BMW Gシリーズ シートポケット用ゴミ入れのフック 3Dプリント
前車から使用するあんばいが非常に良いゴミ入れをBMW 7シリーズ G11のシートポケットに固定するため、フックを3Dプリンターで印刷しました。データを一番最後に公開します。
多くのG系でシートポケットの“芯”になるプラスチック部品は共通部品だと思うので今回のデータが使えるのではないでしょうか。また前車F10もこんな感じだったのでFシリーズでもいけるかもしれません。興味がある方はお試し下さい。
購入したゴミ入れはこれで、思いがけず2コ入りでした。写真はモカの内装色にブラウンのタイプ。他にもいろいろなタイプが売られていますが、見るべきところは数量(笑)の他、フックの形状、マチの有無、予備ゴミ袋の有無、両面テープで貼れるフックの留め具の有無でしょうか。フックが違うと今回のデータは使えません。マチ無しはすっきりしてますがペットボトルなどは潰さないとフタが閉まらずゴミ入れとしては不便。留め具はセンターコンソールなどにこのゴミ入れを引っかけるのに用いますが皮革に両面テープ貼りというのは多少不安で、そのためシートポケット固定にしました
フタは磁石で閉じるようになっており、開くとLEDが点灯します。夜間はこのちょっとした明かりが思いのほか便利。電池交換はこの白い部分を爪で外すとLED基板が出てくるので2023ボタン電池を入れ替えます。この電池は硬くて手で外すのは大変なので、ショートしない樹脂のヘラや棒のようなもので押し出して下さい。予備が1コずつ付属。
前車で使ってた黒はちょっと違う感がありました。
せっかく2コあるのでどっちも装着。ゴミ入れにはそれほど見えない、、、かもしれません。
さてお気に入りグッズなので紹介が長くなりましたがここから本題。製品のフックは入り口が薄いところに引っかける形状で、分厚いBMWのシートポケットには奥まで入りませんし、樹脂製のシート背面にあたって音が出そう。なのでこれをつくりなおします。
最近導入した青色LED 3Dスキャナー + AESUB BLUEでシートポケットの入り口形状を取り込みました。ポケットの外し方がわからないのでこれが限界
データをもとにこんな形状にしました。未取得の下方はあてずっぽで作った割には良い感じ。本体内部に入る上側の形状は製品を再現したら割れちゃったので簡略化してあります。
印刷したフックと入れ替えます。異音・傷防止にダイソーのシールフェルトを貼りました。18cm x 18cm 1枚でゴミ入れ1つが写真の通り貼れます。熱に対する粘着力の変化は今シーズン確認ですね。
作業中はLEDが点きっぱなしになりますが、反対面の磁石にでも貼り付けておけば消灯します。
結構ぴったりですね。下側が負荷なくうまいことはまってるので簡単には外れません。
まんぞく。
部品を組み替えると、ほぼ使わないポケットを裏側にすることもできます。すっきりしますが見比べるとあった方が良い感じなので元に戻しました(笑)
熱溶解積層(FDM)3Dプリンター、ABS材、ピッチ0.3mm、インフィル40%、ラフト・サポートありで、横方向を下面にして印刷しました。中身がほぼ無いのでインフィルはいくつでもいいと思いますが、減らすと少し弾力が出るかもしれません。
製作依頼等は承りません。
BMWにかわって AUTO H を改良しました
いまいち使い勝手が良くないオートブレーキホールド(AUTO H)に我慢ならず、BMWのかわりに改良するデバイスを開発しました。対応はGシリーズだけで、以下の機能を AUTO H に追加します。
- 後退時のオートホールド無効化
- 停車時のカックンブレーキ抑制
- 発進時の急加速抑制
- 二段階オートホールド化
通信のプロが自分のためだけに開発費度外視で作り込んだ本製品の詳細はこちらをどうぞ。ご希望の方は通販サイトからお求め頂けます。