ちなみに昨年のトップタイムはVOLTEXフルエアロのTilton Interiors Racing エボ9(豪)で1分24秒8。風洞実験等でココアシステムズも極々わずかですが関わったこのクルマはたくさんのロールバーが張り巡らされており、これをどう見たのかパイプフレームと妄想しだから速いんだとおっしゃる方もいるようですが、海外は安全性に対する意識がとても強く重量増でタイムに響くとしてもドライバーを守る装備を最重要視する傾向です。当前ですがノーマルフレームを使った「チューニングカー」(市販改造車)で、それはWTACのレギュレーションでもあります。
走行中はダウンフォースでこんなに下がります。写真はホームストレート中盤ですが、車高センサーによるとトップスピード時には地面との距離が1cmにまでなっています。オートポリスに比べ World Time Attack Challenge (WTAC) が行われる Sydney Motorsport Park は路面がよくないので現地での足回り・空力セッティングには苦労しそうです。