テストと称し筑波1000走行

製品開発テストという名目で、ココアシステムズデモカーのエボ10足まわりをフルメンテナンスしていただいている MKsportさん 開催の筑波サーキットコース1000走行会におじゃましてきました。

お客様からの問い合わせも多いS-AWCコントローラは技術的な問題でサーキットテストの段階にはまだ進んでいないため、実際にはただ遊んできただけです(^^;)。

このクルマにはもちろん DriveModeController(発売中) が装着されているのでASCやインタークーラーウォータースプレーの状態を気にすることなくエンジン始動後はそのままコースインできるのですが、気になったのはコース上でASCフルオフに変更したいときの純正操作でした。

徐行しながらラインを塞がないようコースとミラーを気にしつつ、四点ベルトで押さえつけられた状態でASC OFFボタンを3秒以上長押しというのは意外と難しいのです。コース内の3秒って想像以上に長かった。。。

ECUの3秒仕様自体は変更できませんが、ダブルクリック等で装置がこれを代理操作してくれれば切り替えがだいぶ楽かもと思いました。

来週鈴鹿で行われる World Time Attack Challenge 車両走行テストサポートが終わったらさっそく試してみます。有用であれば販売済の装置についても実費にてバージョンアップ行いますのでお待ちください。過去に投稿のSST走行モード変更に対するこんな特別機能も鈴鹿にて VOLTEXさん のデモカー(SST)をお借りして確認してきますのでもうちょっとお待ちください。

Z33 VDC用ドライブモードコントローラ完成

イエローガレージさん(群馬県伊勢崎市)のご協力で、Z33 6MT VDC用のDrive Mode Controllerが完成しました。
※写真の装置は製品とはじゃっかん異なります。

VDC OFFボタンにて一度VDCをオフにしておけば、今後はエンジン再始動後も常時オフがキープされます。車両CANの情報をチェックしながら動作するため確実で簡単です。

Z33にはじゃまな警告音等無いためそれほど意味無いですが、エボX用にも装備しているエンジン始動中のみVDCの状態を復帰する機能もつけました。モードの切り替えはウインカーの点滅回数で確認可能。

なお今回は前期車両での解析だったため、今後は中・後期、TCS搭載車での確認を進めていきます。製品としての発売はそれからになると思います。

ReadyNASでオフラインファイルの同期に失敗

最近、開発データの類を置いているNASのWindowsHomeServer機が夜中に死ぬという怪奇現象(?)が頻発していました。
調べている内にデータが壊れても困るので過去に少し使ったことがあるNETGEARのReadyNAS Ultra4を導入し、無事コピーも終え一安心だったのですが…。

一部ファイルはノートPCにWindowsのオフラインファイル機能で同期してるのですが、ReadyNASだと「プロセスはファイルにアクセスできません」といわれ同期に失敗してしまいます。
いろいろ調べてMicrosoftの開発チームblogの内容で解決できたので検索用に書いておきます。

Using Offline Files with Samba

環境:
RAIDiator-x86 4.2.19
オフラインファイルを試したのはWindows7のみ(64/32bit版とも)

1. “Enable Root SSH Access”のアドオンを入れる
2. sshにてrootでログイン
3. viなどで /etc/samba/smb.conf の [global] に以下を追加・変更する

oplocks = yes    ← 標準で 0 になってる
level2 oplocks = yes
kernel oplocks = no

4. samba(またはReadyNAS)を再起動

ただこれをせずとも共有ディレクトリでの同期は問題なかったのでパーミッションの設定だけで済んだのかもしれません。

 

追記:
ReadyNAS 316のファームウェア6.5.2で、アップデートで変わったのか自分で変更したのかよくわかりませんwが同じエラーが出るようになりました。同じ方法で直ったので追記します。ただ設定するファイルは上記3のじゃなく、

/etc/frontview/samba/smb.conf.overrides

あたりがいいと思います。たぶん。

SST・ASC・ICWS自動復帰装置に機能追加予定

発売中のランサーエボリューションX SST・ASC・ICWS自動復帰装置に新機能の追加を企画中です。というか試作プログラムは今ほど完成しました。

SST走行モードをSPORTからS-SPORTに切り替えるとき▲ボタンを長押しする必要がありますが、これをちょん押しでS-SPORTにできるちょっとした機能です。

SST ECUの仕様である長押し自体を無くせるわけではないので人の代わりに装置がこの操作をするだけですが、それでもS-SPORTへの切り替え作業が楽になるのではと期待しています。代理操作中はメーターパネルを点滅させるなどしてドライバーに通知も行う予定です。

デフォルトではこの機能はオフにしますが、それでも自動車メーカーがあえて長押しが必要な操作にしたものを変更するのはどうなのかなあという気もしますので、使ってみてつまらなければ導入は見送ります。

もし追加する場合は、すでに同装置をお買い上げの方には実費にてバージョンアップを行います。準備が整い次第メール等にてご連絡しますのでお待ちください。

Z33 VDC通信解析

イエローガレージさん(群馬県伊勢崎市/地図)のご協力で、フェアレディーZ Z33 VDC(ビークルダイナミクスコントロール/横滑り防止)の状態が車両の通信ではどう認識されているかをチェックしました。

早々に試作機を製作し、来週には装着・テストを行う予定です。

Z33前期 VDC自動復帰装置開発予定

フェアレディーZ Z33 前期のVDC(横滑り防止装置)自動復帰装置の開発を行います。

エボX用の自動復帰装置同様、車両の通信を監視しVDCの状態を常時キープします。VDCオフの状態でエンジンを切れば次回始動時には確実にオフではじまりますので、サーキット走行などでもいちいちVDCのボタンを押す必要がありません。

VDCではなくTCS(トラクションコントロール)装備車には通信内容が違うため対応しませんが、車両をお借りすることができれば対応できます。Z33後期やZ34等についても同様です。興味のある方はココアシステムズまでご連絡ください。

WTAC車両用のセンサーユニット

VOLTEXさんご依頼の、ワールドタイムアタックチャレンジ車両用センサーユニットができました。

具体的な計測は明かせませんがエアロデバイスの確認用という感じでしょうか。チューニングカーや市販車レースぐらいではここまでやってる車両は無いので技術者として単純に楽しいですね。

ただ気になるのは、アタックカーはたいてい振動がひどいので内部はそれなりに対策しましたが、安いコネクターを使ったのだけは失敗だったかもしれません。月末のテスト走行が終わったら考えます。

商品パッケージ

これまでココアシステムズの製品は簡易梱包でしたがようやくパッケージを準備することができました。

一流メーカーのようなフル印刷はできないので白箱にシールを貼っただけですが愛情込めて作りました(^^)。

量産には、試作・特注とは違う難しさがありますね。

これまでにご購入いただいた方でこのパッケージご入り用でしたら送料無料でお送りしますので、ココアシステムズまでご連絡ください。

はんだ煙の(超)簡易清浄機

はんだ付けを行うとき、見た目は悪いのですが、組み立てPC用廃熱ファンに活性炭フィルタを組み合わせたものを簡易空気清浄機として使用しています。フィルタは排出口に(無理矢理)挟み込みました。ファンは扇風機タイプではなくシロッコファンを使うのがポイント。

見た目どおりそれほど吸引力はなく手前20cm程度ですが、あまり強力でも冷えすぎてはんだ付けの信頼性が落ちるので、これぐらいがちょうどいいかもしれません。

はんだ付け専用の空気清浄機も市販されていますが(PCI 2スロット分のこれと比べれば)でかくてじゃまなので、そこまでの必要もないというホビーユーザさんはお試し下さい。

今年もオーストラリアのタイムアタックに

オーストラリアのイースタンクリークインターナショナルレースウェイで毎年行われるWorld Time Attack Challenge

ココアシステムズは今年は、今ほど上記サイトでエントリーが発表されたTeam Top Fuel with Voltexのサポートを行います。

チーム的には初参戦ですがVOLTEXさんとぼくは3度目なのでオーストラリアに友人も多く不安はありません。現地でモメるポイントもわかっているので、車両のポテンシャルをあげることだけに集中できます。

現在ココアシステムズでは通常製品の開発と平行し、VOLTEXさん依頼の計測装置群を製作・テストしているところです。実車でうまく動けば公開できるかもしれません。うまくいかなければ無かったことになりますが(笑)。

ランエボマガジンのウェブレポートに

ランサーエボリューションWEBマガジンイベントレポートで、東京オートサロンに展示したココアシステムズの製品が紹介されてました(嬉)。

本誌の発売日が5月26日に変更となりエボ10デモカーを持つココアシステムズとしても寂しかったのですが、でもその間はウェブ版が見逃せませんね!

新版のSST用自動復帰装置はもう少しお待ちください

先週末、隣県にお住まいの真尾さんご夫妻(仮名)に開発協力いただき、新版自動復帰装置のSST走行モード復帰テストをいました。

新版の特徴は入出力を1本の電線で行うことで、これにより車両配線が旧版に比べ減り作業もずっと楽になることでした。その代わりプログラム的には、自動復帰装置が自ら行う操作と、人間が(装置から見たら気ままに)行う操作との区別・判断がつきづらくなるという難点があり、今回はその点でハマってしまいSST走行モードのSスポーツのみ自動復帰させることができず持ち越しになってしまいました。

SST・ASC・ICWS(インタークーラーウォータースプレー)自動復帰装置第二版の発売はもうしばらくお待ちください。

エボX SST車両用の自動復帰装置は車速情報が必要

エボ10 SST用のSST・ASC・ICWS自動復帰装置はある意味単純な5MT用とは異なり、車速情報も必要になります。Sスポーツへの設定が10km/h以下でなければならない制限があるためです。

逆に、これがわかれば停止状態で時速300kmというメーター表示を行うことも難しくありません。

同じ原理で、手間をかければ社外メーターのように始動毎にオープニングでタコ・車速の針をぐいーんと回すことも可能ですが、たったこれだけの機能なのに何万円もする製品になってしまうので正直現実的ではありません(笑)。

エボX用ASC・ICWS自動復帰装置第二版完成

完成した今となればちょっとしたことだったんですがそれに気付かず回路・プログラムとも何度も修正しようやくエボX用ASC・ICWS自動復帰装置の第二版ができました。化粧ステッカーはまだ貼っていません。

機能的には第一版と同じですが、第二版では車両への配線が減り、また誤配線に対する保護回路がさらに強化されました。

早々に説明書を作り直し、5MT用は近日中に発売開始です(納期1週間程度)。SST用はまだプログラムが終わっていませんので少し先になりそう。

これでココアシステムズの全製品が「開発中」という事態から脱出の見込みです。いやーよかった。

自在ノズルと新エンドミル

冷却用の自在ノズルを見つけました。

NCでの切削時にはカス飛ばしと刃の冷却をかねエアーを吹いていていますが、うまく照準を合わせる仕組みを知らなかったのでこれまでは「完全手動」でした。切削位置を狙ってつきっきり。

これで今後はこのちょっとばかっぽい状況が改善される、、、といいなあ。

あとこれまで使ったことのない種類のエンドミル(切削用の刃)を買ってみました。1本数千円するので折れづらい無難なサイズで試してみて、よければ各サイズそろえていきます。

 

追記:

この自在ノズル(バルブホースキット)のパーツ、外れたら二度と付けられないんじゃないかってぐらい硬いんですが、メスになる側をヒートガンで適度に温めると意外と簡単に脱着できます。

社外ECUのチェック

今日は通常の開発作業をお休みし、草レース車両(?)のECUチェックをしています。

4AGにSRのクランク角センサーをつけ社外フルコンで動かしたいとのことですが、なぜか回転を拾わず、もちろん始動の「し」の字もしないそうです。

受け取った箱にはECUの他にクラセンが3つ。依頼主さんこれの動作不良を疑っていらっしゃるような雰囲気です。ということで手でくるくる回し全台1度・180度信号とも出てることをまずは確認しました。

昼食後、実際にECUにつなぎ机上で確認します。手回しの速度でも「回転」と認識されることを祈るばかり。

 

午後追記:

クラセン信号を5Vでプルアップしたら認識しました。

1万回転ぐらいまわすエンジンらしいので高速な電動ドリルをつなげてチェックと思ったんですが、残念ながらココアシステムズには1,800回転のものしかありませんでした。全開回ったとしても(たった)3,600rpm相当ですがこれ以上はできないので依頼主にはそのように伝えます。

GRB/GVB用Gセンサー

現行インプレッサ用のGセンサーを買ってみました。うまく解析できればDCCDコントローラの開発につながるかもしれません。

以下は現在のココアシステムズ製品の開発状況です。

  • エボ10用ASC・ICWS自動復帰装置 … 車両への配線を減らした新版回路製作中
  • エボ10用ACD/AYCコントローラ … 実車装着しての動作チェック中。まだコントロールはしてません :p

カタログ第一号

東京オートサロン ココアシステムズ45cmブースにお越し頂きました皆様、どうもありがとうございました。何のトラブルもなく無事3日間を終えることができました。

会場にて配布のココアシステムズカタログ(チラシ)第一号のPDFを準備しましたので、製品情報の代わりといってはアレですがぜひご覧下さい。

13日から東京オートサロンです

明日13日から15日まで幕張メッセ(千葉)で開催される東京オートサロン会場にココアシステムズの45cmブースができました。ずーっと準備してきてたので感慨ひとしおです(^^)。ちなみに左側のF1ライトを展示なさってるのはお友だちのタモンデザインさん。

45cmは写真で見るとほんのちょっとのスペースですがこれを準備するだけでもかなりの時間がかかったので、これ以上だと間違いなくやりきれませんでした。スペースをお貸しいただいたVOLTEXさんはこれも見越していらしたんでしょうね。感謝。

場所はホール4(中央館右より)メインストリートのVOLTEXさんブースの中でも一番目立つ位置です。

説明員のタグを付けて3日間ほぼ常駐していますのでぜひお立ち寄りください。

ケース加工も自前です

開発中の33,34GT-R用アテーサコントローラ・エボ10用ACD/AYCコントローラ共通の操作部を製作しました。

ココアシステムズにはプログラムで切削を行うNC旋盤があるためケース加工も自前で行っています。

もちろんこれも先のプリント基板同様に試作サイクルをあげるためと超少量生産製品の価格を下げるためです。

ただNC旋盤の構造上どうしても正円を切削することが難しいのでボタン部分はステッピングドリルできれいに拡大しています。丸じゃなく四角いボタンの方がいいのかしらん。