ReadyNAS を RAID6 に

NETGEAR ReadyNAS 526XというNAS(LANのディスクみたいなの?)を使っています。今回ディスク3本のRAID5(※)に1本追加し、RAID6(※)化を行いました。最小構成なので容量効率は非常に悪いです。

※ RAID5 : ディスクが1本壊れてもデータは死なない。4TB x 4本では容量12TB
※ RAID6 : ディスクが2本壊れてもデータは死なない。4TB x 4本では容量8TB
(RAID容量計算はこちらのサイトが便利です)

方法は、X-RAID2 / RAID5 の状態なら追加するディスクを挿さずに管理者ページ [システム] – [ボリューム] の X-RAID をクリックし Flex-RAID に変換(すぐ終わる)。ここでディスクを挿入し、認識された灰色のディスクを選び [パリティ追加] を選択。しばら〜く(4TB追加で22時間半)待ち「ボリューム data の状態は Degraded から 冗長へ変更されました」とメッセージがあったらまた X-RAID をクリックし X-RAID2 に戻す(すぐ終わる)という感じです。念のため最初に全バックアップを取りました。なお X-RAID 状態のままディスクを挿すと RAID5 で自動再構築が始まっちゃうので気をつけて。

10GbEで直結したWindows10のSSDから10.0GBのファイルコピーを行い、“ReadyNAS 526X メモリ増設”の時の記録と簡単な比較を行いました。ただファームウェアが異なり、前回6.9.3、今回6.9.4です。

デフォルトのページキャッシュの状態で、先が前回 約38秒、後が今回 約35秒。

ページキャッシュを8GBメモリの60%に設定した状態で、先が前回 約29秒、後が今回 約25秒。

頑丈になって、(ファームウェアのせいかもしれませんが)図らずも速くなったんですからわりかし満足。