TopFuel/VOLTEX S2000国内最終走行テスト

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10月の豪WorldTimeAttackChallenge PROクラス参戦 TopFuel/VOLTEX S2000の国内最終テストを富士スピードウェイで行いました。

残念ながらウェットコンディションだったため多くのテストメニューをこなすことは出来なかったようですが、今回一新されたVOLTEX製アンダーパネルの効果は素晴らしく、濡れた路面にもかかわらずコーナーでハンドルが重くて大変だというドライバー NOB谷口選手のコメントどおり、サスペンションストロークのログでもかなりのハイダウンフォースが確認できました。

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このクルマもチーム九州男児R34GT-R同様来月上旬オーストラリアに向けコンテナ詰めです。

今年ココアシステムズは“チーム九州男児”専任でこのS2000については特殊計測機器の提供のみですが、3度目の正直となる今回こそは表彰台の上の方にのぼってもらえるよう全力サポートします。

チーム九州男児R34GT-R 国内最終テスト走行

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先週のテストで判明したいくつかの不具合を解決し、22日、国内最後となるテスト走行をオートポリス(大分)で行いました。写真は走行直前のオーナー兼ドライバーの宮田さん。熱い男です。

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通常はこの車高↑が、

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走行中はダウンフォースでこんなに下がります。写真はホームストレート中盤ですが、車高センサーによるとトップスピード時には地面との距離が1cmにまでなっています。オートポリスに比べ World Time Attack Challenge (WTAC) が行われる Sydney Motorsport Park は路面がよくないので現地での足回り・空力セッティングには苦労しそうです。

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今テストは車工房ディサイドさん九州男児商会さん、ケンズオートさん、ボディワークスオガタさん、平川さん(VOLTEX)、オートワークスバンディットさん、ガレージM-SPECさん、オートファクトリーステルスさん、ココアシステムズの9企業(順不同)と応援の方で総勢13名での大サポート部隊でした。チーム九州男児R34GT-Rを世界の舞台で走らせようと、みなさん手弁当で頑張っています。また朝霞の種馬さんを始め多くの日本人サポーターがオーストラリアWTACで現地速報・撮影を行ってくださいます。WTACは10月17,18日が本番!

しかしそんな中、ココアシステムズ謹製の電子機器がレーシングスピードでクルマに不具合を出すという問題がなかなか解決できず少ない走行枠の半分以上を無駄にしてしまいました。チームの皆さん申し訳ありませんでした。

車輪速波形整形装置

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サポートする“チーム九州男児”R34GT-Rは大馬力ゆえ、振れるドライブシャフトが車輪速センサーに当たらないよう安全のため純正位置から少し調整されています。

そのためセンサー出力が弱いところがありロガーで一部の車輪速センサーの値が拾えていませんでした。

車輪速(4つのタイヤのそれぞれの回転数)はトラクション確認のためできればチェックしたいので波形整形装置を急きょ製作しました。ちょっとの振幅でも0-12Vの矩形波に変換します。

実はこの装置、10月に行われるWorldTimeAttackChallengeまでに作ればいいかなあと余裕でいたものだったんですが、明日九州で使います。実車でロガーが認識してくれるか、などといった確認全てはその時です(^^;)。

WTACウェブサイトに走行テスト記事掲載

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先日の“チーム九州男児”R34GT-R走行テストの記事が World Time Attack Challenge(WTAC) のウェブサイトに掲載されました。

“Kyushu Danji GTR final testing at Autopolis”

# WTAC2014は10月17,18日、オーストラリアで行われます。ココアシステムズはこのクルマの計測サポートをしています

チーム九州男児R34GT-R テスト走行

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オートポリス(大分)で行われた“チーム九州男児”R34GT-Rのテスト走行に参加しました。

WorldTimeAttackChallenge(WTAC)レギュレーションにあわせ車高を5cmに設定していますが、速度が上がるにつれ発生する強力なダウンフォースによりクルマはそこから何センチも沈むため、特殊なセンサーで走行中の地面との距離やまたエンジンコンディション等を記録・解析します。

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途中、車両にいくつか不具合も見つかりましたが、チームで一つずつつぶしていき、クルマ的に余力を残した状態で1分54秒でした。気温30度、スリップサインが出そうなタイヤとしてはだいぶいいタイムだそうです。

また車高変化による概算ですがダウンフォースも2トンちょっと出ていました。

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WTACで結構良い成績が期待できそうなテスト内容でした。

R34/R33用アテーサモニター試作

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スカイラインGT-R用アテーサ(四駆)モニターを試作しました。もちろん豪WorldTimeAttackChallenge参戦“チーム九州男児”R34スカイラインGT-R用です。

このモニターは「つながる」「離す」を繰り返して油圧をコントロールするトランスファー(四駆)ソレノイドの動作時間の割合を表示します。ただ停車状態でも一定の油圧をかけてるので、グラフが見やすいようその分引く機能はつけときました。このあたりの数値は純正四駆ECUの種類によって変わるのではと思います。ちなみにGT-Rは前後比0:100のFR状態には絶対になりません(理由は割愛)。

例えばこのモニターでトランスファーの動きを見ながらアクセルコントロールを行えば、四駆が良いあんばいにかかったところでパワーをのせ豪快に立ち上がる“The GT-R”な走りができる、、、かも。テールスライドしてからフロントがひっぱりはじめても時すでに遅し。無駄に滑らさずアクセルオンを一瞬遅らせてでもアテーサが効き始めてから加速させるのがタイムアップの秘訣です。

なお写ってない親機の方にはいつものロガー用出力とかついてますが地味なので載せません(笑)。

R35GT-R用新製品開発はじめました

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ドゥーラックさんとR35 GT-Rの新製品開発をはじめました。研究段階なので公開は控えますが、技術協力した同車種用アテーサコントローラー“DTM2”に次ぐ車両制御系電子パーツです。

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ちなみにこれは車両通信解析の途中で見つけたメーター表示。ギアポジションを示しており、現在「8速」です。もちろんGT-Rは6速トランスミッションなので通常表示されることはありません。このあたりをうまく使えば簡単なディスプレイ代わりになりそうです。

チーム九州男児ミーティングとロガー取り付け

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先週末より福岡でワールドタイムアタックチャレンジ(WTAC)参戦“チーム九州男児”のミーティングを行い、エアロデバイスの開発が行われている三重のボルテックスさん新工場にて車両にセンサー・ロガーを取り付けてきました。Facebookには細々書いてましたので興味ある方はそちらもどうぞ。

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VOLTEXさん所有の映像合成装置“VIDEO4”も設置しました。車両情報とインカービデオがリアルタイムに合成記録されるため走行直後に状況が把握できるのが便利です。またログとビデオがリンクするので解析時に視覚と数値で迅速な判断ができます。

ところでこの車両、ぱっと見はそれほど激しさを感じさせませんが、中身はオーナーとボディーショップオガタさんによる作り込みがすごく、なぜ他のGT-Rから何歩も抜きんでてるかという理由がよくわかりました。作業中いちいち感心しちゃうこういう深い愛情が感じられるクルマには自然とこちらも気持ちが入ります(^^)。

あ。唐突ですがチーム九州男児のメンバーを紹介します。

車両オーナー・ドライバー…宮田純彦さん(アマチュア)
車両製作…ボディーショップオガタさん
足回り…ケンズオートさん
ECUセッティング…ディサイドさん
ブレーキ…九州男児商会さん
エアロデバイス…VOLTEXさん
計測…ココアシステムズ

現在各職人により車両準備が進められており来月シェイクダウンです。その後テストを繰り返し9月コンテナ詰め、10月オーストラリアでタイムアタック本番という予定。

皆様応援よろしくお願いいたします。

R34/R33GT-R用新型四駆コントローラ開発中

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WTAC参戦のGT-R(過去記事)用に新型のアテーサコントローラを作っています。

カタチから入るタイプなのでまずは楽しいインタフェース設計から。一部イメージですがタッチパネルのボタン類は全部動作します。

完成しなかったら恥ずかしいので詳しい説明はちゃんと動くようになってからですが(笑)、使用には一般的なタイプのアテーサコントローラ(DoLuck製デジタルGセンサー含む)と組み合わせることを想定しています。

大馬力車両特有の、アテーサが効き始めるとっくの前にリヤタイヤが滑っちゃってるという運転のしづらさが解消できるといいのですが。

WTAC2014でR34GT-Rをサポート

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写真提供 : スマイリーショットさん

ココアシステムズはWorld Time Attack Challenge 2014※ PRO AM CLASS参戦予定のR34スカイラインGT-R“阿蘇の大魔神号”(エントリーリストにはまだ載っていません)の特殊計測機器サポートを行います。現地同行予定。

※ World Time Attack Challenge(WTAC) : オーストラリアで毎年行われるチューニングカータイムアタックの世界大会。今年は10月17,18日に開催

R34GT-Rはうちの開発車両でもあり得意な部類の一台です。

“阿蘇の大魔神号”とは初ですがココアシステムズは縁あってWTACには5回目の参戦なので、計測機だけで無く、日本とは勝手が違う現地の細々したことなどもサポートします。って言うほどすることないですけど(笑)。

現在車両はチームにより大幅なアップデートが行われておりシェイクダウンは少し先ですが、一流の布陣で挑んでいますので、とても楽しみな4ヶ月間です。

皆様ぜひ応援よろしくお願いいたします。

追記 : 主催者のウェブサイトでも参戦の発表がなされました

USBドングル

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ココアシステムズでは高額な業務用PCソフトウェアの開発・OEM販売も行っており、それにはこのようなUSBドングル(ハードウェアキー)を添付しています。

USBドングルに「山」と伝えたときの返事が(暗号化された正しい)「川」だったときのみソフトウェアを起動するというのが仕組みのベースですが、別の暗号パターンでソフトウェア自体を何重にも暗号化できたり、同じソフトウェアで顧客(USBドングル所有者)ごとに機能の有効無効を決められたりします。

プログラムをほぼ確実にプロテクトできるマイコンに慣れると、こういった対策に悩まされるPCソフトウェアは本当にめんどうに思われます(^^;)。

エボ10用DTM2、4型以降に対応

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技術協力している エボ10用S-AWCコントローラー“DoLuck製DTM2” の対応車両年式は’10年9月製造までのいわゆる1〜3型のみでしたが、4型以降(’10年10月〜)に対応した試作品が完成したとのことで、4型のエボ10でサーキット走行を楽しんでいらっしゃる新潟のI様に遠路お越し頂き長期テストをお願いしました。

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試走では従来のDTM2同様「リヤによる旋回」が強く見られその変化にI様も喜んでいらっしゃいました。

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写真のように3型まで(左)と4型以降(右)で車両Gセンサーが異なるためDTM2もそれぞれ専用の製品となるようです。またこの切りかわり時期の車両はどちらのセンサーが付いているか不確定かもしれませんので確認なさることをお勧めします。

 

追記 : 4型以降版も完全動作することが確認できています。3型までと4型以降のGセンサーで製品が異なりますのでご注文の際はご注意下さい

WTAC2014にTopFuel/VOLTEX S2000RR参戦

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特殊計測機器をサポートするTopFuel/VOLTEX S2000RRが2014年10月にオーストラリアで行われるWorld Time Attack Challenge(WTAC)に今年も参戦することが先頃正式発表されました。

http://www.worldtimeattack.com/index.php/top-fuel-more-serious-than-ever-for-2014-assault/

過去2戦とも車両トラブルにより悔し涙を流してきましたが、昨シーズンのテストでは富士スピードウェイのチューニングカーコースレコードを再更新するなど車両の熟成度も格段に上がっていますので、今年のチームはうれし涙をオーストラリアに落としてこられることを確信しています。

頑張ってきて下さい!

熱電対による温度計測装置

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6気筒エンジンのシリンダーヘッドまわり(6カ所)の温度変化を知りたいというご依頼で、安価なK型熱電対を用いた計測機をつくりました。

といっても便利な専用アンプICが存在するのでそれを使った簡単な回路を6こつなげ、その出力をデータ集録装置(DAQ)に接続しただけ。

今回はシャシダイでの確認なのでPCで記録します。実走で使用することになった場合はまた考えます(笑)。

実車風洞実験5日目

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VOLTEXさんによる風洞実験最終日の今日は、ガレージ力さんのR35GT-Rの計測でした。

純正で作り込まれているクルマは隙が無く、ふいんきエアロではまずノーマル以下の空力になることがよくわかりました。

これは86/BRZにも共通することで、現在チューニングカーとして一般的な一世代以上前のクルマのように「これをつければ改善される」というような単純なものではなく、今まで以上にホンモノの製品・知識が求められる難しさを感じました。

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ちなみに三重大学の風洞設備はこんな感じ。

巨大なトンネルループで空気が加速し続けられる仕組みです。

実車風洞実験4日目

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VOLTEXさんによる風洞実験4日目はTopFuel/VOLTEX S2000RRのリヤウイングまわりの改良が中心でした。

もちろんGTウイングメーカーのVOLTEXさんが今さら普通のことを行うわけがなく、残念ながら写真では見えませんがウイング下段に角度調整式の同じようなウイングがもう1枚追加されていたりします。どハデ(笑)。

当然効果はあったのですがそうでもない条件もありちょっと難しいウイングでした。この実験で充分データが取れているのでVOLTEXさんは最適解が出せるでしょうが、単にまねても効果を出すのはちょっと大変だろうという感じです。詳細は近日発売のオプション誌またはVOLTEXさんの今後のブログをご覧下さい。

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明日はガレージ力さんのR35 GT-Rを計測します。

さすがにR35は重くて巨大で、この土台に乗せるのも一苦労だったようです。この頃ココアシステムズはクルマに貼る毛糸の量産をしていてこのたいへんな作業はチラ見でした(笑)。

実車風洞実験3日目

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VOLTEXさんによる実車風洞実験3日目は関西サービスさんの86(BRZ?)がメインでした。

雑誌取材もあったため内容は省略しますが、ノーマルはノーマル縛りの中でとてもよくできており、また関西サービスさんのエアロデバイスはそれを越す性能が出ていることが確認できました。うちは計測値しか見てませんがそれで言えばこれはおすすめできます。乗ってわかるほどの差が出てました。

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その後はTopFuel/VOLTEX S2000RRを計測台へ。

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こんな感じでクルマを吊して移動します。

簡単にたんたんとテストしてるように思われがちですがこの下ごしらえがほんとに大変なんです。

明日はこのクルマが今年のWorld Time Attack Challengeで二駆部門優勝できるようなSPLパーツを探します。

実車風洞実験2日目

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VOLTEXさん実車風洞実験の2日目は昨日のエボ9の計測がメインでした。

フロントバンパーとサイドステップの空気の流れがたいへんよろしいです。ダウンフォースもかなり出ていました。

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World Time Attack Challenge仕様の前まわりに交換しての計測では、大人げなく勝つならこれ一択でいいのではという感じの、これまでに見たことが無いようなトンデモな各数値でした。計測機の不具合かと思いましたよ(笑)。

他にもいくつか行ったテストに関して、今後VOLTEXさんブログで解説があるかもしれません。

明日は関西サービスさんの86/BRZの計測です。

実車風洞実験1日目

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VOLTEXさんが三重大学で定期的に行う実車風洞実験の初日でした。金曜日まで続きます。

期間中3台の計測を行う予定で、その第1号はVOLTEX最新フルエアロのエボ9。♪速(とんそく)の貴公子さんのおクルマをお借りしさらなる空力デバイスの開発を行います。

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今日は設営・計測機器のチェックでした。明日から計測開始です。

あ、ココアシステムズは風洞実験では、計測機器開発と記録を行っています。

なつかしいGT-R用アテーサメーター

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プロチューナーの方からGT-Rの四駆システム“アテーサE-TS”の効きっぷりが知りたいという話があったので、試作品を詰めたダンボール箱からこんなメーターを探し出しました。

5年ぐらい前につくったとても簡単な装置で、トランスファー・ソレノイドの圧着ぐあいを表示します。ロガー用のアナログ電圧出力も付いていました(すっかり忘れています)。

R32〜R34 GT-Rにはkgf・m表示の純正フロントトルクメーターがありますが、どうやって計測しているかというと、実はそんなものわからないのでテキトー表示なんです。値はノーマルエンジン出力データとトランスファーソレノイドの圧着ぐあいをベースに、メーカーがユーザーの問い合わせに答えるのがめんどくさいであろう動作を省くなどしたものだと想像されますので、ストック状態の車両以外ではあんまりあてになりません。なので単純にトランスファー・ソレノイドの動きを見たかったようなのです、当時のぼくは(笑)。

回路違いの同じメーターがもう1つ「発掘」されたので、近いうちに開発車両のR34で試して(思い出して)、2つとも先のプロチューナーにお貸しして遊んでもらいます。

#一般貸出等は行っていません