ACD/AYCメーター試作機の試走

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エボ10用ACD/AYCメーター(CAN)が動くようになりました。開発中のS-AWCコントローラの動作可視化用なので市販予定はありません。

先日の状態だと西日で数字が全く見えなかったのでフードとスモークフィルタをつけてみました。

左2桁がACD、右2桁がAYCの生値。無理矢理風味ですが下のドット位置がAYCの向きを表してます。

またDL1など外部入力を持つロガー用にアナログ出力もつけました。

下の動画はTARMACで、側道から出て少し強めに加速しているところ。GRAVEL/SNOWだともっと大きい数字が出ます。ココアシステムズのエボ10はフロントデフ入り・Sタイヤなので、車輪速の差が出やすいノーマル車両ならさらなる増加が見込めそう(?)。

筑波スーパーバトル

レブスピード誌主催の筑波スーパーバトルが7日行われ、午前中だけでしたがお客さんのサポートと見学をしてきました。

当初はTopFuel with VOLTEX S2000RRの計測器サポートの予定でしたが、前日の練習走行でシーケンシャルドグトランスミッションの不調が判明し残念ながらチームは参戦を辞退。何年も参加側でしたが一転気楽な見学者で、いろいろ見て回ることができました。

その中でいくつか電子機器製作の依頼もいただき、出張が終わったら解析をはじめます。これらは今まで思いもつかなかったお客さんの困りごとで、やっぱり現場の生の声が一番ですね。

エボ10用ACD/AYCメーター、ちょっと完成

エボ10用S-AWCコントローラ確認用に作ってるACD/AYCメーターの装置部分だけ完成しました。ECUからの生値を前後2桁ずつにそれぞれ表示予定。AYCの向きはピリオドの点灯でごまかそうと思います。

インカービデオに栄えるよう7SEGディスプレイでつくってみたのですがいつもつかう液晶ディスプレイとくらべ表示のためだけの部品が多くなって大変ですね。ディスプレイの奥側水平にまだ6cm x 6cmの制御基板がくっついてます。

楽しい(?)ソフトウェア部分については、明日からの筑波スーパーバトルサポートなどの出張が終わってから作成します。

このモニターの発売予定はありませんが来月の東京オートサロンにたぶん参考出品します。

エボ10 AYCのすごさの一端を発見

エボXの通信解析中にACDとAYCの効き(目標値)らしきパラメータを発見したのでその確認のために私有地にて確認走行を行っていました。そこで思いきりUターンをした時のデータに興味深い内容がありましたので紹介します。

※ ACD/AYCについてはメーカーの説明をご覧下さい

グラフがその時の内容で時間は5秒弱。ステアリングやスロットル、Gなどのログを取ってなかったので下記は想像も混じってます。

横軸3〜10まではクルマを曲げようとAYCはリヤが外に出る方向(グラフ下側)に作用していますが、たぶんスライドが始まった横軸11にACDを立ち上げ車両を安定させ、またAYCを逆方向に動作させ一瞬「カウンター」をあてています。この間ハンドルは同じ方向に切ったまま。そしてターンも終わりACDの拘束が収まる時に再度の「カウンター」で残ったヨーを殺してるような動作です。いわゆる「おつり」防止。

サーキット走行でもエボ10ではスピンの気配がないのはこのような高度な制御が常に行われているからなんですね。AYCは曲げるためだけの装置ではありませんでした。感動。

エボX用S-AWCコントローラ(開発中)の効果を確認するためこのACD/AYCモニターを製作中です。CANなのでOBD2ポートに差すだけ。モニターの市販予定はありませんが来年のオートサロンには展示するかもしれませんのでぜひVOLTEXさんブース内ココアシステムズまで遊びに来てください。

追記 : 完成した本技術は Do-Luck製“DTM2” に採用され現在発売中です

86解析ちゅー

今をときめく86をお借りし、ある電子機器の開発協力のため通信解析を行ってます。

BRZも同じでしょうけど、スバルかトヨタかボッシュか、対象にしてる各ECUをどこがつくったかわかりませんがだいぶいやらしいです。

まいったなあ。

追記 : なんとかなりました。よかったー。

追記2 : あんまりなんとかなってませんでした。どうしよー。

追記3 : 今度こそなんとかなった気がします。この6日間みっちりフルバケ拘束でした(笑)。

S-AWCコントローラ用ポン付けハーネスを試作

エボ10 S-AWC(ACD/AYC) ECUコネクターの発売元がようやく見つかったので、ポン付けハーネスを試作してみました。補強には3M製ホットメルトを使用、特に絶縁特性に優れるタイプです。

先日の灰色コネクターはある車種のECUハーネスから切り出したものだったのでとても通常販売はできませんでしたが、これなら現実的と言えなくもありません。「言えなくも」というのは、つくってみてわかったのが、想像以上に大変でできれば売りたくないということ(^^;)。

標準添付は無理そうなので、オプションにする予定です。

ハイパーレブ S2000 No.7

先頃発売のハイパーレブ S2000 No.7を、同じTeam TopFuel with VOLTEXメンバーの前田さんが送って下さいました。

8月にオーストラリアで行われたWorld Time Attack Challengeに参戦した写真のS2000RRの計測機器開発・走行解析サポートをココアシステムズが行いましたが、紙面でもそのことにたびたび触れていただいていました。感謝かんしゃです。

ちなみにこの写真、TopFuelさんのピットガレージに簡易スタジオを「建設」し撮影されたものだそうです。特殊な照明なども大量に持ち込まれていたようで、プロはそこまでやるのかと驚きました。

そんな裏話は載っていませんが(笑)、「ハイパーレブ S2000」ぜひご覧下さい。

開発協力のスイスポ製品もうすぐ発売

ココアシステムズ開発協力のZC32S スイフトスポーツ用製品「Vehicle Stability Control Canceller」(旧 ESP&TCS cut CPU/Vehicle Stability Control Cancel CPU)が11月11日発売だそうです。標準価格39,800円。

ケーブルや化粧プレートなどが写真にないのでわかりづらいですが、車両診断ポートにつなぎスイッチを押すだけで横滑り防止機能(ESP)とトラクションコントロール(TCS)が切れ、余計な制御なく走行を楽しむことができます。なおその時もABSは残るため安全。車両に接続したままにしておけば常時その状態がキープされるため走行前にカットし忘れる心配もありません。ノーマル復帰もボタン一発です。

非常にシンプルですがかなりのハイテク動作です。

詳しくはタイヤラウンジさんまでお問い合わせください。

S-AWCコントローラ用ポン付けコネクタ(特別仕様)

開発中のCZ4A エボ10用S-AWC(ACD/AYC)コントローラー。車両への接続には配線加工が必要なのですが、それでは「ちょっとお試し」というわけにいかないので、S-AWC ECUにポン付けできる特別なコネクターを準備しました。

現在のところこの1セットで何万円にもなってしまうため商品にはできませんが、これを備えたデモ機は5分でお客様の愛車でテストいただけるようになる予定です。

さてそのS-AWCコントローラの開発状況ですが、コントローラー本体とは別となる液晶ディスプレイ付き操作部との通信をプログラムしているところです。細かい機能が多いため制作に必要なコマンドもその分多く手こずってますが本体側はほぼ終わったので、明日ぐらいからPCを操作部と見立てて机上での動作確認を行う予定です。

雑誌取材の見学に本庄サーキットへ

このところ少しお手伝いをしているタイヤラウンジさんのZC32Sスイフトスポーツの雑誌取材があるということで見学に行ってきました。

ESP&TCScutCPUで横滑り防止機能・トランクションコントロールをオフにした状態とノーマル状態との比較ではやはり前者の方がタイムがよく、縁石で飛んだ時にもスロットルが戻ること無くコントロールでき、またABSもちゃんと動作するので、スポーツ走行には必須の装置だというプロドライバーの評価でした。

ZC31Sスイスポ用の開発時にはまた協力させてください。

現行スイフト用新製品技術協力続き

先日に引き続き、タイヤラウンジさん発売予定のZC32Sスイフトスポーツの横滑り防止機能(ESP)・トラクションコントロール(TCS)を完全カットする新製品の技術協力を行いました。

想像できるパターン全てでの動作確認がとれたそうであとはパッケージにするだけのようです。

本庄サーキット(埼玉)での雑誌取材があるとのことで、スイスポユーザさんはそちらでタイヤラウンジさんにおねだりすれば試させてもらえるのでは無いかと思います。たぶんそのままESP/TCS OFFの状態でフリー走行で走れます。興味ある方は問い合わせてみてください(結構すぐの日なのでこの記事を見るタイミングによっては取材は終わってるかも)。

ZC32スイフトスポーツ用新製品の技術協力

Battle Bee Racingさん発売予定の新製品「VSCキャンセラー」の技術協力を行いました。

現行スイフトスポーツ(ZC32S)の横滑り防止機能・トラクションコントロールを完全カットする装置で、おそらく世界初の製品です。純正のOFFスイッチでは実際には介入がありスポーツ走行時ナゾの減速と戦わねばなりませんが、これはほんとの完全オフだそうです。

ZC32S SWIFT SPORTの本当のパワーを解き放つ、サーキット走行好きには必須の製品になりそうですね。もうすぐ完成のようです。

詳しくはこちら

ウェブサイトを高速な(仮想)マシンに入れ替えました

さきほどココアシステムズのウェブサイトを高速な(仮想)マシン・ソフトウェアに入れ替えました。

これまではページの閲覧・移動の度に1秒前後の待ち時間があってあまり気持ちよくありませんでしたが、現在はかなりの表示速度短縮がなされたことがご確認いただけると思います。

久々に1からサーバを(ソフトウェア的に)つくったのでずいぶん時間がかかってしまいました。

サイト確認のため少しの間不安定な状態が続くかもしれませんがお許しください。

電子メールも同様にチェック中ですので、不具合を知らせていただく場合はFAXにてお願いします。電子メールはちゃんと届くかどうかまだわかりません(^^;)。

S-AWCコントローラの初期テスト

エボ10 Gセンサーの値変更防止用プロテクト(?)がほぼ解析できたので、それを試作コントローラに仕込んで、前後Gと横Gのどちらも1/2倍にした時とどちらも2倍にした時でそれぞれテスト走行してみました。

両者とも駐車場から道路に出る瞬間に違いがわかり、1/2倍時はハンドルが軽くクルマのロールが少し多め、2倍時には逆にハンドルが重くロールが少なめです。あ、ココアシステムズのエボ10GSRにはフロントLSDが入っています。

市街地走行でもその傾向は続き、加減速時のピッチングも1/2倍時には大きく、2倍時には少ない様子。ブレーキング時の車体の沈み方に大きく差がありました。

ちょっと勢いを付けた右左折時には、1/2倍時は不安定感が強くて曲がりすぎる感じで、2倍時には安定はしてるけど期待よりラインが少し膨らむ感じ。

かなり効いています。1/2倍はヤリ過ぎということもわかりました(笑)。

 

一時は「こんなのムーリー。開発中止ぃーっ!」と思いましたがようやく進められます。S-AWC ECU側もまだ調べなきゃなことがたくさん残ってますが、とりあえずよかったー。

エボ10のGセンサー解析一段落

昨日の続き。

プログラムの類推結果からルールを拡張し、それをプログラムに反映してさらに類推が深くなり、また拡張して…をひたすら繰り返し、7京(7の後に0が16個つく)パターン全て判明しました。

何十時間も暗号解読(??)をしたのは何年か前にECU読み書きプログラムを作った時以来でした。見つかるかどうか全くわからない計算パターンを探すのはやっぱりつらかったです。

追記 : 完成した本技術は Do-Luck製“DTM2” に採用され現在発売中です

エボ10用Gセンサーまだ解析中

S-AWC(ACD/AYC)コントローラー製作のためのGセンサー通信を未だ解析中です。

これまでも書いたとおり、通信の中でGやヨーを見ることは簡単ですが、コントロールのためにその値を変更するとなるととたんに難度が上がります。通信が正しいかどうかのチェック算出方法がブラックボックス化されているため再現できず、値を変更できないのです。無視してわずかでも変えると即、通信エラー。

で、この数日間ひたすら通信を見続けようやくルールの一部がわかってきたので、これを元に通信記録からまだ判明していない部分を類推するプログラムをつくりました。

そこからさらにどんなルールが見えてくるのか、ちょっと楽しみです。

AE86の計測器サポート

このところずーっとやっているエボ10用Gセンサー解析(解読?)は中断して、今日はAE86の社外センサーサポートを行ってきました。

尾崎自動車さん(地図)のレースカーで、LightSpeedさんによりフルコン、ダイレクトイグニッション、空燃比フィードバックという、昭和車とは思えない制御に変更されてます。

今回はこれにノック補正を加えるお手伝いをしました。ノック検出に必要な点火信号を装置にそのまま入力すると不具合が出るとのことで、オシロを見ながら部品を選び、乱れていた信号が整ったところで作業完了です。

尾崎自動車さんではさらにもう一台86をお持ちで、こちらは今シーズンに向け巨大なフェンダーを装着なさったそうな。

レース頑張ってください(^^)。

S-AWCコントローラー開発難儀中

すっかりご無沙汰していたエボ10用S-AWCコントローラーの開発を再開しています。

S-AWC ECUとGセンサーの通信を受け渡しするテスト機は実車で長時間動作しており、また机上ではGセンサーのプロトコルもほぼわかったつもりでした。というのが先週までのこと。

センサーの値を適切に調整するのが装置の原理なので解析済の内容にしたがってGセンサーの通信を変更しS-AWC ECUに入力するのですが、なぜかうまく動作しません。

なぜだー。

追記 : 完成した本技術は Do-Luck製“DTM2” に採用され現在発売中です

来年も東京オートサロンに

今年も残すところ4ヶ月となりました(笑)。

まだまだ鬼に笑われる時期ですが、ココアシステムズは来年1月の東京オートサロンにまた小ブースを出展できることになりました。今年同様VOLTEXさんのご協力で一角をお借りします。

先月World Time Attack Challengeで戦ったTopFuel with Voltex S2000は今も洋上のコンテナ内ですが、オートサロンではTopFuelさんブースにて展示予定だそうですので、VOLTEXさんブース(内ココアシステムズ)とあわせてお楽しみください。

東京オートサロン2013は来年1月11日(金)〜13日(日)開催です。

M-sportsさんで新製品開発

富山市のチューニングショップ M-sports さん(地図)のご協力で新製品の開発を行いました。

定休日のところ無理言って開けていただき、店主の水山さんにはつきっきりで解析・取り付け作業をサポートしてもらいました。ありがとうございました。

製品は近日中に発売予定です。