上下に動くタブレットホルダーを3Dプリンターで製作

せまい開発スペースでタブレットがじゃまにならないよう上下に移動できる仕組みを、光造形3Dプリンターと市販品の組み合わせでつくりました。3Dデータも公開。

上下のシャフトにはダイソーのつっぱり棒(ポール太さ1cm)を使いました。机と卓上ラック1段目までの高さが20cmなので、30cm品をパイプカッターでちょうどいい長さに加工します。短いサイズも売られていますが使いません。

光造形3Dプリンター ANYCUBIC Photon D2Siraya TechのABSライクレジンを使い、こういうのを設計しました。普通のレジンだとタブレットの重さで数日で曲がってきましたが、ABSライクレジンは2ヶ月使ってても変化ありません。

たくさんのシャフトパーツをつっぱり棒に通して接着、そこにホルダーを通して組み立てるとこんな感じ。

ホルダー部分は傾けると上下にスライドでき、水平にするとシャフトのデコボコに引っかかって落ちません。構造(?)は3Dデータを見てください。

このホルダーにつけるタブレットマウントはこちら。ホームセンターで売ってる1/4インチのねじでそのままこのホルダーにくっつけ、つっぱり棒本来の機能でラックに固定します。機材の重みで天板がまがってきてたので一石二鳥(笑)。

最初は内部のバネでテンションをかけ固定するタイプをつくりましたがなんかしっくりこなくてやめ。また付属の三脚マウントを外しボールジョイント部分に直接つけるのは、シャフト穴の位置をもっと下にしないとシャフト内での上方向可動域が減ってもったいないんでこれもやめ。

このstlデータは以下からダウロードできます。