レクサスLS500用エアサスコントローラーアドバンス2 発売

ユージーランドボディーから、レクサスLS500/LS500hの車高を調整する“エアサスコントローラー アドバンス2”が'発売されました。技術協力製品。
液晶ディスプレイコントローラーで車高調整
製品に、片手操作できるLCDディスプレイコントローラーがつきました。
車高ダウン側・アップ側あわせて256段階の四輪独立調整ができ、5セットのメモリーが可能です。純正の仕様で [HEIGHT HIGH] ボタンによる車高変更は数回の連続使用でしばらく作動しなくなってしまいますが、エアサスコントローラーアドバンス2による操作では制限無く行えます(ポンプ・パイピング破損につながる高頻度での使用はしないでください)。
ディスプレイは設定車高表示だけでなく簡易的なリアルタイム車高表示モードも備えました。純正エアタンクの圧力もわかります。
ディスプレイコントローラーを外しても最後に設定された制御を維持するので、必要なときだけ接続するといった使い方も可能です。ディーラー入庫時には外しておくのが吉。
より安定した車高制御システム
新しいハードウェアとソフトウェアで、エアサスコントローラーアドバンス“1”から受け継ぐ安定車高制御に磨きがかかりました。車高変更直後はブッシュのよじれなど各部の負荷で設定した状態になりにくいため、走行中に状態を監視しながら微調整する新方式を採用。相手は空気なので走行中の熱による膨張が断続的に起こりスプリングコイルのようにきっちり同じとはいきませんが、今まで以上に車高が安定するようになりました。
LS500の純正制御は加減速などちょっとした変化で車高を上げ、高速走行時には車高を下げ、キーロック時にはまた車高を上げがちで、一定車高を保つ仕様にはなっていません。他車種を含む一般的なエアサスコントローラーがこれらにどう対応しているかというと、まず高速域で純正システムが車高を下げる前の低い速度で車高を上げ、また車速が下がったら高くした車高を下げます。こうすることでシャコタンになりすぎないことを目指すわけですが、この間の車速では都度車高が変化することで乗り心地や操舵感に違和感が出て、なによりノーマル並みに高い車高状態が続きます。ちなみに他の制御については特に何もせず純正動作を引き継ぐので、つまり車高は上がりがち。
エアサスコントローラーアドバンス2ではシャコタンにじゃまなこれらの制御をできる限り取り去り、通常走行から高速走行まで安定した車高を実現しました。
始動時の車高再設定を追加
運転席に座ったまま車高調整できるコントローラーや、始動時やパーキングポジションに入れたときの車高再調整、作動中を示すメーターランプの点滅、車速にかかわらず常時使用できる純正 HEIGHT HIGH など初代から受け継ぐ親切仕様に加え、“2”では始動時の車高再設定機能が追加されました。
盗難防止のため駐車時に車高を下げておく方もいらっしゃいますが、毎回走行車高に戻すのは面倒なもの。既定の車高モードをセットしておけば始動の度に再設定され車高が調整されるのでこの一手間省くことができます。
なおキーオフで自動的にシャコタンにする機能をご希望の方もいらっしゃいますが、人間の判断なく常に行うことは車両破損につながり大変危険なので組み込めません。
“着地”にも必須

ユージーランドボディー製のサスペンションやアームの導入で乗り心地を保ったまま純正を超える低さを目指せますが、これらを装着しただけでは車高は変化しません。調整幅が広大なエアサスコントローラーアドバンス2をあわせて使用することで手軽にドシャコタンが実現できます。
購入はユージーランドボディーへ
エアサスコントローラーアドバンス2のご購入・お問い合わせはユージーランドボディーまで。同社では取付やアライメント調整も行っています。