カテゴリー : 開発

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プロカメラマン金子信敏さんによる走行写真

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先日筑波サーキットで行った製品開発走行をプロカメラマンの金子信敏さんに撮影していただきました。ドライバーはターザン山田さん、車両はココアシステムズ開発車両のランサーエボリューションX。

どの写真も素人が手を入れられない完璧なショットで、プロの撮影技術に脱帽するばかり。掲載した2枚もナンバー修正とリサイズをしただけです。

金子さんどうもありがとうございました。

筑波サーキット製品テスト

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四駆コントローラ(開発中)のテストをしてきました。

装置自体はロングテストも終わっており、開発ドライバーのターザン山田さんとともにこのところはランサーエボリューション10の特殊な四駆制御にあわせた最適マップの制作をしています。

R35GT-R Gセンサーエミュレーターとモニター

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展示会デモ用に、R35GT-Rの純正Gセンサー(CAN)を汎用加速度・ジャイロセンサーを用いておおむねエミュレートした装置を仕込んだプラモデルをつくりました。

またその出力をモニターする簡単なソフトウェアも準備し、外付けタッチディスプレイで少し遊べるようにもしてみました。Gサークルのつぶつぶが気持ち悪いです(笑)。

ZC31S スイスポ用VSC Canceller続報

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技術協力を行っているバトルビーレーシング製ZC31Sスイフトスポーツ用VSC(ESP)キャンセラーがもうすぐ完成のようです。

この装置を取り付けることで純正のボタン操作では切りきれない横滑り防止・トラクションコントロール機能を完全オフにできます。OBD2ポートへのポン付けで、また装着中はエンジン再始動後も設定状態が続く状態保持機能付き。

発売中の86/BRZ用も大変でしたがZC31S用はそれ以上に時間がかかりました。

スポーツ走行・サーキット走行好きなスイスポユーザはぜひ。なおZC32S用は発売中です。

発売日等詳細はバトルビーレーシングさんまでどうぞ。

 

追記 : 発売されました。詳細はこちら

ZC31Sスイスポの技術協力

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Battle Bee Racing(BBR)さん発売予定のZC31Sスイフトスポーツ用新製品の技術協力を行っています。

開発は思いの外順調なようですので発表も近そうです。

ZC31Sユーザさんは今後のBBRさんウェブサイトまたはFacebookを要チェックですね(^^)。

ECU通信解析のための事前解析練習

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はじめて挑む車両の通信解析を行う前に、その車両につく無関係なECUを用いて机上で事前に解析練習をすることにしました。

今回の場合はこうすることで実車での作業時間がかなり短縮できる見込みです。

OEMですので詳細は伏せますが1,2ヶ月中には製品にしたいですね。

ちなみに写真の配線、ほんとはこんなにたくさん要りません。大半はECUの下に敷いてるだけです(笑)。

ABS車輪速センサー出力整形装置をS2000RRに

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ワールドタイムアタックチャレンジに参戦するTopFuel/VOLTEX S2000RRはトランスミッションが社外品(ホリンジャー製6速シーケンシャルドグ)なので車速情報が取れませんでしたが、ABS撤去の際に外されていた車輪速センサーを今回ロガー用に再度つけていただいたので、それを元に簡易車速パルスを生成というか車輪速パルスを整形する装置つくってみました。

(一般的に「車速」はトランスミッションなどからひろう信号、「車輪速」は4輪それぞれからひろう信号とお考えください。ただ現代のクルマの多くは車速センサーが存在せず車輪速センサーのみの構成となっているようです)

S2000の車輪速センサー出力は速度によって周期と振幅がかわるサイン波(?)で、これを簡単なアナログ回路で0-5Vの矩形波に整形します。ただこれだけでは「車速パルス」とは言えませんが、トップフューエルさんがお持ちの外部装置で車速に修正できるそうなので、今回特にそのあたりの変換回路はつけませんでした。

S2000RRにトラクションコントロールを

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S2000RRにトラクションコントロールをつける開発を始めました。波形は手でぐるんと回した時の車輪速センサー出力。先日のナックルとは別のもので、先ほどトップフューエルさんから送っていただきました。

TopFuel/VOLTEX S2000RRは現在800馬力でタイヤ空転によるロスも大きく、アクセルコントロールよりずっと早くコンピュータが空転状況に応じたエンジン出力調整をすることでこれを少しでも減らしていくことが目標です。

このクルマで使用しているエンジンECUのHKS F-CON V Pro(通称金プロ)にはMoTeCなどのようなトラクションコントロール(のオプション)機能が無いため、前後車輪速差を中心に制御率を決める装置をつくり、F-CON V Proで出力を補正という感じに。

ただエンジンECUについては専門外ですので、トップフューエルさんにはもちろん、Light Speed Japanさんにもご協力いただきセッティングをつめていきます。

じゃっかん変則的な車輪速パルス生成装置

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特別なチューニングがなされたある車両用に、車輪速(CAN)からじゃっかん変則的な車速パルスを生成する装置を試作しました。

抱えている問題に対して100点満点の対策ではありませんがとりあえず解決するのではと思います。足りない部分は、依頼があれば後日機材等がそろってから取り組みます。

抽象的な書き方ですみません。

エボ10の走行取材

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今日はプロドライバーの運転によるサーキットでの雑誌取材でした。

CR-Z用に、車輪速による車速生成装置を製作

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TopFuelさんで製作中のKR-Z(他車エンジン・トランスミッション換装のCR-Z)用に、車輪速(CAN)から車速パルスを生成する装置をつくりました。写真はCR-Zの最大スピード表示値(テストで500km/h時のデータ入力中)。

CR-Zはトランスミッションに取り付けられたセンサーから車速を拾うタイプだそうですが、このクルマはシビックTypeRのトランスミッションを使用しているため周波数があわず実際の何倍もの速度が表示されます。メーターが実用にならないのはもちろん、目一杯まで引き上げられたスピードリミッターにも高速道路巡航前に到達してしまいます。

周波数を変換する簡易な装置でもよかったのですが、通信データ中の車輪速から車速パルスを作ることで、このKR-Z専用では無く比較的汎用になりそうなものができました。他車使用時は通信解析をする必要がありますがそれ自体はさほど手間ではありません。

現在価格等一切決まっていませんがメーター誤差に悩むCR-Zユーザさんはトップフューエル森本さんまでお問合せください。

KR-Z(改造CR-Z)のエラー対策完了

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三重TopFuelさんで昨日から作業していたKR-Z(エンジン・トランスミッション換装のCR-Z)のモーター・バッテリーを取り外した事によるエラー表示の対策ができました。

ディスプレイの警告は全部消え、対策後には(すでに外された)バッテリーの残量表示も追加されています。もちろんにせもの。バーが中途半端だったのでこの後MAXに書き換えておきました(笑)。

アシストモーター用ECUの通信をダミー装置で再現し入力しているため診断機をつないでもエラー(DTC)一切無しです。

このクルマはもう少し手直しを行ったらECUセッティングに入れるそうでとても楽しみ。

丸々2日間お付き合い下さったトップフューエル森本さんどうもありがとうございました。

KR-Z(改造CR-Z)のエラー対策中

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TopFuelさんで製作中のCR-Z。

K24A(2.4lエンジン)+TypeRトランスミッション換装という日本初(世界初?)の試みはエンジン始動&実走までOKとのことでしたが、ハイブリッドシステムを外したことによるメーターディスプレイのエラー表示が消えずうちが対応中です。

ハイブリッドシステムから車両につながる2系統の通信の内1本は比較的簡単に対応できたので「IMAエラー」は消えたのですが、メインのもう1本に苦戦中。(すでに取り外されたアシストモーター用)バッテリー充電不具合が点灯します。バッテリー残量はダミーECUで偽装してみましたがなにかまだ足りない模様。

定休日のところ無理言ってエンジニアの森本さんには明日も出社いただき一緒に作業を続けます。

興味ある方はトップフューエルさんまでお問い合わせください。なお車両製作記は10日発売のOPTION2誌掲載とのことですのでそちらもあわせてどぞー。

変換装置おおむね完成

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前回製作のサスペンションストローク・タイヤ温度計測装置とデータロガー(RaceTechnology DL1)の間に入る変換装置がおおむね完成しました。既存のケースにあわせたため基板はスカスカです。

センサーのチェック用に簡単なディスプレイもつけました。写真は、まだ1つしかない計測装置から送られてきている、左前輪のストローク63mm・温度29℃という情報を示しています。

明日から出張が続くため合間を見ての仕上げ作業になりますが今月中の完成を目指します。

計測モジュールおおむね完成

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VOLTEXさんご依頼のサスペンションストロークセンサーとタイヤ温度センサーの計測モジュール1輪分がおおむね完成しました。

写真はPCで表示していますが、実際には別途つくる変換装置と接続してロガーの通信ポートに入力します。いろいろ手間を省くため、この間の通信には最近のクルマで用いられているCANを、また配線には電話線(ツイストペア)を使ってみました。

ちなみに計測単位はストロークが0.04mm、温度が0.02℃ということになってます。精度1/10としても充分ですね。

サスペンションストロークセンサー

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VOLTEXさんの依頼でイギリスからストロークセンサーを取り寄せました。TopFuel with VOLTEX S2000RRのサスペンションの動きを計測します。

Active Sensors
http://www.activesensors.com/

ロッドの突き出し量で抵抗値が変わるという仕組みで測定はとても簡単(取付は大変そう)ですが、問題は現在使用中のデータロガーにこれらを入力するアナログチャネルが残っていないこと。車高・エンジンコンディションでほぼ使い切り中。

幸いRS232Cのデジタルデータチャネルが1つあるので、先に掲載したタイヤ温度センサーとあわせまとめてそこに入力する変換装置を試作しています。基板はできました。それっぽく動くようになったら後日紹介します。

タイヤ温度センサー

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走行中のタイヤ表面温度を記録できないかという依頼があり、非接触の温度センサーを準備してみました。デジタルセンサーですが、値を取得するプログラムは過去につくってあります。

また来週には同じ車両に使用するサスペンションストロークセンサーが届くので、これとあわせた作りものでしばらく楽しそう。

S-AWCコントローラー説明用にGセンサーをエミュレート

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走行に応じてGセンサーの値を最適化する仕組みのエボ10用S-AWCコントローラー(開発中)説明用に、汎用G・ジャイロセンサーを組み込んだプラモデルを作ってみました。リヤだけドシャコタン仕様(失敗)。

複雑な純正G・ヨーレートセンサーの出力(CANによる通信)をほぼ正確に再現しています。無駄に凝ってみました。

写真はS-AWCコントローラーにつないでGの表示を行っているところ。これだけ角度が付いてると重力で車両後方に0.2G引っ張られているというあんばいです。垂直で1G。

東京オートサロン(1/11〜13 幕張メッセ)に展示しますが、ただこれだけだとなんのこっちゃさっぱりわからないのが悩みどころ。説明員がこれを使ってS-AWCコントローラーの仕組みを解説しますので興味ある方は声をかけてください。

なお配線を屋根から生やしたのはぼくの趣味です(笑)。無線も考えましたがやり過ぎなのでやめました。

エボ10用 S-AWC コントローラーの“初”全開テスト

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エボ10用S-AWCコントローラー(開発中)のサーキット走行テストを行いました。これまで充分動作確認してきましたが全開走行は今回が初めてです。

ドライバーは全日本ジムカーナ選手権4年連続優勝経験のある MKsport 森田勝也名人。

P-LAPはもちろん、車載ビデオ、先日製作の ACD/AYC メーター(CAN)、この出力や走行情報を記録するデータロガー、車両・S-AWCコントローラーCANの通信をそれぞれ記録するノートPCといった、スイッチを全部入れるだけでもそこそこめんどくさい装備で、コントローラーの設定を変更しながら走行を繰り返しました。

膨大に取れたデータはおいおい見るとして、ドライバーのフィーリングでは加減速方向を増加・横(コーナリング)方向を減少するよう調整するのが軽快なオーバーステア気味で乗りやすいとのこと。ベストタイムが出たのは連続周回でエンジン・タイヤはたれてもS-AWCコントローラーのセッティングがわかってきた終盤でした。

ブーストアップ・Sタイヤ・ジムカーナ選手といった組み合わせでの事でしたが、例えばタービン交換・普通タイヤ・(我々)一般ドライバーで、また高速コーナーがあるようなコースの場合は真逆のセッティングになるかもしれません。S-AWCコントローラーなら手元で変更でき、またそれを何セットもキープできるので、コンディションにあわせた調整が可能です。

1年以上の開発期間を経てようやくここまできました。製品化にはまだ時間がかかりますがどうぞお楽しみに。

世界初となる(であろう)エボ10用S-AWCコントローラーを使った今回のサーキット走行動画・解析データは来月の東京オートサロン(1月11〜13日 幕張メッセ)のVOLTEXブース内ココアシステムズにて公開予定です。

追記 : 完成した本技術は Do-Luck製“DTM2” に採用され現在発売中です

ACD/AYC メーター試作機の試走

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エボ10用ACD/AYCメーター(CAN)が動くようになりました。開発中のS-AWCコントローラの動作可視化用なので市販予定はありません。

先日の状態だと西日で数字が全く見えなかったのでフードとスモークフィルタをつけてみました。

左2桁がACD、右2桁がAYCの生値。無理矢理風味ですが下のドット位置がAYCの向きを表してます。

またDL1など外部入力を持つロガー用にアナログ出力もつけました。

下の動画はTARMACで、側道から出て少し強めに加速しているところ。GRAVEL/SNOWだともっと大きい数字が出ます。ココアシステムズのエボ10はフロントデフ入り・Sタイヤなので、車輪速の差が出やすいノーマル車両ならさらなる増加が見込めそう(?)。