WRX STIの電子制御キャンセルを研究中

dsc_1417

スバルWRX STI(VAB)はスポーツ走行の特殊な状況で電子制御スロットル(電スロ)が閉じてしまう症状が出ているようです。

VABではそのネタの一部となっているであろうGやヨーといった姿勢情報がABSユニットから出力されているためこれを調べています。

また今後、同車種のデモカーを持つM-sportsさん(富山県)と共同で実車での研究を進めます。

ベンツE55 AMGにレバーパドルを取り付け

dsc00954

シフトパドルがボタン式なメルセデスベンツE55 AMG(W211)前期に、中後期用のレバー式パドルを取り付けました。ユージーランドボディーさん(埼玉)への技術協力。

同じパドルでもボタンとレバーで電気的特性が全く異なるため単純な交換では動作しません。そのため同社オリジナルのブリッピングモジュール(シフトダウン時にエンジンを吹かし変速ショックを減らす装置)のオプション機能で変換動作も同時に行います。

パドルの変更・追加が可能な車種はこれまでSLクラスのみでしたが、今回の開発でEクラスも対応できるようになりました。

ブリッピングモジュール及びパドルのお問い合わせはユージーランドボディーさんまで。

ベンツ用に高速走行時の車高をキープする装置

IMG_1854

メルセデスベンツのエアサス・油圧サス(ABC)車は高速走行時、運動性能向上のため速度に応じて車高を自動で下げる機能がついています。キャンセルはできません。

普通に乗る分には便利な仕組みですが、社外エアサスコントローラーなどでシャコタンにしていてもこの機能が働いてしまうため、いちいち車高を上げるか、または高速道路をゆっくり走らなければならないそうです。

そのため ユージーランドボディーさん(埼玉)では現在、高速走行時にも車高を下げない電子パーツを開発中です。エアサスコントローラーのように車高センサーの値をごまかす方式だと速度による調整設定が必要でとてつもなくめんどうなので、今回はもう少しハイテクに機能をキャンセルさせます。ココアシステムズ技術協力。

お問い合わせはユージーランドボディーさんまで。

アルトターボRS用AGS最適化プログラム

IMG_1844

技術協力したHA36S アルトターボRS AGS(セミオートマ)最適化プログラムが、バトルビーレーシングさんから8月20日発売されます。

プロドライバーの菊地靖さんに本庄サーキット(埼玉)で調整前・後の乗り比べをして頂きましたがやはり最適化は好評価で、ラップタイムもぐっと上がる結果でした。詳しくは近日発売のレブスピード誌をご覧下さい。

当面は店頭での作業のみのようです。詳しくはバトルビーレーシングさんにお問い合わせ下さい。

ドリフト用走行解析装置

IMG_1704

全日本ドリフト選手権“D1″は、車両に取り付けたセンサーによる機械審査(DOSS)が行われています。仕組みはビデオオプション通信が参考になりますが、よくできているなあというのが素直な感想です。

そんなD1を先日初めて見ましたが、観客席のチーム員(スポッター)からの無線とドライバーの感覚だよりというチームがほとんどでした。スポッターはドライバーのメンタルコントロールも行う興味深いポジションでしたが、語弊を恐れず書くとD1はセンサーのゲーム(試合)ですから、うちとしては同じく数値から入ろうとまずは同等の装置を作ってみました。

DSC_1077

SDカードにドリフト走行データを記録します。

ドライバーがぱっと見でヨー加速度(ふりかえし速度)と最高速がわかるようにもしてみました。ヨーの積分とGPS情報でドリフト中の角度も出るはずですがきっとそううまくはいかないので、この辺はログを見ながらおいおい追加します。

あと、社外トランスミッションでは車速パルスがとれずスピードメーターが動かなくなりますが、GPSとCANでいいあんばいになるようにしておきました。フロント車輪速でスピードメーターを動かす一部車両以外、そもそも空回ししているドリフト中は車速全くわかりません。D1では車速も配点されているようです。

ただこの装置、センサーは同じでもソフトウェアがよちよち状態なのでDOSSには遠く及びませんし、そのDOSSのパラメーターも(たぶん)審査員がコースごとに決めるものなので点数も出せません。もしかしたら何か参考になるかも、なぐらい。

来週サーキットでテストします。

非売品。

 

実はピットとスポッターが走行状態をライブで知るために920MHz帯の無線通信装置も準備しましたが、D1はテレメトリー禁止でした。残念。

DSC_1051

アルトターボRSのAGS動作を改善

DSC00935

HA36S アルトターボRSのセミオートマ機構(AGS)は、クラッチに負担をかけないようコンピュータが「丁寧」にエンジン回転をあわせるため、シフトチェンジのゆっくり感がちょっと気になります。

この度タイヤラウンジさんがECUの調整でそのレスポンスを上げることに成功なさいました。ココアシステムズ技術協力。

近々一般販売(調整)予定のようです。当面は店頭での作業だけだと思いますが準備が整えば通販もできるようになるのではないでしょうか。

お問い合わせ等はタイヤラウンジさんまでどうぞ。

DSC00937

アルコール燃料センサー接続装置

DSC_0877

バイオエタノールなどの燃料中アルコール濃度と温度を計測するセンサー(写真右)を F-CON V Pro など社外のエンジンコンピュータや一般的なデータロガーなどに接続するための装置をつくりました。

濃度と温度をそれぞれ0-5Vのアナログ電圧で出力するため汎用的に利用できます。またセンサー故障や断線時にエンジンコンピュータに異常を知らせる簡単な仕組みも取り入れました。接続装置自体が故障した場合はどうにもなりませんが。。。

まずは競技車両でテストしてみます。

燃料アルコール濃度センサー

DSC_0805

燃料アルコール濃度センサーを用意してみました。

国内ではあまり見ませんが、バイオエタノールを燃料に使用/添加してその濃度に応じてエンジンコンピュータのセッティングを調整し出力アップをはかる技術はチューニングカーのタイムアタックなどに使いやすいのではと思います。

センサーは濃度の他に燃温も測れるのに信号線は1本なので通信かなあと想像してましたが、いろいろな条件の燃料を通して調べたら周波数とパルス幅で2値を表すアナログ的方式でした。なるほど。

まずはフルコンで補正マップがつくれるような出力変換装置を作ってみます。

アルト用スピードリミッター解除装置の発売が決定

このところずっと技術協力を行っていたバトルビーレーショング製アルトターボRS/ワークス(HA36S)用スピードリミッター解除装置の発売開始日時が 5/20(金)12:00 に決まりました。標準価格48,800円(+消費税)。

IMG_1617_

初期ロットは少量のため公式オンラインショップだけの販売だそうです。ポン付けではありませんのでプロショップでの取り付け必須。
http://tirelounge.shop-pro.jp/

なおトラクションコントロール(ESP)解除装置の VSCキャンセラー(HA36S用)も同時利用可能です。

いずれの製品もお問い合わせはバトルビーレーシングさんまで。

アルトターボRSリミッターカット車速グラフ

altorslimittercut

バトルビーレーシングさん開発中のHA36Sアルトワークス/ターボRS用スピードリミッター解除装置の、ターボRSでの車速グラフです。技術協力製品。なお記録にはGPS付きデータロガー(Racetechnology DL1)を使用しました。

グラフでは140km/hのリミッターを越しても車速が伸びていることが確認できます。また純正ではその前の130km/hからアクセル全開でも電子制御スロットル(電スロ)がハーフになりほぼ加速しなくなってしまいますが、それも解消しています。

発売はゴールデンウイーク後になるのではないかと思います。初期ロットは数が少ないです。

追記 : 発売は2016年5月中旬だそうです。

お問い合わせはバトルビーレーシングさんまで。

熊本地震支援

先の熊本地震の初期支援として30万円を、福岡から支援物資を運んでくださっている方に託しました。多くはありませんが小規模事業主としては精一杯のところです。

今後も支援を行っていくつもりですが、賛同頂ける方は日本赤十字社など信頼の置ける団体への義援金の送金をお願いいたします。

日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/

ハイパミでアルト用リミッター解除装置テスト

IMG_1614

筑波サーキットで行われたハイパーミーティングのアルト5LAPSバトルで、開発中のリミッターカット装置のテストを行いました。バトルビーレーシングさんへの技術協力品。

IMG_1617

同レースエントリーのHA36Sアルトワークス/ターボRS数台にもテストをしていただきましたが特に問題なく予選・本選と走行なさったようでした。

もう少し調整する部分があるため発売は未定です。詳しくはタイヤラウンジさんにお問い合わせください。

アルト用リミッターカット装置に車速パルス出力追加

DSC_0660

バトルビーレーシングさん開発中のHA36Sアルト(ワークス/ターボRS)用スピードリミッターカット装置に、車速パルス出力がテスト装備されました。技術協力品。

2パルス5V限定ですが249km/hまで対応しています。

ただ仕様がまだ確定していないため製品では省かれるかもしれません。

スピードリミッターカッターの発売日は未定です。

ベンツのアクセルペダル故障内容確認

DSC_0598

メルセデスベンツのスロットルペダルが故障したとのことでその献体を分解してみました。二系統あるペダル出力のうち低電圧側が電源電圧に張り付くという不具合です。

スロットルコントローラを使っていると壊れやすいといううわさもあるようで、技術協力のダウンシフトブリッピング装置も他人事(?)でなく気になります。

最初に結果を言うと(少なくともこのペダルの故障に関しては)スロコンなどの後付装置は全く無関係でした。

DSC_0599

樹脂とシール剤が大変硬く超音波カッターで切り刻んでようやく分解できた計測部分は可変抵抗では無く、磁力の変化により角度を測る半導体センサーでした。スライド接点と異なり非接触なため耐久性に優れますが、しかしうまくできているものです。

DSC_0637

センサーの1つが故障しているのかと思いきや、よくよく基板を見るとスルーホールがはがれています。つまり断線状態。センサーは正常でした。

もし他に壊れているペダルも同じなら製造不良に近いかもしれません。なおこのスルーホール、省いた方がシンプルな回路設計ができたはずという悲しい(というかナゾな)もの。

そうそうこの状態でしたら直すのはすぐですがここに至るまでが非常に大変なので、修理は承りません。新品ペダルを購入するのがベストです。

Attack 2016 筑波サーキット

IMG_1557

筑波サーキットで2/27に行われた Attack 2016 に少しサポートしているチーム九州男児/宮田GT-Rが参戦のためお手伝いに行ってきました。

この仕様での筑波の走行データが無いためうち的には単にログを取っただけでしたが、それでも今回ボディショップオガタさんの尽力でセンサーが増えたことにより四駆とブレーキに少し改善できるポイントが見つかったため、これからのセッティングにも生かせるかもしれません。

ちなみにベストラップは54秒9でした。

熊本からの往復3,200km、おつかれさまでした。

アルトワークス用スピードリミッターカッター デモ動画

リフトであげた空走状態での、HA36Sアルトワークス用試作スピードリミッターカット装置のデモ動画です。バトルビーレーシングさんへの技術協力品。

トラクションコントール(ESP)のカットには、BBR製VSCキャンセラーを使用しました。

一般的にはリミッターカットのために車速信号を途中で止めるとスピードメーターもそこで停止します。この製品では軽自動車のリミッター速度140km/hを越えても動作するよういいあんばいにしておきました。ただOBD2ポートから得られる車速情報は残念ながら途中停止しています。

追記 : 制御に少し不具合が見つかったため、製品では動画と異なり、140km/hを少し越えたあたり(実車速130km/h)でスピードメーターは停止します。またOBD2ポートから得られる車速情報も同様に停止します。

発売は未定ですが、詳しくはバトルビーレーシングさんへ。

アルトワークス用スピードリミッターカッター開発中

DSC00915

アルト ワークス(HA36S)用スピードリミッターカット装置開発の技術協力を行っています。

DSC00913

エンジンECUに入る信号を調整することで、まだリフト上での空転状態ではありますが、5速・レブリミットで170km/hオーバーを記録しました。ちなみに軽自動車のスピードリミッターは140km/hです。

この車両は5速MTの二駆でしたが、近いうちに四駆でも確認します。ターボRSもそうですがAGS(セミオートマ)車は専用ECUがトランスミッションからの車速も見ててちょっと難しそうなのでしばらく後に。。。

今のところ車速信号をごまかしたことによるスピードメーターの表示異常が出ていますがこれは後日対策してみます。

発売日未定です。詳しくはタイヤラウンジさんへ。

圧力センサー内蔵シフトノブをVProで使用する変換装置

DSC_0524

シーケンシャルトランスミッション(*)用に販売されている圧力センサー内蔵シフトノブを F-CON V Pro 3.3 で使用するための変換装置を製作しました。

(*)ギアの切り替えをシフトレバーの前後だけで行うギアボックス

お預かりしたこのノブは押すまたは引く強さで出力電圧が変わる仕組みでしたが、VProで点火カットなどを行うには12VかGNDの入力が必要なためそのままでは認識されません。この装置は、昭和っぽいボリュームダイヤルで前後それぞれ圧力を設定し、それ以上の力がかかったときVProに入力します。

きっとアクセル踏んだままシフトアップできたりするのでしょう。

温度検知型スイッチング装置

DSC_0470

庫内の温度管理をしたいとのことで、温度センサーによるAC100Vスイッチング装置を製作しました。

ご依頼の内容はこれだけでしたが、社内で多くの方が装置の横を通ることを想定して設定のロック・保存機能と、温度異常やセンサー断で警報が鳴る仕組みも勝手につけておきました。準備した大音量警報ブザーが予想以上にデカく外付けするしかなかったのがちょっと残念です。

ベンツのシフトダウンボタンをパドルに変更

DSC00892_

メルセデスベンツ SL55 AMG (R230前期)のシフト”ボタン”を”パドル”に変更する技術協力を行いました。取り付け等は全てユージーランドボディーさん

DSC00898_

先のパドル部分ですが、もとはこのようなボタンでした(別の車両)。

SL350にパドルを新設した時にわかっていましたがこのボタンと純正後期パドルでは動作時の電気特性(?)が全く違いましたので、同じ動作をするよういいあんばいにしました。

もともとボタンも押しやすいのですが、パドルだとグリップ位置がずれてても確実に握れるので、ハードな運転時にはこちらの方がいいかもしれませんね。見た目もレーシーですし。

詳しくはユージーランドボディーさんまで。