたが、表示の都合上AYCの向きがドットで示されるというとてもわかりづらいものでした。

左コーナーの様子ですが(法定速度内で安全に充分気をつけて走行)、ACD/AYCの特徴がよくわかります。

1. ブレーキを踏んだところでACDを拘束し四駆状態の安定した減速を行う
2. コーナーでAYCを外側に効かせることで車両を素早く曲げる
3. 都度AYC内側にも力をかけることで軽くカウンターをあてロール・過度なヨーを抑える(想像)
4. ACDを効かせ四駆状態で立ち上がる

エボ10すごいですわね。

この四駆ぐあいを任意に変更できる Do-Luck製DTM2 がどのように効果があるのかも目で理解できます。

なお試作のため販売はしません。

ランサーエボ10 ウインカーレバーオフセットアダプターの3Dデータ

営業車のランサーエボリューション10には社外ハンドルに60mmスペーサーを入れているのでコラムレバーが遠くてウインカー(turn signal switch)操作が面倒でした。今回熱溶解積層3Dプリンターでそのオフセットアダプターを作ったのでデータを公開します。サポート材不要。MOMOのRace / 350mmにあわせ手前だけでなく下側にもそれぞれ約40mm伸ばしました。

ランサーエボ10 ウインカーレバーオフセットアダプター データ(stl)

純正レバーには傷・すべり止めのため 3Mの落下抑制テープ(GN-180) を1周貼って下さい。それでいいあんばいになるよう作ってあります。ネジはM3x10mm。

装着はアダプターのリング部分を広げてレバーに通して締め付けるという方法なのでインフィルをがっちり入れちゃうとたいへんかもしれません。写真のはABS材、インフィル20%、レイヤー厚0.3mmでつくりました。

このアダプターはエボX(CZ4A)だけでなくギャランフォルティス(CY4A, CX4A)にもたぶん付きます。写真のレバーの三菱車ならなんでもいいでしょう。

1つのプリントに1時間半かかるので調整はまあまあ手間でした。

実車ではこんな感じ。ステアリングに親指をかけた状態で中指や人差し指を伸ばした位置にレバーがくるようにしてあります。そのままパッシングもできるので間違えてハイビームになっちゃうことも無くなりました(エボ10はレバーを引く強さでパッシングとハイビームがかわる、とてつもなくわずらわしい仕組み)。

ただオフセットアダプター操作のたび純正レバーに回転方向の余計な力がかかるのでほんとはあまりよくないかもしれません。

お問い合わせやご要望、販売等は承りません。

V CAN BOXがAEM CD-5/CD-7に対応

HKS F-CON V Pro 3.4/4.0と社外メーターディスプレイを接続するDo-Luck製 V CAN BOX for General CAN(仮)がAEM CD-5/CD7でも簡単に使えるようになりました。技術協力。表示できるVPro内部値は姉妹品のRacepack IQ3用 V CAN BOX の記事をご覧下さい

ただ製品とは関係無い、メーター表示設定を行うソフトウェア AEM DashDesign がなかなかわかりづらいので、気付いたことを簡単に記しておきます。パソコンに疎い方には難しいかもしれません。Windows10での説明ですのでその他OSでは一部異なります。

 

■ フォントが正しく表示されない

DashDesignはWindowsのシステムロケールが日本語だと以下のように設定フォントが全く反映されず、また本体にアップロードした画面もこれと同じものになっちゃいます。上と見比べて下さい、「℃」なんかもヘンです。

対策は2つあって、簡単なのは [コントロールパネル] – [地域] – [管理] – [システム ロケールの変更(C)…] で“英語(米国)”などを選択しOSを再起動することですが、通常使用時はいちいち“日本”に戻さねばなりません。面倒だけど最適なのは Locale Emulator でこれだけ英語のロケールに設定したショートカットを作成すること。方法は検索して下さい。DashDesignプログラムは標準で以下にインストールされています。

64bit版Windows
C:\Program Files (x86)\AEM\DashDesign\AEM DashDesign.exe

32bit版Windows
C:\Program Files\AEM\DashDesign\AEM DashDesign.exe

 

■ 初期画面はデモ用

購入直後に表示される画面は本体からダウンロードできないので利用できません。最初にCD-5/CD-7を使用する場合、DashDesignから画面も含め全てが一切無い初期ファイルを作成し、画面であれば [Display] から任意の1面を表示し [Edit] – [Paste Screen From Setup File…] で準備されたデザインを1つずつ貼り付ける、または自分でデザインし、項目に入力データを関連づけるという作業を行います。詳しい操作は説明書をどうぞ。

ちなみに購入直後のメーターデザインはたぶん以下のファイルです。
C:\Users\[ユーザ名]\Documents\AEM\DashDesign\Setups\Generic\Default-Black-Blank.aemcd7

初期の起動画面(Splash Screen)的なものは以下フォルダのStartScreen#.pngですが、CD-7ロゴ入りはあってもCD-5のはなし(なぜ?)。設定アップロード時にはその場所のファイルが参照されるため、別のPCでも変更を行う場合は気をつけて下さい。起動画面を使用しない場合はその分早くメーター表示が始まります。
C:\Users\[ユーザ名]\Documents\AEM\DashDesign\Graphics\Backgrounds\

 

■ 車速が“km/h”じゃない

GPS付きCD-5/CD-7で表示される車速は単位がmph(マイル/時)で、km/h表示にする場合は計算した項目を追加する必要があるようです。未確認ですがたぶん [Setup] – [Display…] – [Scalars] で Scalar を 1.60934 にした計算式を設定し、[Output] の Output Name に “GPS Speed(km/h)”(例)、Operation にさっきの計算式の名前、Primary Input に“GPS_Speed”ってするんじゃないかしらん。

 

■ ユーザは設定情報をExportできない

画面デザインやCANチャネル情報などAEMが標準で準備したものは使用中の設定にImportできますが、DashDesignにExportの機能が用意されていないため、V CAN BOX for General CAN(仮称)のCAN設定を導入する場合は全て上書きするしか手がありません。ユーザ設定済の項目も再度入力する必要があります。AEM DashDesignの仕様です。すみません。その代わり先のデフォルトデザインをVProデータ仕様に変更したものを内蔵しましたので半分ぐらいはそのまま使用できます。

 

V CAN BOX for General CAN(仮)のお問い合わせご購入ははDo-Luckさんまで。CD-5/CD-7の使い方等についてはAEMまたは販売店にどうぞ。