3Dプリンターのモーター動作異常を修理

QIDI TECH 1というMakerbot Replicator互換の熱溶解積層3Dプリンターを使用中、X軸のステッピングモーターが突然グガガガガガっという異音とともに震えはじめました。

JOG MODEで動作させながらモーター配線を2本ずつオシロで見ていくと1つだけ信号が出ていません。

使われている電線は普通のキャブタイヤケーブルのようで、印刷に伴う度重なる折曲げで断線したっぽいです。モータードライバー故障の可能性もありましたが今回は違いました。

モーターに使われていた JST PH コネクター はたまたま在庫していたので、工作機械の可動部用の柔軟な電線を使い、再度切れてもすぐ直せるようてきとうなコネクターで脱着できるものに交換しました。

ハーネス固定用のネジはスタッドなので側面パネルを外す必要はありませんが、でも外した方が作業は楽でしょう。

同じ回数折り曲げられている原点センサーの配線も可動部用に交換するつもりでしたがこっちはシールド線で、手持ちが無かったので中止。センサーコネクターは MOLEX SL 50-57-9404 です。

純正配線の太さは、モーター用がAWG22、原点センサー用がAWG24でした。

親戚のFLASHFORGE Creator Proなども含め、UFOキャッチャー型の古めな格安3Dプリンターでは同じ症状が出るかもしれません。