オーストラリア1日目

昨日の開発日誌に紹介したWorldTimeAttackChallenge2012のためオーストラリアに来ました。写真はシドニー国際空港の到着ロビー。

VOLTEXさんは移動のためのレンタカーを2台準備なさいました。

ホテルそばのショッピングモールでハンバーガーを。日の出前にとった機内食が最後だったのでおなかぺこぺこでした。HUNGRY JACKSイイ!

歩いてる途中で見つけたなぞの看板。飲酒運転OKな場所ってこと?(笑)

次に、VOLTEXさんが空輸したエアロパーツを取りに、WTAC主催のHi Octane Racingへ。このWTACが行われる1年に1度、1週間の飲み仲間たちと久々の再会でした。ここでつくったロータリーエンジンを積んだ1,200馬力のカリーナに爆笑。パワー最優先のオーストラリア人の思考は大好きです。

See you tomorrowとHi Octane Racingを後にし、車両の様子を見にサーキットへ行きました。夕日に照らされる1コーナー。残念ながら車両を入れたコンテナはまだ到着していませんでした。

最終コーナー側。つり下げられたようなデザインの建物がコントロールタワー。

コース中盤は丘を越えるテクニカルゾーン。

明日からのハードワークに備え肉を大量摂取。VOLTEXさんごちそうさまでした。

車両が無かったためただの旅行記になってしまいましたがコンテナが届く明日からは作業の様子等を掲載できる予定です。

World Time Attack Challengeとは

ココアシステムズが向かうWorld Time Attack Challenge(通称WTAC)とはオーストラリア・シドニー近郊のSydney Motorsport Park(旧 Eastern Creek International Raceway)で数年前から毎年行われているチューニングカーの世界選手権のことで、ココアシステムズは3回目の参加です。

コースは1周約4kmの左回りで、トップ勢は1コーナー(掲載のGoogleマップの地図、左上)を2G近くの横Gを受けながら200km/h以上で駆け抜けるところが一番の見どころ。ヘアピンの2コーナーを抜けるとそこから高低差がかなりある丘のようなテクニカルゾーンが続き、複合の最終コーナーを抜けてゴール。

ココアシステムズもサポートした昨年の優勝チーム(ランサー)の最速ラップタイム1分28秒851が現在のチューニングカーのコースレコードとなっているようです。

主催者の招待が必要なプロクラスには17台のエントリーがあり、うち日本からは6台(プラス日豪混合1台)が参加。車両は我々TopFuel with VOLTEX S2000の他、シルビア・GT-R・ランサー・RX7・RX8と17台中15台が日本車で、自分がオーストラリアにいることを忘れちゃう瞬間があるほど違和感の無いピットレーンになるのは今年も間違いありません(笑)。

なおイベントの日程は以下の感じで、2日間に15分ずつ計8回の走行枠が設けられラップタイム順に順位が決められます。

8月8日 (大半の)日本チーム到着・車両整備
8月9日 練習走行
8月10日 タイムアタック1日目
8月11日 タイムアタック2日目
8月12日 パブでパーティー。といっても飲み物・食事は各自で買います(笑)
8月13日 帰国

VOLTEX&ココアシステムズは6日に現地入りしエアロパーツや計測機器などのセッティングを行います。

現地の様子は当ココアシステムズの開発日誌に(できるだけ)毎日掲載していきますのでお楽しみに。

先月のVOLTEX風洞実験の様子

先月の“TopFuel with VOLTEX S2000”風洞実験の様子がヨコハマタイヤから公開されましたので紹介します。

VOLTEX&ココアシステムズは、来週末にオーストラリアで行われるワールドタイムアタックチャレンジ(WTAC)に向け、他日本チームより一足早く8月5日(日曜)に日本を発ちます。

現地の様子はなるべく毎晩掲載していきます。応援よろしくお願いいたします。

Z33 TCS/VDC用ドライブモードコントローラ発売

先日フェアレディーZ Z33ニスモを貸してくださったHさんのご紹介で、ATのZ33(TCS)でのDrive Mode Controller動作確認を行いました。

製品の動作に関する部分の通信パターンは全てそろい、またそれにあわせたプログラム・装置も完成しましたので、本日“Drive Mode Controller for Fairlady Z Z33 TCS/VDC”を発売しました。

ご購入ページ記載の販売代理店またはココアシステムズ直販にてお求めください。

なお限定車の380RSや海外仕様の350Zについてはご相談ください。

追記 : 本製品の販売は終了しました。

エボ10の水温と純正ディスプレイの関係

エボXで水温計を付けてない方用に、通信解析中に見つけた純正ディスプレイの水温ゲージ表示コマンドで水温(ECU内部値)との比較を表にしてみました。スポーツ走行時の参考にして下さい。

ちなみにココアシステムズ開発車両のエボ10にも水温計ついてません(笑)。

デジタル表示になっても旧来同様に適正値近辺では「鈍感」にしてあるようです。

ラジエターキャップが劣化してない場合の冷却水沸点は120℃ぐらいで、H側の途中ラインはそこを示しているようです。

ゲージが温度計アイコンを越したら高負荷走行を休止するのが安全ですね。

Z33後期MT TCS用DriveModeController解析・取付

フェアレディーZ Z33 バージョンニスモ MT TCS(トラクションコントロール装置)にてドライブモードコントローラーの開発・取り付けをしました。
発売中のエボ10用と同じく車両の通信(CAN)を常にチェックするため確実動作です。

過去にZ33 前期 MT VDC(横滑り防止装置)用は完成しているので、今回の拡張でMTについてはTCS/VDCの装置共用化が行えました。

ATについても近日解析予定ですので、それを終えてからZ33用Drive Mode Controllerを発売します。
#380RSについては出荷台数が少なく確認が難しいため要相談です。ごめんなさい。

なお今回テストに使わせていただいたのはアミューズフルエアロがいかついこちらの方のZ。

どうもありがとうございました。

追記 : この製品の発売は終了しました

風洞実験最終日はちょっとお遊びムードで

VOLTEXさん実車風洞実験最終日の今日はOPTION2誌の取材でした。

昨日までの細かい変更・計測の連続では「画」になりづらいこともあり、普段なら試さないようなテストをしてみました。例えば初夏の風が心地いいルーフオープン状態とか。

見た感じダメそうですが実は意外とそうでもなかったりで驚きです。

オープンルーフにはしませんが(笑)、今回の実験で見つけた高効率エアロデバイスを身につけ8月オーストラリアでのワールドタイムアタック(WTAC)で戦ってきます。現地からなるべく更新しますのでご期待下さい。

風洞実験の計測システム

実車風洞実験の内容はVOLTEXさんのブログまたはフェイスブックをご覧いただくとして、ここではココアシステムズ担当の計測システムを簡単に紹介します。

風洞を動かした時のダウンフォースは4輪それぞれに敷かれた大型の体重計(みたいなもの)で、ドラッグ(空気抵抗)は車両後端に水平設置されたバネばかり(みたいなもの)でその変化を計測しています。風速は風洞に設置されたピトー管という圧力センサーから拝借。

各センサーの生値を左端の装置に入力し、昨日載せた解析ソフトウェアで処理・記録します。

これを計測後すぐ、直前または過去のデータと比較してエアロデバイスの効果の判断をVOLTEXさんがし、この値だけでは見えない空気の流れを読みながらパーツを付けたり外したり大きくしたり小さくしたり角度を変えたりとひたすら試すわけです。

場合によっては車両各部の圧力や風量計測も加わりクルマは配線・配管だらけ。もちろん装置を作るのも付けるのも一苦労です。

風洞実験初日

今日からVOLTEXさんの実車風洞実験が始まりました。車両はもちろんWTAC参戦のS2000RR。

低速で風洞を動かしながらまずはスモークワイヤーで全体的な空気の流れを検証します。フロントからリヤウイング下面まできれいに流れています。

風洞実験と言えばこの煙と毛糸のイメージですが実際にはこれだけでは効果を判断できないので、四輪のダウンフォース・ドラッグ(空気 抵抗)がどう変化するかをココアシステムズ作成のソフトウェア・装置でグラム単位(明らかにオーバスペック ^^;)で可視化・記録し高効率ハイダウンフォースなエアロデバイスの開発につなげていきます。

風洞実験の準備

VOLTEXさんが定期的に行っている実車風洞実験の計測解析のため三重大学に来ました。しばらくの間は毎日「出勤」です。

今回のテストはもちろんWorld Time Attack Challenge(WTAC)に参戦のTopFuel with VOLTEX S2000RR。

このようにクルマを持ち上げ奥に少し見える風洞に置きます。準備が結構大変。

明日から実際に風洞をまわします。

VOLTEXエアロデバイスの効果

先日の富士スピードウェイテスト走行ログから、ホームストレートの車高を抜き出したグラフです。見やすいよう前後輪の縦位置調整して掲載。変化としてご覧下さい。

グラフから、最終コーナーを抜け前上がり後下がりの加速姿勢から車速が上がるにつれダウンフォースの増加によりどんどん車高が下がっていることがわかります(一般車は車速上昇と供に浮いてきます)。そしてクルマを1コーナーイン側に向けはじめブレーキ、という感じですね。

概算ですが停止状態との比較から、優に車重を越すダウンフォースが出ていました。全開を続ければ天井も難なく走れるわけです。

テストのためまだ車高が高くグランドエフェクトはそれなりとのことでしたが、VOLTEXエアロデバイスの効果がはっきりわかる結果でした。

TopFuel with VOLTEX S2000 富士スピードウェイテスト

ワールドタイムアタックチャレンジ(WTAC)参戦のTopFuel with VOLTEX S2000のテストを富士スピードウェイで行いました。ドライバーはWTACでもこの車両でアタックを行うNOB谷口選手

ココアシステムズはいつもの走行解析です。

昼過ぎから雨の予報が出ていたため、休めるのは車両がコースに出ている間だけというみっちりの走行でしたが、特に問題なくハイスピードでセッティングを進めることができました。

さてココアシステムズの次の仕事はこの車両の風洞実験での各種計測です。三重大学にて実車でVOLTEXエアロデバイスの開発を行います。大型ファンモーターを回すためのインバーターのノイズが心地よくてすぐ眠くなるんですねえ(笑)。

ランエボマガジンに掲載

ランサーエボリューションマガジンVol.48に、当ココアシステムズで発売中のDriveModeController for Lancer EvoXが紹介されました。

Amazonでのご購入はこちら

さすがプロの解説はわかりやすく、商品説明の参考にしようと密かに思ったり(笑)。

ランエボマガジンさんありがとうございました。

 

絶賛開発難航中のS-AWCコントローラの取材依頼は残念ながらお断りするしかなかったのですが、次号にはサーキットテストの様子をご覧いただけるようこれまで以上に開発に力を入れますのでお待ち下さい。

TopFuel S2000鈴鹿サーキットテスト

豪ワールドタイムアタックチャレンジ(WTAC)参戦のTopFuel with VOLTEX S2000走行テストが鈴鹿サーキットで行われ、ココアシステムズは毎度の事ですが計測・解析を担当しました。

前回からクルマもエアロデバイスもさらに進化し、順調にテストを終えました。

このグラフはコース上のある場所での車高変化を表したものです。詳しい解説は省きますがこれや他のセンサー情報をセッティング変更にに生かしていきます。

家でゆっくり見れるなら誰でもできることないのですが、騒々しいピットの中、次の走行までに時間の余裕が無い状態でこれらをおこなうのは、場慣れしていないと実はかなり大変。そこでココアシステムズが登場するわけです(笑)。

DriveModeControllerにS-SPORTモードのダブルクリック設定機能追加

VOLTEXさんのデモカーをお借りし、Drive Mode Controller for Lancer EvoX SST(発売中) に、通常は長押しが必要なS-SPORT走行モード設定をダブルクリックでも行えるプログラムを追加してみました。

先日の開発日誌に書いたASCフルオフのダブルクリック化がだいぶ面白かったので。

あいかわらずボタン操作が映ってませんので打音で確認ください(笑)。

ECUを書き換えるわけではないので実際の切り替わりには同じ時間がかかりますから、[SPORT] と [S-SPORT] の交互表示で装置が作業中なことを示す仕様としました。

また S-SPORT に設定できない10km/h以上(SST ECUの仕様)で走行中にダブルクリックがされた時には動作を保留し、設定可能車速以下になるまで待機。その後信号待ちやサーキットコース内徐行で自動的に S-SPORT になるというちょっとだけ親切設計です。

VOLTEXさんといつも協力いただいている真尾さんご夫妻のエボX SSTにてしばらくテストののちバージョンアップのご案内をします。

翻訳者さんと打ち合わせ

海外に製品案内やサンプルなどを送る時にはカタコト英語でしかもかなり簡略化したものを添付していていろんな意味で不安でしたが、今後はプロの翻訳者 Hirokoさんにお願いすることにしました。

在米歴も長く特に芸能・メディア関連に強いそうで、ココアシステムズ製品のワールドワイドデビューに一役買っていただきます(笑)。

中部圏で英語の通訳・翻訳をお探しの方はぜひ彼女にご相談ください。

Hirokoさんのウェブサイト“THE INTERPRETER”(日本語)
http://www.back-in-japan.com/interpreter/

鈴鹿サーキットにてWTAC車両の計測

World Time Attack Challenge(WTAC)に参戦するTeam Top Fuel with Voltexの走行テストが鈴鹿サーキットで行われ、ココアシステムズは走行中の車高計測機器の開発・取り付け・計測を担当しました。

地面とのクリアランスがつま先ほどしかない空力マシンでは車高変化の制御が極めて重要で、そのセッティングに生かすデータを提供するためです。

テストの模様は後日発売のOption2誌面・DVDにて紹介される予定ですのでご覧下さい。

DriveModeController for EvoX にASCフルオフのダブルクリック設定機能追加

前回の開発日誌に書いた Drive Mode Controller for Lancer EvoX(発売中) の新機能テスト、ASCフルオフで必要なボタン長押しの代わりにダブルクリックでこれを行うプログラムを追加してみました。

動画はボタン操作が映ってませんので打音で確認ください(笑)。

ECUを書き換えるわけではないので実際の切り替わりには同じ時間がかかりますから、[ASC OFF] ランプを点滅させ装置が作業中なことを示す仕様としました。

これで意外と難しいスポーツ走行中のASCフルオフへの切り替えが簡単に行えるようになるはず。

バージョンアップについてはもうしばらくテストを行ってからご案内します。

テストと称し筑波1000走行

製品開発テストという名目で、ココアシステムズデモカーのエボ10足まわりをフルメンテナンスしていただいている MKsportさん 開催の筑波サーキットコース1000走行会におじゃましてきました。

お客様からの問い合わせも多いS-AWCコントローラは技術的な問題でサーキットテストの段階にはまだ進んでいないため、実際にはただ遊んできただけです(^^;)。

このクルマにはもちろん DriveModeController(発売中) が装着されているのでASCやインタークーラーウォータースプレーの状態を気にすることなくエンジン始動後はそのままコースインできるのですが、気になったのはコース上でASCフルオフに変更したいときの純正操作でした。

徐行しながらラインを塞がないようコースとミラーを気にしつつ、四点ベルトで押さえつけられた状態でASC OFFボタンを3秒以上長押しというのは意外と難しいのです。コース内の3秒って想像以上に長かった。。。

ECUの3秒仕様自体は変更できませんが、ダブルクリック等で装置がこれを代理操作してくれれば切り替えがだいぶ楽かもと思いました。

来週鈴鹿で行われる World Time Attack Challenge 車両走行テストサポートが終わったらさっそく試してみます。有用であれば販売済の装置についても実費にてバージョンアップ行いますのでお待ちください。過去に投稿のSST走行モード変更に対するこんな特別機能も鈴鹿にて VOLTEXさん のデモカー(SST)をお借りして確認してきますのでもうちょっとお待ちください。

Z33 VDC用ドライブモードコントローラ完成

イエローガレージさん(群馬県伊勢崎市)のご協力で、Z33 6MT VDC用のDrive Mode Controllerが完成しました。
※写真の装置は製品とはじゃっかん異なります。

VDC OFFボタンにて一度VDCをオフにしておけば、今後はエンジン再始動後も常時オフがキープされます。車両CANの情報をチェックしながら動作するため確実で簡単です。

Z33にはじゃまな警告音等無いためそれほど意味無いですが、エボX用にも装備しているエンジン始動中のみVDCの状態を復帰する機能もつけました。モードの切り替えはウインカーの点滅回数で確認可能。

なお今回は前期車両での解析だったため、今後は中・後期、TCS搭載車での確認を進めていきます。製品としての発売はそれからになると思います。