VOLTEXエアロデバイスの効果

先日の富士スピードウェイテスト走行ログから、ホームストレートの車高を抜き出したグラフです。見やすいよう前後輪の縦位置調整して掲載。変化としてご覧下さい。

グラフから、最終コーナーを抜け前上がり後下がりの加速姿勢から車速が上がるにつれダウンフォースの増加によりどんどん車高が下がっていることがわかります(一般車は車速上昇と供に浮いてきます)。そしてクルマを1コーナーイン側に向けはじめブレーキ、という感じですね。

概算ですが停止状態との比較から、優に車重を越すダウンフォースが出ていました。全開を続ければ天井も難なく走れるわけです。

テストのためまだ車高が高くグランドエフェクトはそれなりとのことでしたが、VOLTEXエアロデバイスの効果がはっきりわかる結果でした。

TopFuel with VOLTEX S2000 富士スピードウェイテスト

ワールドタイムアタックチャレンジ(WTAC)参戦のTopFuel with VOLTEX S2000のテストを富士スピードウェイで行いました。ドライバーはWTACでもこの車両でアタックを行うNOB谷口選手

ココアシステムズはいつもの走行解析です。

昼過ぎから雨の予報が出ていたため、休めるのは車両がコースに出ている間だけというみっちりの走行でしたが、特に問題なくハイスピードでセッティングを進めることができました。

さてココアシステムズの次の仕事はこの車両の風洞実験での各種計測です。三重大学にて実車でVOLTEXエアロデバイスの開発を行います。大型ファンモーターを回すためのインバーターのノイズが心地よくてすぐ眠くなるんですねえ(笑)。

ランエボマガジンに掲載

ランサーエボリューションマガジンVol.48に、当ココアシステムズで発売中のDriveModeController for Lancer EvoXが紹介されました。

Amazonでのご購入はこちら

さすがプロの解説はわかりやすく、商品説明の参考にしようと密かに思ったり(笑)。

ランエボマガジンさんありがとうございました。

 

絶賛開発難航中のS-AWCコントローラの取材依頼は残念ながらお断りするしかなかったのですが、次号にはサーキットテストの様子をご覧いただけるようこれまで以上に開発に力を入れますのでお待ち下さい。

TopFuel S2000鈴鹿サーキットテスト

豪ワールドタイムアタックチャレンジ(WTAC)参戦のTopFuel with VOLTEX S2000走行テストが鈴鹿サーキットで行われ、ココアシステムズは毎度の事ですが計測・解析を担当しました。

前回からクルマもエアロデバイスもさらに進化し、順調にテストを終えました。

このグラフはコース上のある場所での車高変化を表したものです。詳しい解説は省きますがこれや他のセンサー情報をセッティング変更にに生かしていきます。

家でゆっくり見れるなら誰でもできることないのですが、騒々しいピットの中、次の走行までに時間の余裕が無い状態でこれらをおこなうのは、場慣れしていないと実はかなり大変。そこでココアシステムズが登場するわけです(笑)。

DriveModeControllerにS-SPORTモードのダブルクリック設定機能追加

VOLTEXさんのデモカーをお借りし、Drive Mode Controller for Lancer EvoX SST(発売中) に、通常は長押しが必要なS-SPORT走行モード設定をダブルクリックでも行えるプログラムを追加してみました。

先日の開発日誌に書いたASCフルオフのダブルクリック化がだいぶ面白かったので。

あいかわらずボタン操作が映ってませんので打音で確認ください(笑)。

ECUを書き換えるわけではないので実際の切り替わりには同じ時間がかかりますから、[SPORT] と [S-SPORT] の交互表示で装置が作業中なことを示す仕様としました。

また S-SPORT に設定できない10km/h以上(SST ECUの仕様)で走行中にダブルクリックがされた時には動作を保留し、設定可能車速以下になるまで待機。その後信号待ちやサーキットコース内徐行で自動的に S-SPORT になるというちょっとだけ親切設計です。

VOLTEXさんといつも協力いただいている真尾さんご夫妻のエボX SSTにてしばらくテストののちバージョンアップのご案内をします。

翻訳者さんと打ち合わせ

海外に製品案内やサンプルなどを送る時にはカタコト英語でしかもかなり簡略化したものを添付していていろんな意味で不安でしたが、今後はプロの翻訳者 Hirokoさんにお願いすることにしました。

在米歴も長く特に芸能・メディア関連に強いそうで、ココアシステムズ製品のワールドワイドデビューに一役買っていただきます(笑)。

中部圏で英語の通訳・翻訳をお探しの方はぜひ彼女にご相談ください。

Hirokoさんのウェブサイト“BACK IN JAPAN”(日本語)

鈴鹿サーキットにてWTAC車両の計測

World Time Attack Challenge(WTAC)に参戦するTeam Top Fuel with Voltexの走行テストが鈴鹿サーキットで行われ、ココアシステムズは走行中の車高計測機器の開発・取り付け・計測を担当しました。

地面とのクリアランスがつま先ほどしかない空力マシンでは車高変化の制御が極めて重要で、そのセッティングに生かすデータを提供するためです。

テストの模様は後日発売のOption2誌面・DVDにて紹介される予定ですのでご覧下さい。

DriveModeController for EvoX にASCフルオフのダブルクリック設定機能追加

前回の開発日誌に書いた Drive Mode Controller for Lancer EvoX の新機能テスト、ASCフルオフで必要なボタン長押しの代わりにダブルクリックでこれを行うプログラムを追加してみました。

動画はボタン操作が映ってませんので打音で確認ください(笑)。

ECUを書き換えるわけではないので実際の切り替わりには同じ時間がかかりますから、[ASC OFF] ランプを点滅させ装置が作業中なことを示す仕様としました。

これで意外と難しいスポーツ走行中のASCフルオフへの切り替えが簡単に行えるようになるはず。

バージョンアップについてはもうしばらくテストを行ってからご案内します。

追記:本製品の販売は終了しました。再販の予定はありません

テストと称し筑波1000走行

製品開発テストという名目で、ココアシステムズデモカーのエボ10足まわりをフルメンテナンスしていただいている MKsportさん 開催の筑波サーキットコース1000走行会におじゃましてきました。

お客様からの問い合わせも多いS-AWCコントローラは技術的な問題でサーキットテストの段階にはまだ進んでいないため、実際にはただ遊んできただけです(^^;)。

このクルマにはもちろん DriveModeController(発売中) が装着されているのでASCやインタークーラーウォータースプレーの状態を気にすることなくエンジン始動後はそのままコースインできるのですが、気になったのはコース上でASCフルオフに変更したいときの純正操作でした。

徐行しながらラインを塞がないようコースとミラーを気にしつつ、四点ベルトで押さえつけられた状態でASC OFFボタンを3秒以上長押しというのは意外と難しいのです。コース内の3秒って想像以上に長かった。。。

ECUの3秒仕様自体は変更できませんが、ダブルクリック等で装置がこれを代理操作してくれれば切り替えがだいぶ楽かもと思いました。

来週鈴鹿で行われる World Time Attack Challenge 車両走行テストサポートが終わったらさっそく試してみます。有用であれば販売済の装置についても実費にてバージョンアップ行いますのでお待ちください。過去に投稿のSST走行モード変更に対するこんな特別機能も鈴鹿にて VOLTEXさん のデモカー(SST)をお借りして確認してきますのでもうちょっとお待ちください。

Z33 VDC用ドライブモードコントローラ完成

イエローガレージさん(群馬県伊勢崎市)のご協力で、Z33 6MT VDC用のDrive Mode Controllerが完成しました。
※写真の装置は製品とはじゃっかん異なります。

VDC OFFボタンにて一度VDCをオフにしておけば、今後はエンジン再始動後も常時オフがキープされます。車両CANの情報をチェックしながら動作するため確実で簡単です。

Z33にはじゃまな警告音等無いためそれほど意味無いですが、エボX用にも装備しているエンジン始動中のみVDCの状態を復帰する機能もつけました。モードの切り替えはウインカーの点滅回数で確認可能。

なお今回は前期車両での解析だったため、今後は中・後期、TCS搭載車での確認を進めていきます。製品としての発売はそれからになると思います。

ReadyNASでオフラインファイルの同期に失敗

最近、開発データの類を置いているNASのWindowsHomeServer機が夜中に死ぬという怪奇現象(?)が頻発していました。
調べている内にデータが壊れても困るので過去に少し使ったことがあるNETGEARのReadyNAS Ultra4を導入し、無事コピーも終え一安心だったのですが…。

一部ファイルはノートPCにWindowsのオフラインファイル機能で同期してるのですが、ReadyNASだと「プロセスはファイルにアクセスできません」といわれ同期に失敗してしまいます。
いろいろ調べてMicrosoftの開発チームblogの内容で解決できたので検索用に書いておきます。

Using Offline Files with Samba

環境:
RAIDiator-x86 4.2.19
オフラインファイルを試したのはWindows7のみ(64/32bit版とも)

1. “Enable Root SSH Access”のアドオンを入れる
2. sshにてrootでログイン
3. viなどで /etc/samba/smb.conf の [global] に以下を追加・変更する

oplocks = yes    ← 標準で 0 になってる
level2 oplocks = yes
kernel oplocks = no

4. samba(またはReadyNAS)を再起動

ただこれをせずとも共有ディレクトリでの同期は問題なかったのでパーミッションの設定だけで済んだのかもしれません。

 

追記:
ReadyNAS 316のファームウェア6.5.2で、アップデートで変わったのか自分で変更したのかよくわかりませんwが同じエラーが出るようになりました。同じ方法で直ったので追記します。ただ設定するファイルは上記3のじゃなく、

/etc/frontview/samba/smb.conf.overrides

あたりがいいと思います。たぶん。

 

追記:
ちょっと定かじゃないんですがFW 6.8のころからかReadyNAS内の編集中の共有ファイルが突然ロックされ保存できなくなることがごくたまに起こるようになりました。どうも oplocks が影響しているようで、オフにしたらそれ以来ロックされることは無くなりました。先述の、オンにしないと同期できなかったオフラインファイルも、今はなぜかオフで問題ありません。

 

追記:
買ってきたばかりのReadyNASはWindows10のオフラインファイルがそのまま使えてますので今はsambaの設定を変更する必要な全くないようです。

SST・ASC・ICWS自動復帰装置に機能追加予定

発売中のランサーエボリューションX SST・ASC・ICWS自動復帰装置に新機能の追加を企画中です。というか試作プログラムは今ほど完成しました。

SST走行モードをSPORTからS-SPORTに切り替えるとき▲ボタンを長押しする必要がありますが、これをちょん押しでS-SPORTにできるちょっとした機能です。

SST ECUの仕様である長押し自体を無くせるわけではないので人の代わりに装置がこの操作をするだけですが、それでもS-SPORTへの切り替え作業が楽になるのではと期待しています。代理操作中はメーターパネルを点滅させるなどしてドライバーに通知も行う予定です。

デフォルトではこの機能はオフにしますが、それでも自動車メーカーがあえて長押しが必要な操作にしたものを変更するのはどうなのかなあという気もしますので、使ってみてつまらなければ導入は見送ります。

もし追加する場合は、すでに同装置をお買い上げの方には実費にてバージョンアップを行います。準備が整い次第メール等にてご連絡しますのでお待ちください。

Z33 VDC通信解析

イエローガレージさん(群馬県伊勢崎市/地図)のご協力で、フェアレディーZ Z33 VDC(ビークルダイナミクスコントロール/横滑り防止)の状態が車両の通信ではどう認識されているかをチェックしました。

早々に試作機を製作し、来週には装着・テストを行う予定です。

Z33前期 VDC自動復帰装置開発予定

フェアレディーZ Z33 前期のVDC(横滑り防止装置)自動復帰装置の開発を行います。

エボX用の自動復帰装置同様、車両の通信を監視しVDCの状態を常時キープします。VDCオフの状態でエンジンを切れば次回始動時には確実にオフではじまりますので、サーキット走行などでもいちいちVDCのボタンを押す必要がありません。

VDCではなくTCS(トラクションコントロール)装備車には通信内容が違うため対応しませんが、車両をお借りすることができれば対応できます。Z33後期やZ34等についても同様です。興味のある方はココアシステムズまでご連絡ください。

WTAC車両用のセンサーユニット

VOLTEXさんご依頼の、ワールドタイムアタックチャレンジ車両用センサーユニットができました。

具体的な計測は明かせませんがエアロデバイスの確認用という感じでしょうか。チューニングカーや市販車レースぐらいではここまでやってる車両は無いので技術者として単純に楽しいですね。

ただ気になるのは、アタックカーはたいてい振動がひどいので内部はそれなりに対策しましたが、安いコネクターを使ったのだけは失敗だったかもしれません。月末のテスト走行が終わったら考えます。

商品パッケージ

これまでココアシステムズの製品は簡易梱包でしたがようやくパッケージを準備することができました。

一流メーカーのようなフル印刷はできないので白箱にシールを貼っただけですが愛情込めて作りました(^^)。

量産には、試作・特注とは違う難しさがありますね。

これまでにご購入いただいた方でこのパッケージご入り用でしたら送料無料でお送りしますので、ココアシステムズまでご連絡ください。

はんだ煙の(超)簡易清浄機

はんだ付けを行うとき、見た目は悪いのですが、組み立てPC用廃熱ファンに活性炭フィルタを組み合わせたものを簡易空気清浄機として使用しています。フィルタは排出口に(無理矢理)挟み込みました。ファンは扇風機タイプではなくシロッコファンを使うのがポイント。

見た目どおりそれほど吸引力はなく手前20cm程度ですが、あまり強力でも冷えすぎてはんだ付けの信頼性が落ちるので、これぐらいがちょうどいいかもしれません。

はんだ付け専用の空気清浄機も市販されていますが(PCI 2スロット分のこれと比べれば)でかくてじゃまなので、そこまでの必要もないというホビーユーザさんはお試し下さい。

今年もオーストラリアのタイムアタックに

オーストラリアのイースタンクリークインターナショナルレースウェイで毎年行われるWorld Time Attack Challenge

ココアシステムズは今年は、今ほど上記サイトでエントリーが発表されたTeam Top Fuel with Voltexのサポートを行います。

チーム的には初参戦ですがVOLTEXさんとぼくは3度目なのでオーストラリアに友人も多く不安はありません。現地でモメるポイントもわかっているので、車両のポテンシャルをあげることだけに集中できます。

現在ココアシステムズでは通常製品の開発と平行し、VOLTEXさん依頼の計測装置群を製作・テストしているところです。実車でうまく動けば公開できるかもしれません。うまくいかなければ無かったことになりますが(笑)。

ランエボマガジンのウェブレポートに

ランサーエボリューションWEBマガジンイベントレポートで、東京オートサロンに展示したココアシステムズの製品が紹介されてました(嬉)。

本誌の発売日が5月26日に変更となりエボ10デモカーを持つココアシステムズとしても寂しかったのですが、でもその間はウェブ版が見逃せませんね!

新版のSST用自動復帰装置はもう少しお待ちください

先週末、隣県にお住まいの真尾さんご夫妻(仮名)に開発協力いただき、新版自動復帰装置のSST走行モード復帰テストをいました。

新版の特徴は入出力を1本の電線で行うことで、これにより車両配線が旧版に比べ減り作業もずっと楽になることでした。その代わりプログラム的には、自動復帰装置が自ら行う操作と、人間が(装置から見たら気ままに)行う操作との区別・判断がつきづらくなるという難点があり、今回はその点でハマってしまいSST走行モードのSスポーツのみ自動復帰させることができず持ち越しになってしまいました。

SST・ASC・ICWS(インタークーラーウォータースプレー)自動復帰装置第二版の発売はもうしばらくお待ちください。