今日の風洞実験は2台のS2000
2013年4月16日 23時29分 | カテゴリー : [車種]S2000 WTAC 計測
今日の風洞実験ではTopFuel w/ VOLTEX S2000RRともう1台の、計2台のS2000を計測しました。
実験の中で、これまで「お得」な空力デバイスの1つだと思っていたダックテール(トランク後端をくちばしのようにつきだしたもの)は、実は逆に効率を悪くする場合もあるということがわかり、これが今日イチの驚きでした。
詳しい結果はおいおいVOLTEXブログで報告があると思います。
明日もS2000RRをねちっこく計測します。
今日から風洞実験
2013年4月15日 19時10分 | カテゴリー : WTAC 計測
実車風洞実験のため三重大学に来ました。VOLTEXさんが定期的に行っているもので、ココアシステムズでは計測機器の一部開発と計測を担当しています。
緑色の巨大な循環パイプの中で空気が加速し続けられ、その中に置かれたクルマにかかる力などを記録します。
エアロパーツの形状を変更しながら、その中で効率の良い(ダウンフォースが多く空気抵抗が少ない)ものを探していきます。
TILTON RACING、タイム更新できず
2013年4月7日 22時55分 | カテゴリー : [車種]ランサー WTAC イベント
オーストラリアからやってきたTILTON RACINGは昨日に引き続き今日のハイパーミーティングでも走行。ココアシステムズも引き続きお手伝いです。
残念ながらアタック中にインタークーラーホースが裂け、チェックのため一般車と混走した時の56秒0が本日のベストラップに。3日前の初走行54秒9も含め、彼らにとってはちょっと残念な遠征となってしまいました。
メンバーは帰国しますが車両はVOLTEXさんに残り風洞実験を含めたエアロデバイスのアップデートを行い10月のワールドタイムアタックチャレンジ(WTAC)に備えるそう。半年後オーストラリアでの彼らとの再会がもう楽しみです。まあ10日後の風洞実験でオーナーとエンジニアにはまた会うのですが(笑)。
豪TILTON RACINGの底力
2013年4月6日 22時33分 | カテゴリー : [車種]ランサー WTAC イベント
筑波サーキットのタイムアタックのためオーストラリアからやってきたTILTON RACING。昨年のワールドタイムアタックチャレンジ(WATC)2位のチームです。
オージーには何度もお世話になっているので気持ち的にほんのちょっとサポートしてるのですが、本日のアタックはエンジントラブルでおとといのテストから10秒落ち(!)で終わってしまいました。
が、彼らはそれにめげず、いったい何基エンジン持ってきてるのよ!的な準備で明日のアタックに修理を間に合わせてしまいました。すごい。
ハイパーミーティングは爆弾低気圧でコンディションが読めませんがきっと良い結果を持って帰ってくれるはずです。
ガンバレTILTON!!
変換装置おおむね完成
2013年4月3日 23時46分 | カテゴリー : [車種]S2000 開発
前回製作のサスペンションストローク・タイヤ温度計測装置とデータロガー(RaceTechnology DL1)の間に入る変換装置がおおむね完成しました。既存のケースにあわせたため基板はスカスカです。
センサーのチェック用に簡単なディスプレイもつけました。写真は、まだ1つしかない計測装置から送られてきている、左前輪のストローク63mm・温度29℃という情報を示しています。
明日から出張が続くため合間を見ての仕上げ作業になりますが今月中の完成を目指します。
サスペンションストロークセンサー
2013年3月19日 22時19分 | カテゴリー : [車種]S2000 開発
VOLTEXさんの依頼でイギリスからストロークセンサーを取り寄せました。TopFuel with VOLTEX S2000RRのサスペンションの動きを計測します。
Active Sensors
http://www.activesensors.com/
ロッドの突き出し量で抵抗値が変わるという仕組みで測定はとても簡単(取付は大変そう)ですが、問題は現在使用中のデータロガーにこれらを入力するアナログチャネルが残っていないこと。車高・エンジンコンディションでほぼ使い切り中。
幸いRS232Cのデジタルデータチャネルが1つあるので、先に掲載したタイヤ温度センサーとあわせまとめてそこに入力する変換装置を試作しています。基板はできました。それっぽく動くようになったら後日紹介します。
鈴鹿サーキット走行テスト準備
2013年3月12日 00時30分 | カテゴリー : [車種]S2000 WTAC 計測
TopFuel with VOLTEX S2000RRの走行テストが明日12日に鈴鹿サーキットで行われるため、VOLTEX工場にてエアロデバイスのアップデートが忙しく行われる中、センサー・計測器の再調整を行いました。
このクルマにはドライカーボンのアンダーパネルと地面との距離を直接測るセンサーを4つ用いた車高計測システム(VOLTEX/ココアシステムズ共同開発)をつけてあるんですが、これがなかなか手のかかる子(?)で。。。
ターゲットとなっているワールドタイムアタックチャレンジ(WTAC/オーストラリア)では今年から車検時の車高5cm以上というルールが追加されたためグランドエフェクトがあまり生かせなくなりましたが、逆にその中で他チームを上回って活用するためにも走行時の車高管理がますます重要になってきました。このシステム、だいぶ責任重大っぽいです。
オリジナルクリアファイルを作ってみました
2013年2月24日 23時54分 | カテゴリー : 製品情報
VOLTEX風洞実験の次回予定
2013年2月14日 15時11分 | カテゴリー : 予定・告知
東京オートサロン2013デモ S-AWCコントローラ
2013年2月10日 21時17分 | カテゴリー : [車種]ランサー イベント 製品情報
東京オートサロン2013でデモ放映した「エボ10用S-AWC Controller」解説動画です。
本庄サーキットにて昨年末、ジムカーナ名人・MKsport 森田勝也選手にココアシステムズデモカーでノーマルとS-AWCコントローラ使用時の走行比較をしていただき、その評価と解析をまとめました。
ACDはさておき、AYCの高度な制御に感動すること間違いなし。
エボ10用S-AWCコントローラは現在開発中です。
追記 : 本技術は Do-Luck 製 DTMII に採用され現在発売中です。
東京オートサロン2013展示 VSCキャンセラー
2013年2月5日 23時22分 | カテゴリー : [車種]86/BRZ イベント 製品情報
だいぶ間が開いてしまいましたが、東京オートサロン2013でデモ放映した「86/BRZ用VSCC(ビークルスタビリティコントロールキャンセラー)」説明動画です。バトルビーレーシング・ココアシステムズ共同開発製品。
車両のボタン操作だけではTRC(トラクションコントロール)・VSC(横滑り防止機能)は完全オフにはできませんが、この装置はポン付けで、停車時ならいつでもカット可能。ABS制御もちゃんと残ります。ノーマル復帰もワンプッシュ。
オートサロンでは音が出せない時間があり、また逆に騒音で聞こえないこともあるため、動画にはほぼ全編に字幕を入れてあります。ちょっとじゃまですが気にしないでください。
お問合せ・ご購入はバトルビーレーシングさんまでどうぞ。ZC32S スイフトスポーツ用にESP・TCSをカットするVSCCもラインナップしています。
HKSプレミアムデイでS2000RR走行解析
2013年1月27日 22時25分 | カテゴリー : [車種]S2000 イベント
富士スピードウェイで行われたHKSプレミアムデイでココアシステムズがセンサー開発・計測サポートをするTopFuel with VOLTEX S2000RRが走行しました。
昨年のワールドタイムアタックチャレンジ(World Time Attack Challenge/WTAC)の時から続く「5速が入らない」病はわかっていたので当初よりデモラン的でしたが、それでも今年のWTACに向けなにかデータが取れるだろうとTopFuel・VOLTEX・ココアシステムズに、さらに吸気システム開発のZEEKさんも加わりいつも以上のフルサポートでした。
想像以上にギアが入らなかったこともあり結局1アタックで終了となりましたが、「着陸」しないギリギリで空力最大効率となる車高の追い込みやエアロデバイスの改善方向、クルマの操安などがわかったため収穫ある走行でした。
またS2000RRとは話が変わりますが、86/BRZ用ビークルスタビリティコントロールキャンセラー(VSCキャンセラー/VSCC)のサンプルを1つ持っていったのですが86/BRZのエントリーが多かったため人気で、いくつかのショップさんなどで使い回していただいたようでした。お買い求めお待ちしております(^^)。ご購入はバトルビーレーシングまで。
東京オートサロン2013デモ ACD/AYC メーター
2013年1月20日 15時14分 | カテゴリー : [車種]ランサー イベント
東京オートサロン出展が終わったと同時に風邪を引いてしまい未だ療養中です。咳が止まりません。。。
さて、現地ではたくさんの方に見ていただいた装置デモや液晶ディスプレイを使った説明動画などを、再編集してこれから少しずつ掲載していくことにしました。
まずはエボ10用ACD/AYCメーター試作機の本庄サーキット走行再現デモ(?)です。先月26日に行ったS-AWCコントローラー(開発中)テストで、連続周回で油温水温ともに高くタイヤみぞもほとんど無くなってきた終盤に出たベストタイムのものです。加減速2.0倍、コーナーリング0.5倍設定。
コーナーによってはAYCが外側・内側と頻繁に動作を切り替え車両を曲げながら安定化させるというすごそうな感じが見て取れますが、変化が早すぎてロガーで見ないとなんのこっちゃ、です(笑)。
この時の動画とデータ説明は後日また掲載します。